私は初老男である。
今年はちゃんとした「梅雨」がある。
どころか、地域地域においては「豪雨」の爪痕まで残った。
それでいて関東地方は「渇水」に悩んでいる。
たった数百キロ離れたところでは、洪水被害。
それになす術のない我々・・・。
こんなシビアな話で始めるような内容でなくて恐縮です。
「タモリ倶楽部」の話はたまにしている。
長寿番組だ。
タモリと言う人と、テレビ朝日の深夜番組のキーワードは
「ゆるさ」
だろう。
しかし、である。
テレビ朝日の「ゆるさ」はともかく、タモリの「ゆるさ」は瞬間的な「緊張」が時折垣間見える。
「緊張感」の正体は、彼自身の子どものような「好奇心」だと思っている。
彼自身に子供がいないので尚更なのか本当に様々なことに興味を持ち、それを「知識」のレベルにまで彼は昇華させている。
数回前のタモリ倶楽部での話。
「孤高の地図マニア ~ひとり国土地理院大集合!」
と言う企画があった。
これはスゴかった!
つまりは「存在しない、自分の頭の中だけにある街も地図を克明に描く」人たちの紹介した回である。
こういう人がいるのである・・・。
普通の人間が、子どもの頃にドライブに連れて行ってもらえば、その風景を「絵」にかいたり作文にして残すだろう。
しかし、それを「地図」に残すという子が極々少数だけれど存在するのだ。
すごいですよ!
細かいディティールにこだわり、国土地理院が作るように「等高線」を書き(知ってます?等高線。)バスの路線図まで書き、未成線(将来できるはずの鉄道)がなぜ未成線なのか?(実は土地の買収に失敗した?)とかも細かく細かく書き込んでいる。
コンビニさえも、架空のメーカーを4社考えロゴを作り不自然の無いように配置している。
そうなのだ。
その地図を描きながらも、彼らは描いた土地に住む市民の生活がはっきり思い浮かんでいるのだ。
その回の中での「空耳アワー」(タモリ倶楽部内の名物コーナー)のMC安斎氏も、似たようなゲームに熱中したことを吐露していた。
それは「陸上競技ゲーム」
トラックを升目にして、サイコロでゲームを進めるというゲームらしい。
これに熱中して、受験勉強をやらずに父親にそのゲームの「禁止」を言い渡されたという。
ここまでUpして、ハタと思いだした。
今は亡き阿佐田哲也氏の話。
彼も、そうしたゲームに熱中したという。
野球ゲームなのだが、つまりは「全部」自分がやるのである。
カードを数多く使い、あとはサイコロを用意。
チームを複数造り、選手を作る。
監督を任命して、本拠地を決める。
試合の日程を考え、その日の天候もサイコロで決める。
つまり「雨天ノーゲーム」なんてのもあり得るわけだ。
選手はカードにして、各チームのピッチャーのローテーションを考え、現実に1シーズン試合をやり、各選手の打撃成績をだして、全員と「契約更改」する。
もちろん、各試合の観客数もサイコロで決め、入場料を計算する。その収益で球団と選手の契約交渉も・・・・。
もうええわ・・・。
このゲームをやって、彼は文字通り「寝食」をわすれ、最後は苦痛でのた打ち回ったがやめられなかったという。
いまや、ゲーム業界は「隆盛」を極めている。
しかし、それは結局人のかいた筋書きをたどっているに過ぎない。
もちろん、様々なゲームにおいて、他に代えられない「醍醐味」があるがゆえにそれらのゲームが流行することに意味は大いにある。
だが、最高のゲームは、縷々述べてきたように、自分が全能の存在になる
「神様ゲーム」
なのである。
結果となる部分だけは「運(サイコロ)まかせ」で、それ以外は自分が「神」になる。
これなのだ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、あまり「神」になりすぎませんように。
May
そう言えば、ダウンタウンの松本がシュミレーションゲームが、オモシロくないって言ってたことがある。「王様の言うこと聞いてないで、その王様失脚させて自分が王様になったらええやん・・・」この人も「神様ゲーム」にハマるタイプではないだろうか?
今年はちゃんとした「梅雨」がある。
どころか、地域地域においては「豪雨」の爪痕まで残った。
それでいて関東地方は「渇水」に悩んでいる。
たった数百キロ離れたところでは、洪水被害。
それになす術のない我々・・・。
こんなシビアな話で始めるような内容でなくて恐縮です。
「タモリ倶楽部」の話はたまにしている。
長寿番組だ。
タモリと言う人と、テレビ朝日の深夜番組のキーワードは
「ゆるさ」
だろう。
しかし、である。
テレビ朝日の「ゆるさ」はともかく、タモリの「ゆるさ」は瞬間的な「緊張」が時折垣間見える。
「緊張感」の正体は、彼自身の子どものような「好奇心」だと思っている。
彼自身に子供がいないので尚更なのか本当に様々なことに興味を持ち、それを「知識」のレベルにまで彼は昇華させている。
数回前のタモリ倶楽部での話。
「孤高の地図マニア ~ひとり国土地理院大集合!」
と言う企画があった。
これはスゴかった!
つまりは「存在しない、自分の頭の中だけにある街も地図を克明に描く」人たちの紹介した回である。
こういう人がいるのである・・・。
普通の人間が、子どもの頃にドライブに連れて行ってもらえば、その風景を「絵」にかいたり作文にして残すだろう。
しかし、それを「地図」に残すという子が極々少数だけれど存在するのだ。
すごいですよ!
細かいディティールにこだわり、国土地理院が作るように「等高線」を書き(知ってます?等高線。)バスの路線図まで書き、未成線(将来できるはずの鉄道)がなぜ未成線なのか?(実は土地の買収に失敗した?)とかも細かく細かく書き込んでいる。
コンビニさえも、架空のメーカーを4社考えロゴを作り不自然の無いように配置している。
そうなのだ。
その地図を描きながらも、彼らは描いた土地に住む市民の生活がはっきり思い浮かんでいるのだ。
その回の中での「空耳アワー」(タモリ倶楽部内の名物コーナー)のMC安斎氏も、似たようなゲームに熱中したことを吐露していた。
それは「陸上競技ゲーム」
トラックを升目にして、サイコロでゲームを進めるというゲームらしい。
これに熱中して、受験勉強をやらずに父親にそのゲームの「禁止」を言い渡されたという。
ここまでUpして、ハタと思いだした。
今は亡き阿佐田哲也氏の話。
彼も、そうしたゲームに熱中したという。
野球ゲームなのだが、つまりは「全部」自分がやるのである。
カードを数多く使い、あとはサイコロを用意。
チームを複数造り、選手を作る。
監督を任命して、本拠地を決める。
試合の日程を考え、その日の天候もサイコロで決める。
つまり「雨天ノーゲーム」なんてのもあり得るわけだ。
選手はカードにして、各チームのピッチャーのローテーションを考え、現実に1シーズン試合をやり、各選手の打撃成績をだして、全員と「契約更改」する。
もちろん、各試合の観客数もサイコロで決め、入場料を計算する。その収益で球団と選手の契約交渉も・・・・。
もうええわ・・・。
このゲームをやって、彼は文字通り「寝食」をわすれ、最後は苦痛でのた打ち回ったがやめられなかったという。
いまや、ゲーム業界は「隆盛」を極めている。
しかし、それは結局人のかいた筋書きをたどっているに過ぎない。
もちろん、様々なゲームにおいて、他に代えられない「醍醐味」があるがゆえにそれらのゲームが流行することに意味は大いにある。
だが、最高のゲームは、縷々述べてきたように、自分が全能の存在になる
「神様ゲーム」
なのである。
結果となる部分だけは「運(サイコロ)まかせ」で、それ以外は自分が「神」になる。
これなのだ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、あまり「神」になりすぎませんように。
May
そう言えば、ダウンタウンの松本がシュミレーションゲームが、オモシロくないって言ってたことがある。「王様の言うこと聞いてないで、その王様失脚させて自分が王様になったらええやん・・・」この人も「神様ゲーム」にハマるタイプではないだろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます