完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

政治という「化け物」

2006年04月02日 | Weblog
私は中年である。
中年は政治に大変興味がある。
しかし、それに絶望もしている。

民主党の「前原」という人が、投手を
やめるらしい。ちがった「党首」を
やめるらしい。ついでに永田という人も
議員をやめるらしい。

前原という人は、ちょうど私ら世代。
つまり「中年」だと思うのだが、政治の世界では
「若手」なのだという。これ一つとっても「政治は
化け物」だろう。80代のジジィが、バッジをつけて
代議士だと威張っていることも珍しくない。

「政治は一般社会とはちがう」という人も多いだろう。
しかし、その一般社会が、それとはちがうところで
動かされていることを意味するなら、本当に恐ろしい。

実態としての国民の生活から、政治は間違いなく
遊離してしまっている・・・・。
まあ、昔からズーーーーっとそうだけど。

そうした中で、ほんの少しこの「民主党」に期待
したのは、前原という人が党首になる前までだ。

今回の騒ぎで、本当に前原氏が「若手」どころか
「子供」であることや、永田が「子供」どころか
「幼児」であることを露呈してしまったではないか。
ついでに渡部氏が「田舎のオジィ」であることも
分ったけど・・・。

これで私の期待していた民主党に戻る・・・・と
言いたいが、おそらくそうはならないだろう。

先程、テレビである着物をきた女性コメンテーターが
コメントしていたが「この騒ぎは、自民党が裏で仕掛け
たもののように思える。ミステリーの読みすぎで
しょうか・・。」

実は、私もそう思うのだ。今回の「4点セット」は、
55年体制が崩れて以来、最大の自民党の危機だった。
それが、いわゆる「メール問題」で吹っ飛んだ。

実は永田は、自民党の正に「刺客」で何十年もかけて
こうした時のために、民主党にもぐりこんでいた
戦国時代の「草」のような存在だったのではないかと
思えてくる。

逆にそう思わなければ、こんな「幼児」のような行動や
発言、それをうけた野田・前原の対応はありえない。

この事態は、永田という小学2年生が大事な「卒業式」の
校長式辞の最中に「おもらし」をして泣き出し、担任の
前原先生が、責任を取って次の年の担任から外された。
みたいな感じ?

しかし、その永田くんは、実は前原先生を陥れたい小泉
校長の愛人の息子で、赤ん坊のときからイザという時に
「おもらし」が出来るように訓練されていたとか・・・。

それくらいに、今回の「メール騒動」はベタな「やらせ」
に見える。

こうしたベタなことを許さない方法は「政治的緊張状態」
を作るしかない。「一生懸命やらないと自分のクビが
危ない!」と政治家に思わせる状態を作ればよい。

前回の解散総選挙が、小泉総理の思ったとおりに
なったのを、私は正に「唖然」として受け止めた。
それほど、日本国民はバカなのか?

カーリングのオリンピック代表に、拍手を送り
カーリングの体験教室が大流行し、荒川静香の
金メダルで、子供をスケート教室に通わせる親が
蔓延する・・・。
なんてミーハーな国民なんだ・・・。

そうした国民が小泉酋長の「羽の被り物」や、
「顔のペインティング」に、心奪われ一票を入れて
しまったのは紛れもない真実なんだし・・・。

しかし、大きな揺れには「揺り戻し」がくる。
それを受けるべき「民主党」がこのざまでは、
「中年」の私は、投票用紙に「松浦亜弥」と書くしか
なくなるではないか。

そんな「中年」おじさんにも、未だにちゃんとした
「民主主義」が確立された「日本」が出来ることを
願って止まない。

「二流の国民は、二流の政治家しか手にすることが
 出来ない」という。ならば、自分らが一流になる
ことで一流の政治家を手に入れようじゃないか!

「中年」のおじさんは、「パンドラの箱」を
おそるおそる開けてしまって、いろんな「邪悪な物」
が世間に撒き散らせれしまったのを知って絶望した。

けれど、をあわてて閉めたら最後に「希望」だけが
残ったのを知っている。

日本人に「正しい政治が欲しい!」という「希望」が、
まだ残っていることを信じている。

・・・・今日は少し長すぎた。

これを読んでくれた皆さんに幸多かれ!
















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