2号嫁が愛するサーティワンでチャレンジ・ザ・トリプルキャンペーンが始まっているので、やっとトリプル一発やってきたデブ夫婦です(*^^*ゞ クルマの中でラジオから『親父の一番長い日』が流れていて、そういや今日ドラマがあったっけなあ・・・と思い出した。
そう・・・あのさだまさしの名曲をモチーフにしたドラマ『親父の一番長い日』始まりましたね~。絶対に泣かされると思うので観るか観ないか迷っていたんだが・・・とりあえず夕飯の支度をしながらちらちら観てます(*^^*ゞ
まさみちゃんはともかくとして、親父が國村準さん、兄貴がチビノリダーじゃ泣かないわけがないでしょうww多分、作り手の『泣かせよう!』というところで泣いてしまうであろうデブ夫婦。とりあえず観ましょう。てなわけでのちほど!
てなわけで観ました♪
思ったよりも、さあ泣け!的な仕掛けは少なかったような気がします。歌詞に沿ったナレーションが歌詞に忠実すぎてうっとうしい部分もあった。それと、彼氏が事故で云々・・・ってのはちょっとやりすぎな感じもしたなあ。お腹いっぱいになりすぎちゃうよ~。でもまあ歌詞にあるところの『妹の真実』を伝えるためには、こういう設定が必要だったのかな?
さださんは、このドラマに対して
『我々を取り巻く環境は大きく変わっているけれど、人間の本質はそんなに違っていない』
と言ってますね。いろんなことをドライにクリアしていかなきゃならないような時代になっているけれど、だからこそ温もりに触れたいし、暖かいものに触れて泣きたいんじゃないかと。
ドラマ自体はとてもあったかいお話だったが、最後がもうちょい・・・『泣かせ』が欲しかったなあ。あと『親父の一番長い日』の曲がフルで流れることはやっぱりなかったのね・・・淋しい。が、エンディングでちょこっと流れただけでやっぱり涙腺。゜(●'ω'o)゜。うるうる・・・。ドラマの内容よりもやはり歌で泣かされてしまったよ(*^^*ゞ
思えば、この曲を聴いたのは小学校6年生くらいの時だった。当時はまだ『さだまさしを聴いている』なんてことは恥ずかしくて周りには言えなかったが、今思うと日本語の美しい言葉や難しい言葉、季節の風景、そんなことはすべてさださんの歌詩から学んだ気がするなあ。モノを書きたいと思ったきっかけも、間違いなくこの方の歌詩に触れたからだった。
で、その頃からずっと、この曲を聴くともう条件反射的に涙が出るわけですよ。小学生だった当時は、漠然と『自分にはこういうことは無いだろうな』ということを感じていた2号嫁。ウチはこういう家庭じゃないし、親がこういう感情を持つことは無さそうだし、たとえ自分が結婚する日が来てもこういった順番に沿ったストーリーなど絶対に無いと思っていた。なので、逆に大いなる憧れがあったんだと思う。
泣きのピークはやはり『♪ある日ひとりの若者が我が家に来て~』からのくだりですねwそこからはもう最後の『息子として~♪』まで涙がぽろぽろぽろぽろと・・・(*^^*ゞ
でも頑固親父ってのは、もはやドラマや小説の中だけの存在になってしまったね~。
今は好き勝手に付き合って、子どもできちゃったから結婚します~で、結婚式で『パパママありがとう』の手紙読んで涙のひとつも流して、孫さえ産まれりゃすべてがチャラ♪みたいな家族をよく見る。それが平成の『友達親子』だかなんだか知らないけど、あーゆーのってどうなんだろうなあ・・・と思ってしまうデブ夫婦。
今ハヤリの家族の絆だ家族愛だ家族に感謝だ最後は家族だと騒ぐんなら、むしろこういうひと昔前の頑固親父とできたお母さん、言葉に出さなくても感じられる愛情や親を慕っているからこその反発なんかの方が自然な家族に見える。それはもはや昭和の遺物なのか?
『娘をやりたくないもんはやりたくないんだ』というセリフがありましたが、普通のお父さんなんざ、みんなきっと今でもこうなんでしょうね(@^▽^@)
そういう普通のお父さんが持つであろう感情に憧れてしまう・・・。いいなあ。2号嫁が持っている、家族なんて、という嫌悪感の裏側には、この歌のような頑固親父への憧れや普通に愛情を受けて大人になっていくことなんかへの羨ましさが自分の中にあったんだよな~と、こんな年齢になって改めて実感してしまった(*^^*ゞ
ま、こういう歌がより心にしみるようになってくるってのは・・・歳をとったってことなんでしょうね・・・。いい俳優さんが勢ぞろいのいいドラマだったが、それでも2号嫁の感想としては、やはり歌を超えられてないよなあ・・・と感じるわけで。やっぱりさだはスゲェな~と思ってしまったよ(*^^*ゞ←そっちかよ!?
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