完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

非日常としてのアルビレックス

2006年03月12日 | スポーツ
中年の私は、アルビサポだ。
年に2度ほど聖地「ビックスワン」に観戦に行く。
(その程度ではサポではないか)

中年の私はJリーグの前の「日本リーグ」を知っている。
日産・読売の天皇杯は素晴らしかった。水沼・木村vs
ラモス・ジョージ与那城。知っている人の方が少ないだろう。
古河・三菱・フジタ・マツダ・・・これを知っているあたりが
「完全無欠の中年」の証!

まあ古いの話はまたにして、この地域においての
「アルビレックス」が何故こんなに人気が
あるのか分らない人は多いと思う。
中年の私としての見解は、この地域の人の「非日常」
への憧れだと思う。

全国で大なり小なり「お祭り」が地域にあり、
それを楽しみにしている人も多いと思う。
私も笛がピィとなれば、血が騒ぎじっとしては居られない。
それは、ストレスの多い日常から、全く違う自分に「変身」
してよい日だからだ。それこそがまさに「非日常」だ。
アルビを応援することはそれに酷似している。
しかもお祭りは大抵年に一度だが、アルビのゲームは
34試合あり、ホームゲームだけでも17試合あるのだ。

40000人の中の一人として、たった22人が
走り回っているのを見る「非日常」とは、
ゴールの瞬間に爆発的に解放されることだ。
まったく見も知らずの老若男女が、その一瞬を待って
一気に爆発する場に居合わせてしまえば、虜に
ならぬ方がおかしい。

人間の直接的欲求としてのストレスからの解放に
年齢や性別は関係がない。
更に地域的なコンプレックスからの解放の
意味もアルビにはあるのだ。
曰く、雪国・田舎・日本海側・スポーツ不毛の地等々
この地域に住んでいなければわからない劣等感を
アルビは解消してくれる。これこそが地域に密着した
プロスポーツだろう。

まだビックスワンで40000分の1を体験したことの
ない人は是非その「非日常」を体験して欲しいと思う。
テレビ観戦はDVDで見る映画に似て、集中力を欠いて
本当のスポーツ観戦の10分の1も、その迫力を味わって
いないのだから。

4月の半ばにはレプリカのユニフォームを着て、
ビックスワンで跳ね回るつもりだ。
「非日常」にどっぷりとハマるために!










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