完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

また三人旅立った・・・。   ~青島幸男と岸田今日子と・・・~

2006年12月21日 | 時事ネタ
私は中年である。
相変わらず、高い地位にありながら「襟を正す」ことの出来ない輩が多い。
入れるはずの無い「公務員宿舎」へ一人で住むと偽って不倫相手と住んでいたという。
そういう人物が「政府税調の会長」をやっているのである。

しかも、そうした人物を更迭しない阿部ゾウリ・・・。これだけの騒ぎになっても
辞任しない「本間正明」あんたのことだよ!前に、日銀総裁の「福井俊彦」の時も
同じような話をしたような気がする「中年」である。


さて、年も押し詰まってくるとその年に亡くなった芸能人たちを偲ぶワイドショーが
目白押しになるが、この年の瀬の今日も3人の芸能人の「旅立ち」が伝えられた。

まず
           「青島幸男」

 この人は、中年の私らの世代には「意地悪ばあさん」以外の何者でもない。
 サザエさんで有名な長谷川町子のもうひとつのヒット作が「意地悪ばあさん」
 なのだ。私の記憶では、二度ドラマ化されて二度とも彼の主演だったはずだ。

 また「全く選挙運動をしない政治家」としても有名だった。
 まあ、あれくらいの知名度を持ってすれば何も考えないパーな国民なら
 投票しただろう。

 選挙運動をしなくても苦もなく当選し国会議員になった。・・・だからと
 いって有能な政治家であったとは限らない。
 暴言かも知れないが私にとって「青島幸男」は「無能政治家」の代名詞である。

そして
            「岸田今日子」

 中年の私にとっての彼女は、アニメ「ムーミン」でのムーミンの声の主だ。
 あれだけ特徴的な声は、声優になるには諸刃の剣なのだが、これ以外のものを
 やらなかったことが良い方に向いたのだろう。ヌーボーとしたムーミンの
 風貌とぴったりだった。

 女優としては、あまりに「個性的」で岸田今日子本人がいつもそこにいるようで
 使い道が狭かったのでは無いだろうか。


そして、
             「中島忠幸」

 「そりゃ誰だ?」と言う声が聞こえてきそうだが、インターネットのニュース
 速報を読んでいる人にはわかるだろう。
 「カンニング竹山」の相方である。

 日本テレビの「エンタの神様」でブレイクした途端に「白血病」に倒れた
 不遇なお笑い芸人だ。つい最近「春にも復帰」という知らせが届いていたのに
 残念だ。

 中でも、竹山の心中は察して余りある。人の世のはかなさを痛感せざるを
 得ない・・・・。

 しかし、冷酷なようだが果たして中島が復帰しても居場所があったかどうか
 ・・・。少なくとも私には、竹山はすでに「ピン芸人」のイメージがついて
 しまっている。

 「キレキャラ」の竹山を右往左往しながら、ウロタエ止める中島の存在は
 ブレイクする時には必要だったかもしれないが、ピンでの存在が認められつつ
 ある竹山にとって今更「カンニング」でやるべきことは何も無い気がする。

 はっきり言って「カンニング」芸は、私にとってとても「面白い」と
 いえるような芸では無かった。

 何でもいいから話題を作ってお笑いの人気軍団のケツに喰らい付くための
 手段があの「キレキャラ漫才」だった気がする。

 そうした「右往左往する」イメージだけを植えつけられて亡くなった中島が
 ひどくかわいそうに思える。永遠に彼の本当の面白さを認めさせることは
 出来なくなったのだから・・・。

さようなら・・・3人のやすらかなご冥福をお祈りします。合掌。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが、こんな年の瀬に「悲しい別れ」を体験しませんように。

亡くなってはいないが「山城新五」がひどいことになっているらしいね・・・。

                             may

コメント (1)
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