Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

トレビアン・ボヘミアン

2009-03-21 20:47:50 | days
昨日、FMで放送された宇多田ヒカルちゃんのラジオ番組、
『トレビアン・ボヘミアン』を、2時間のうち序盤の30分だけ聴いた。
なぜ、全部聴かなかったのかといえば、
彼女のしゃべりを聴いているうちに、なんかへんな影響を受けそうだと
感じたからです。
別に、影響をうけてもいいじゃんって感じもするんだけどね。

久々に聴く、彼女のトーク。
音楽家らしくなったなぁという印象。
欲求とか、判断とか、そういうところでの行動というか頭の回転というか、その速さと、
ルールとはまた別のところを見ているなという印象を感じた。
最近の音楽は聴かない、魅力を感じないという。
そうでありながら、作ったUTADAのレイテスト作『This Is The One』。
その感想も書いておきましょうか。
まだ、一回しか通して聴いていなくて、その後、ちらちら、気になる曲を
聴いているのですが、まぁ、UTADA名義の前作より良いという印象。
プロデューサーの影響なのか、ドスっとしたドラムセットとピアノなどの音の使い方。
もっとエレクトロな感じでくるのかと思ってたけれど、そうじゃなかった。
FMノースウェーブでもよくかかっている『Come Back To Me』が一番まとまりが
いいのかなぁ。1曲目、3曲目、5曲目、7曲目がざっときいた感じでは良い。
5曲目なんか、最近の曲をきいてなくて、作れたのかななんて思ったけど、
10年くらい前のを聴いてたら作れるかとも思う。
僕なんか、10年っていったら最近で、ほんとに彼女が言う最近っていう感覚だと
僕も最近の音楽は聴いてないことになるな。
でも、教授とかテイ・トウワさんとか良かったですよ。
テイさんなんか、やっぱり音のコラージュって感じがしてすごい。
UTADAがカバーした『戦メリ』ですが、
発売前にYouTubeで聴いてみたらよかったんだけど、
アルバムを通して聴くと、ちょっと無理があるように聴こえた。
もっと消化できるんじゃないだろうか。
表層的なカバーのように感じた。

うむ。
そんなところ。
表裏のない感じだよね、ヒカルちゃん。良かれ悪しかれ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする