Fish On The Boat

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『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』

2009-12-29 15:45:42 | 映画
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』を観てきました。
今年の映画鑑賞は、今作品で打ち止めです。

テレビスペシャルまででは、千秋君がパリのコンテストで優勝し、
のだめも古城でのコンサートに出演して決意を新たにするというところで
終わりました。その続き。

のだめはかわいかったし、
千秋君は理論派らしい硬い感じで堂々としていてかっこよかった。

上野樹里ちゃんは映画版ではより一層、自分を捨てている感じがします。
バラエティ番組に出演しているときにもかなりかわった天然キャラを
見せてくれますが、素の樹里ちゃんってどんななんだろう。
バラエティ番組のまんまだとしたら、
もうちょっとつつましくなったほうが僕は好みです。
『ラスト・フレンズ』のルカの役は良かったからなぁ。
のだめはもう素にかなり近いのかもしれない。面白い子だなぁ。

玉木宏君はちょっと痩せたけど、相変わらずかっこよかったですねぇ。
タキシードをきて、ぴしっぴしっとコンタクトを振るうさまが、
本当の芸術家に見えてきちゃいました。
といっても、本物の指揮者なんか、生では佐渡裕さんしかみたことがないし、
テレビでもほとんどみたことがないので、「すごいマエストロ」の
指揮のしかたがどんなもんかはわかりません。
さらにいろいろなタイプの指揮者がいることもわかりません。
そのわからないなりに、玉木君みたいな指揮者がいてもいいよなぁと
思ってしまいます。昔、テレビドラマで三上博史さんが指揮者をやったことがあって、
それもかなりかっこよくて、指揮者ってものに注目したのがそのときが
はじめてだったのですが、それよりもかっこよく見えました。
演奏されている音楽をちゃんと覚えて演技しているのかなぁ。
準備ってのがすごく大変そうです。
これは楽器を弾く演技も難しそうにみえるのとおんなじ。

劇終後に後編の予告編がありました。
「おろろ、そういう方向にすすんでいくのか、それできっちり終わるわけ?」
と少々心配になりましたが、当たり前ですが、前編には後編へつづくストーリーの
示唆があって、けっこう重要なものだったので、物語がトーンダウンすることは
ないのではないかなぁと予想しています。

後編公開は4月17日です。楽しみですね。

冬休みに入ったため、映画館には子供がいっぱい。こんなににぎわっている
東宝シネマ8は久しぶりにみました。
つぶれないで欲しい映画館だから嬉しかったです。
『のだめ』にも子供がいっぱい。たしかにドラマでも笑えるところが
たくさんありましたが、こんなに人気だとは思いもよりませんでした。
小学生の男の子たちが、笑いにぼかされていても、
千秋とのだめの恋を観ているんですよ?
きゃー恥ずかしいってならないのかな。
って、僕も小学生のころに、『マイガール』を観にいって
キュンキュンしたっけね。
『のだめ』のドラマ版は再放送が何回もされてますからね、
視聴者が拡大していたのかもしれない。
そのうち原作の漫画を読んでみたいけど、音楽が聞こえないのが残念ですよね。
それでも人気の漫画だから面白いんだろうなぁ。
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