書店で見かけた亜土ちゃんの表紙で、すでに大笑いな2号嫁。で、思わず買ってしまいましたヾ(@^▽^@)ノわはは
酒井順子さんのエッセイは好きな人とイヤな人が分かれるみたいだが、
アタシはあの観察眼とイジワル目線とちょっと自虐を欠かさない器用さ(世渡り上手とも言うかw)はスゴイなぁ・・・といつも思うわけで。
自意識過剰な2号嫁としては、酒井さんの自意識過剰ぶりも共感できる部分が非常~~に多いw
さて、本の帯に『おばさん未満』度チェックなるものがあったぞ!
①『声がお母さんに似てきた』と言われる
②スニーカーにリュック姿でひとり旅をしている
③『何か怒ってます?』とよく聞かれる
④パソコン操作は部下やバイトに任せている
⑤肘や膝の上にシワがある
⑥20代の頃と同じ口紅を使っている
⑦喪服が似合ってきたと感じる
⑧最後のセックスがいつだったか忘れた
3つ以上当てはまったら『オバミマ』ワールドへようこそ~♪なのだそうだw
もう『若いわね~』と言われる年齢ではなく、
かといって正面きって『おばさん』と言えるほど老いてもいない。
ジェットコースターに例えると、頂上を過ぎて『ここここれから落ちるんじゃない・・・?』という地点の恐怖が40代だという(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
シミ、シワ、白髪などなど見た目はもちろん、大声化や恥じらいの無さなどの根本的な『老化』が目に見えて表れ始める40代・・・。
このゾーンを実にうまくターゲットにしたなぁ~と感心してしまった。
ま、そりゃ無理がないか?とか、いくらなんでもそれはないだろう・・・というこじつけ表現も多いんだけれど、それをさっぴいても笑えますw
この中でも書いてあるが、
今は老いてはならない時代で、どんな歳でも若く美しい外見を保つ努力をしないと怠け者扱い。
心もいつも青春!という感覚を持っていないといけない。
心身ともに一生若々しく、この世で最も価値あるものは若さということを信じ続けること。
だからこそ、女性は老いに抗おうとするのね・・・。
だから6万円も7万円もする美容クリームが売れるし、ビタミンCも美白美容液もヨガも欠かせないのね・・・。だから怠けないようにヒールの高い靴も履くし、いい悪いは別としてもローライズのパンツだって履いちゃうのよね・・・。
とはいえ、頑張りすぎて『痛い人』にはならないようにもしなきゃならん。
なんだか大変だ・・・。
それってやっぱり疲れるんじゃないかなぁ・・・と、元来怠け者のアタシなんぞは思ってしまうのだ┐(´-`)┌
まあ、2号嫁の場合はデブなので、もうデブである、というだけで『おばさん』に近いのだと思う(ノ_-。)
外見だけで考えても・・・白髪も増えてきてる。若い頃はうっとうしいほど多かった髪も何だか少なくなってきている気がする。この本にも書いてあるが『粘膜』が弱くなっていくのも感じている(⌒・⌒)ゞイヤァ・・・☆
でも『おばさん』になりつつあるのを淋しく思う一方で、
『おばさん』になってしまえば、いろいろと楽だろうなぁ~などと想像したりもするのだ。
いくつになっても若く美しく!ってのを頑張るのは、男のためかもしれないし、アデージョwの皆様なんかからすれば、コムスメに『まだ負けないわよ~』と対抗する心理もあるかもしれない。
が、2号嫁が思うに、やはり
同年代の女の中で、誰よりも若くありたい、若く見られたい
という欲求なのではないだろうか・・・。
いくつになっても『昔と全然変わらないね~』『えー40代なんて見えない見えない~』
と言われたいという欲求。女が意識するのは、常に女なのであろう。
しかし、いつまでも若く美しく!とヤリすぎると『イタイ』と言われ、
疲れるから諦めようとすると『女捨ててるよね~』と言われる。
いやはや・・・考えるほどに、
いくつになっても結局女は生きにくいものよのう・・・。
そして、おばさんになる=あっち側の世界に行く ということは楽ちんなのだろう・・・。
この狭間であれこれ考えて、あれこれ試してみるのが『オバミマ』世代なのかもしれないね。
酒井さんの場合、自分で言うところの現役負け犬であり、失礼ながら美人ではないwので、割と何言っても敵を作らない気がしますね(*^^*ゞ エド・はるみさんがあれだけブレイクして、あれだけ美人でも今のところ好感度が高いのは『おばさん』だからなのと同じかな。
今回は『負け犬~』以上にこじつけな部分もあるので、それが鼻につく人はダメだと思うが、
いつものように
『あるある~~!』と楽しみたいなら充分面白い本です。
どっちかというと『おばさん』寄りになってきている2号嫁も、もう少し『オバミマ』でゆらゆらしていようと思います(* ̄m ̄)プッ
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