読書。
「欲望する脳」 茂木健一郎
を読んだ。
これまで、茂木さんの本は
「思考の補助線」「すべては脳からはじまる」「ひらめき脳」
と読んできましたが、まぁその時の読書時のコンディションとかも関係ある
かもしれませんが、今作が一番おもしろかったです。
孔子の「七十にして心の欲する所に従って矩を鍮えず」
(自分の心の欲する所に従っても、倫理的規範から逸脱しない)
という言葉を中心に話は深まったり、多角的になったりして進んでいきます。
人間の欲望というのは、利己的に出来ている。
それが倫理的規範から逸脱しない境地というのはどういうことかということ
を中心に、欲望について、語ってくれています。
もっと、欲望そのものについて哲学して欲しいような感じもしましたが、
もうなんか、欲望については話は終わっている的な感じで、話を外に延ばしていく
ような感じです。現代のデジタル資本主義についてなど、
「今」についての考察は興味深いものがありました。
ただなんか、綺麗に舗装された国道の真ん中を歩いているような感じがしなくも
なかったですなぁ。わき道にそれる面白さってのもありますよねぇ。
「欲望する脳」 茂木健一郎
を読んだ。
これまで、茂木さんの本は
「思考の補助線」「すべては脳からはじまる」「ひらめき脳」
と読んできましたが、まぁその時の読書時のコンディションとかも関係ある
かもしれませんが、今作が一番おもしろかったです。
孔子の「七十にして心の欲する所に従って矩を鍮えず」
(自分の心の欲する所に従っても、倫理的規範から逸脱しない)
という言葉を中心に話は深まったり、多角的になったりして進んでいきます。
人間の欲望というのは、利己的に出来ている。
それが倫理的規範から逸脱しない境地というのはどういうことかということ
を中心に、欲望について、語ってくれています。
もっと、欲望そのものについて哲学して欲しいような感じもしましたが、
もうなんか、欲望については話は終わっている的な感じで、話を外に延ばしていく
ような感じです。現代のデジタル資本主義についてなど、
「今」についての考察は興味深いものがありました。
ただなんか、綺麗に舗装された国道の真ん中を歩いているような感じがしなくも
なかったですなぁ。わき道にそれる面白さってのもありますよねぇ。