デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

WBC2023に思うこといろいろ・・・。

2023-03-25 18:15:45 | 野球
あれからもう数日経ってしまったので、遅ればせながらと言うにも遅れすぎている感はあるのだが・・・、
いや~~~湧きましたね! そしてしびれましたね!!
侍JAPAN、3回目のWBC制覇!!
今回は、2号嫁いろいろと思うところが多かった大会だった。
まずは『栗山監督』。
何を隠そう(隠すこたない)、2号嫁はまだ十代のオトメだった頃(1980年代後半である)、
プロ野球が大好きで、しかもヤクルトと大洋(当時)と近鉄(当時)が大好きだったのである。
その頃、栗山選手(当時背番号46)のファンだったのである。
テスト生からの入団、輝かしい活躍こそなかった(失礼)けれど、なーんか好きでさ。
思えばあの頃から野球に対する実直な姿勢やマジメさってのは見えていた気がする。
スター選手ではないし、ずば抜けた何かがあるわけではないからこその、努力の人というか、
ひたむきさや懸命さが、とてもステキだったのだよ。
さらに東京学芸大学出身という経歴も珍しかったよね。

で、栗山選手にハマった2号嫁、浪人生だった頃に当時のヤクルトの戸田寮あてにファンレターを出したことがあった。
しかも、返事が欲しいあまりに往復ハガキで(笑)。
ほぼ『絶対に返事くれ』という脅迫のようなファンレターである。
ま、そうはいっても返事なんて来ないよね・・・なんて半分はあきらめていたのだが、
なななんと!! 栗山選手からの返事が届いたのである!(≧∇≦)
詳しい内容は覚えていないのだが、最後に
『受験頑張ってください。陰ながら応援しています』と書かれていたのはハッキリと覚えている。
・・・ね、こういうところからも何だか人柄が出るよね。
こんなありがたい返事をもらったにもかかわらず、受験そのものは散々な結果ではあったのだが。
まあ、浪人生の身分で毎日のようにヨコハマから神宮球場に通ってたんだから、そら無理だわさ。

とまあ、そんなことがあったわけですよ。
なのでベンチに居る栗さんやインタビューに答える栗さんを見るたびに、
『ああ、あの栗山さんが代表監督になるとは・・・』と勝手に感慨にふけっていたのである。
ついでに近鉄も好きだったので『あの吉井が投手コーチか・・・』という感慨もあった(笑)。

さて話戻って栗山監督。
現役はたった7年。ケガや病気に悩まされ、決して名選手とはいえなかった選手時代だが、その後は相当勉強したんだろうなと思う。
日ハムの監督に就任した時も、コーチ経験がないことを何だかんだ言う人も居たし、
大谷翔平を二刀流で使い続けたことも、そらあもう批判を浴びまくった。
今回も実績が無いだの何だのといろいろ言う人も居ただろう。
歴代の代表監督に比べたら、現役時代の実績はとてもとても。
だが、栗山監督には知識と、それにともなった人脈、そして選手としての実績を上回る『人間性』があったのだと思う。
大谷もダルビッシュも、栗山監督じゃなけりゃ出場しなかったかもしれない。

一方、名だたるスーパースターを集めたアメリカ。
でも日本は『総合力』で勝利をつかんだ。
日本ならではのスモールベースボールも生かしつつ、パワーでも世界を圧倒した。
また1号旦那に怒られるんだけどさ、2号嫁は『SLAMDUNK』の山王戦終盤での安西先生のコトバを思い出したよ。
感動するので引用する!
  桜木君がこのチームにリバウンドとガッツを加えてくれた
  宮城君がスピードと感性を 三井君が知性ととっておきの飛び道具を
  流川君は爆発力と勝利への意志を
  赤木君と木暮君が ずっと支えてきた土台の上にこれだけのものが加わった
  それが湘北だ

まさにコレでしょ!!
そして選手を信じる、監督としての姿勢。
不調だった村上をずっと先発起用したのも、信じているから。
彼を外すのはカンタンだったかもしれないが、使い続けることが信頼だったんだろうし、
それは村上選手自身がイチバンわかっていたのだと思う。
『選手を信じる』というと、甘っちょろいだの何だのと言う人は居るだろうが、
選手を信じる=負けた時の責任を自分がかぶる覚悟がある ということだと思う。
そりゃあ、選手は応えるよな。

昭和のスポーツなら根性論やら気合やら規律やら何やらでいけたかもしれんが、
今の選手はそれでは力を発揮できないのかもしれないね。
栗山監督は、ベンチでふんぞり返って大声を出すこともなく、前に出ることもなく、
苦虫かみつぶしたような顔で腕組みするわけでもなく・・・、いわゆる監督然とした雰囲気がなかった。
監督というよりも『先生』のようだった。
選手一人ひとりの『個性』『持ち味』を誰よりも理解していて、一人ひとりがどの場面でどの武器を使えるか、
そこを考えた采配だったんじゃないかなあ。
選手の持ち味が生きて、個々がここぞという場面で力を出せたら、自然に勝利へとつながっていくもんだろう。
ううむ、まさにSLAMDUNK・・・。
セオリーなんて関係ない、すべては選手のために。そんな栗山監督の思いが伝わってきた6試合だったと思う。

デブ夫婦、早くもスポーツ誌の増刊号を予約しちゃったもんね~。公式DVDが出たらもちろん購入するつもりさ♪

ちなみに。往復ハガキのファンレターの返事だが、
実家を処分する時のゴタゴタで失くしてしまったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
なぜ、なぜもっと大事にしておかなかったんだワタシ!! と、机をかじる思いである。
今でしょ! 今持ってるべきでしょ!!!!
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ケーキを食べたい時はケーキを食え。

2023-03-07 22:12:15 | 料理・食・おいしいもの
さて、早いもので弥生3月である。
ついこの間まで昼間でも寒くて、ダウンやらウールのコートやらを着こんでいた気がするのだが、
3月になった途端に、またしても急に春。20℃超の日も続いて、桜も咲いちゃうんじゃなかろうかという勢いである。
あたたかくなるのは喜ばしいのだが、何せここのところ季節の移り変わりが急すぎて、
少しずつ、ゆるゆると季節が変わっていく・・・という情緒が感じられなくなりつつあるな。
ここ数日のあったかさで、デブ夫婦も強制的にプチ衣替えを行い、ダウンやセーターを仕舞ったのだが、
クローゼットやタンスの中をひっくり返しながら、
『この季節って、何着てたっけか??』
と悩んでしまうのも、これまた毎年のことである。しばらくはファッション迷子が続きそう。

そして、3月といえば桜餅~♪

デブ夫婦は道明寺も長命寺も好きなのでどっちでもいいんだが(お得な舌)、ひなまつりの日は道明寺にしてみた。
肉や米だけではなく甘いモノも大好きなうえに、季節モノやら限定モノやらにどうにも弱いゆえ、
この季節は桜モノや苺モノにやたらと手がのびてしまうわけで・・・、
『桜ラテだって~』『桜のクリームサンドだって~』『桜のスコーンだって~』
『苺ミルフィーユ味だって~』『苺のチョコパイだって~』『苺のシュークリームだって~』

と、スーパーやデパートの特設コーナーなんかに桜やら苺やらが並んでいると、
『春だねえ~♪』などとまんまとのせられ、大はしゃぎでカゴに入れてしまう人種である。
店側からすると非常にチョロイ客である。

そんなわけで透析患者&糖尿病患者であるにもかかわらず、それなりに甘いモノも食しているのだが、
ここのところ、40代や50代、それ以上の年代の知人友人は、
健康診断なんかで『甘いモノは控えましょう』指導を受ける年頃になってきているらしい。
特に洋菓子は脂質が多いためコレステロール値に影響が出るようで、更年期に入ってくると控えるよう言われるそうな。
2号嫁のバイト仲間も最近血圧とコレステロールが高めといわれ、おやつを控えるように指導されたらしい。
が、彼女は仕事から帰って遅い昼食を食べ、そのあとのおやつを日々楽しみにしているのでなかなか止められない・・・という。
子どもとおやつを食べる時間も楽しみなのだという。しかも和菓子よりも洋菓子が食べたいのだという。
まあ・・・ね。
そこで2号嫁は『別に食べすぎなきゃいいんじゃない~?』という、果てしなく無責任なアドバイスをしてしまうのだが。
ケーキ1ホール食うわけでなし、常識的な量(これが人それぞれ違ったりするけど)だったら、
しかも持病があるわけじゃなければ、いいんじゃないかな~なんて思うのだ。
ええ、甘いですよ。ワタシは他人にも自分にも甘いです( ー`дー´)キリッ

健康のため、ダイエットのための甘いモノとのお付き合いの方法でよく見る表現が、
『甘いモノが食べたくなったら、ケーキよりも和菓子を選びましょう』ってヤツ。
これねー、2号嫁は昔から解せなかった。というより許せない!!(菊池風磨ちゃんではない)
そもそもケーキと和菓子って全然別モノじゃん。
『ケーキがダメならお団子を食べればいいじゃない』なんてマリー・アントワネット的なことを言われたところで、
団子がケーキの代わりになるはずもない。
数値だけでいえば
生クリームのシュークリームは267Kcal、糖質18.1g 脂質18.9g 
あんこのお団子1本は161Kcal、糖質35.4g 脂質0.3g
なんですって。これをどう見るか、なんだけどさ。
でも、よく考えてみろ??
ケーキが食べたい! と欲している時は、間違いなく生クリームやカスタードクリームが食べたいのよ。
そこにあんこやみたらしが来たところで、何の満足感があろうか。
和菓子を選びましょう! は、一応同じ『菓子』にカテゴライズされているので、まだいい方なのだが、
中にはミックスナッツやドライフルーツや煮干しで欲を満たせ、なんてアドバイスもある。
いやいや、そもそもケーキ食べたい舌になってる人に乾燥フルーツ与えたところで満足できんでしょ。
むしろ迎え腹になって、より高カロリーな菓子にいっちゃいそう。

まあね、年齢的にも『ダイエット』を気にする歳ではなく、むしろダイエットよりも健康の方が大切に思えてくるので、
甘いモノを食べるなら少しでもカラダに良いモノ、肥らないモノ、カロリー控えめなモノを選びたいわ、という気持ちはわかる。
駄菓子菓子。
前の記事にも書いたが、甘いモノはココロの栄養ゆえ、
食べ過ぎにさえ気をつければ・・・遅い時間に食べないようにすれば・・・、持病が悪化しない程度だったら・・・、
好きに食べればいいのじゃないかと思うのだ。
ホントはケーキが食べたいのに、少しでもカラダにいいものを! と頑張って饅頭やわらび餅、
果てはドライフルーツやアーモンドフィッシュを食ったところで、
それはどこかで『ガマンしている』ことになり『ホントに食べたいモノを食べられていない』というストレスになり、
せっかく和菓子を食べているのにココロは飢餓状態にならんか? ←大げさ
甘いモノってのは口さみしいから食べるのではなく、食べたいから食べるのだ!!
だったら、食べたいものをフツーの量だけ食べた方がココロのためにもいいよね・・・
などとヘリクツ言ってるデブ夫婦。
まあ、こんなんだから、2人して体重を減らせ減らせとドクターから言われているのに、
一向に痩せられていないのさ(`・∀・´)エッヘン!!
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2月前半は魅惑のお菓子まつり♪

2023-02-16 22:41:17 | 料理・食・おいしいもの
早いもので2月も後半となり、
何だかんだで今年もまた、1号旦那と2号嫁の年の差がふたつになった。
2号嫁の誕生日が来ると、1号旦那が『ふたつ年上の妻~♪』と歌い踊るのもまた、いつものことである。
まあ・・・齢50も超えてしまうと、誕生日なんてうれしいもんでもない(ついにゾロ目である)のだろうが、
それでも、ひとつ無事に年を重ねたこと、おめでとうと言ってくれる人が居ることに改めて感謝をしつつ、一年を過ごしていきたいと思う・・・。

さて、2号嫁の誕生日後にある世の中の一大行事といえばバレンタイン♪
勢いに乗ると、こんな面倒くさがりのデブ夫婦もデパートのチョコレートイベントなぞに出かけたりすることもあるのだが、
今年はやっぱり面倒になり、自分用に百貨店のオンラインショップで高級チョコレートを購入するだけとなった。

見た目とフレーバーだけで選んだのだが、神戸にある『ラヴニュウ』というお菓子屋さんのチョコレートだった。
神戸の菓子屋さん(パティスリーと言えよ)なら、さぞうまいんだろうな~と思いながらも、
未だに口にしていない(笑)。もったいなくてさ。
どうせ濃いので、ひと粒で満足しちゃうんだろうしな・・・と思うと、なんとなくまだ手が出ない(謎)。
ま、年に一度くらい高級チョコレートを食する時があってもいいでしょう。
普段は明治アーモンドチョコレートや森永ダース、ロッテクランキー、不二家ルックチョコレートで満足しているので、
たまにはカカオの香りと味が濃ゆ~~いチョコを口にするのもよかろう。
そうそう、今年も地域の会議の際に近所のお父さん方にチョコレートを差し上げた。
昨今の『義理チョコは止めましょう』文化(?)の中、デブ夫婦も毎年、今年で止めようか・・・と思うのだが、
あげるのが楽しくて、つい毎年(∀`*ゞ)エヘヘ

そして、先日『マツコの知らない世界』で観てつい買ってしまったもの。

銀座菊廻舎の『富貴寄』!
『お菓子缶の世界』のひとつとして紹介されていたのだが、久しぶりに観たら久しぶりに食べたくなってしまって、
チョコレートに便乗してオンラインショップでこちらも購入。
やっぱり、しみじみとおいしいのよね・・・。ロングセラーってやっぱりおいしい。
贈り物ではなく、自分たちのために買うという贅沢でココロも豊かになれるお菓子だなと改めて感じた。

さらに、バイト仲間からいただいたサブレ♪

麻布十番『サブレミシェル』のボヤージュサブレシリーズで、これは『スイス』らしい。缶がもうハイジだもんね。
いや~~、これがまたうまかった! サブレそのものも可愛いし、金平糖が入っているあたりが泣ける・・・。
こちらも、もったいぶってチビチビと食べております。

これはデブ夫婦お気に入りのパン屋さん『ココロベーカリー』に行った際に、ご主人に勧められて&見た目があまりに魅力的だったので買ってしまった『ショコラデシュトーレン』

レーズンやオレンジピールが入っていて濃厚~~。濃厚なんだけど、濃すぎなくていい感じ♪
シュトーレンなので薄く切って、これまたチビチビと食べております。

ほかにも成城石井で即カートインした『サクッとサブレのレーズンバターサンド』、
久々にコストコに登場した2号嫁が愛してやまない『ティムタム』、これまた愛してやまない『ありあけのハーバー』などなど、
買い物に出かければいろいろなお菓子と目が合ってしまい、何だか2月はお菓子祭りの様相を呈している(いつもかもしれない)。

とまあ、お取り寄せでいろいろとお菓子を購入したり、いただいたり買ったりで楽しんではいるのだが・・・、
そんなこんなで気づけば今年は誕生日ケーキをまだ食していないのであった(⌒▽⌒)アハハ!
誕生日翌日が病院受診で血液検査もあったため、やっぱりケーキをドカ食いするのはマズイよね・・・と、
さすがのワタシにもブレーキがかかり、お利口さんでガマンをして、そのままずるずると2月後半になってしまったよ。
とはいえ、ケーキは無くともおいしいお菓子をいろいろ食べて満足している。
やはり、甘いモノはココロの栄養。日々の中のちょっとした楽しみなのだ。
・・・と、言い訳をしながら毎日何かとつまんでしまい、結果的に食べすぎになっているのは内緒である。
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子どもたちに花開け♪中学受験に思うこと・・・

2023-01-31 14:46:01 | つれづれ日記
毎年のことながら早いもので・・・、もう1月も終わり。
相変わらず何をやっていたのか思い出せないまま、
ぐーたらと日々を過ごしている間に、2023年も残り11ヶ月となってしまった。
まあ、ウチの場合は正月から透析はあるし、三が日が過ぎてしまえばあれこれやることはあるし、
気づいたらフツーに1ヶ月が過ぎてしまったってわけで・・・。
今年もこんな調子なんでしょうね、ウチは(∀`*ゞ)エヘヘ

さて、年明けのブログで
今年は癸卯、コツコツやってきたすべての人に花開く年だといいな♪というようなことを書いたのだが、
花開くといえば思い浮かぶことのひとつが、受験。
子どもも甥っ子姪っ子も居ないデブ夫婦にとっては、受験といえば、もう『自分たちの受験』という
数十年前の情報しかない。そして、ふたりとも受験に関してはろくな経験をしてきていない(笑)。
だったのだが、ここへきて1号旦那の透析病院のスタッフのお子さんやら、2号嫁のバイト先の同僚のお子さんやら、
中学受験をする子の話を聞くようになり、
『今はそんなことになっているのか!!』と、驚いているのだ。

もちろん、全部が全部ではないのだろうけれど、中には小学校2年生くらいから塾に通っているとか、
そのほかにお稽古事をいくつもやっているとか、
4大進学塾といわれるところに通わせると、もろもろかかるお金がとんでもないとか、
子どもだけじゃなく両親も一緒に勉強をし、勉強ができる環境作りをしなきゃならんとか、
そんな情報があちこちで飛び交い・・・、
実際に受験生を持つ親の話を聞くと、そりゃあもう聞いてるだけで『いや~大変だなあ・・・』と考えさせられることが多い。

最初は『受験してもしなくても、どっちでもいいんだ~』なんて言ってたお母さんも、
やはり同級生たちが受験するらしい、どこそこを受けるらしい、なんて情報が入ってくると、
子ども自身が受験してみたいという思いにもなるだろうし、
親も子どもの思いと周囲の状況に引っ張られて『やっぱり受験しなきゃ』となることもあるだろう。
12月ともなると、毎日学校のあとに塾に行き、帰りが夜9時10時なんてこともあるそうな。
本人も大変だろうが、サポートする親も大変だ。
金銭的な面ばかりがクローズアップされがちではあるが、それ以外の方が・・・いろいろあるらしい。
受験シーズンは体調管理にも気を配らないといけないし、ホントに大変。

デブ夫婦にもしも子どもが居たら、どうしただろうねえ・・・などとたまに話はするのだが、
やはり周りが受験するとか、本人が受けたいと言ったらダメとは言えないかねえ・・・と。
ワタシらが小学生の時は、それこそ親の方から
『ウチは貧乏だから私立なんて無理よ!』と、堂々とダメ出しが出るような時代だったからなあ。
実際2号嫁も小学校の時に、母親が担任に某有名私立中学を受験してみたら? と
言われたらしい(小学校までは成績優秀だったので)が、
ウチの母親はソッコーで『ウチは無理です』って断ったってことがあったわ(笑)。
40年ほど前は、私立中学を受験するなんてのは1クラスに2人か3人で、多くの子はフツーに地元の公立中学へ行くもんだった。
受験する子はお父さんが会社経営してたり、パイロットだったり一流企業に勤めていたり、という子がほとんどで、
要は『経済的に余裕がある家』だったのよね。
なので、受験しない子たちも『〇〇ちゃん家はお金持ちだから私立に行くんだよね』的な納得の仕方をしていた。
だが今は、そうではないらしい。
首都圏ではクラスの3分の1、多いところじゃ3分の2の生徒が中学受験をするそうな。
特に横浜市でも田園都市線沿線は、ほとんどの子が受験するんだと。
1月になると受験準備のために学校に来ない子も多いんだとか。ほへー。

中学受験に割と否定的な大人からすると、
 なんで12歳の子に受験なんてさせるの?
 毎日塾で夜遅くまで勉強なんてかわいそう
 親の見栄や都合で受験させられるなんてかわいそう
 受験にも塾にも通学にもお金がかかるのに

と、中学受験そのものが悪いこと、子どもにとってかわいそうなもの、と決めつけているフシはあるのだが、
話を聞いていると、どうやらそうとも言えないんだよなあ。

受験に対しては、親の期待とか親の思い入れなんてのももちろん少しはあるだろうが、
本人たちにしてみれば多分、
『〇〇ちゃんが受けるっていうから』
『今の学校の友達じゃない友達が欲しいから』
『〇〇中学は〇〇(スポーツでも文化部でも)が強いから』
『イトコのお姉ちゃんが〇〇に行ってて、制服がすっごい可愛いから』

・・・程度じゃないかと思うのだ。きっかけはどうであっても、自分で受験すると決めているんだろう。
『ホントはイヤなのに受験させられている』なんて子は、ごくごく一部なのかもしれない。
だが、そこに
中学受験をすることで積極的な姿勢が身につくだの、忍耐力がつくだの、学力が高い子たちに囲まれて成長できるだの、
私立にいけばいい友達と会えるだの、人生の選択肢が広がるだの、将来への投資だの・・・
という『大人の都合が入りすぎる』と、おかしなことになるような気がする。
そんなのは、受験した子どもたちが大人になってから振り返ってみて、思い返せば受験してよかったなあ・・・となればいいことなのよね。
とはいっても、その家庭家庭でいろーんな事情があり、物理的にも経済的にも状況はそれぞれ違うので、
一概に何がいいのか、悪いのか、どうするのが正しいのか、なんてことはわからないんだが。

本人が『この学校に行きたい(動機はどうあれ)から勉強するんだ』と思っていれば、それでいいんじゃないかと。
12歳は12歳なりに、自分でちゃんと考えて、受験を選んでいるのだと思う。
ピアノが好きな子が一日中ピアノを弾いているとか、
サッカーが好きな子が休みの日も一人でドリブルの練習をしているとか、そういうことと変わりはないんだろう。
むしろ、才能とか体格に左右されない『受験』の方が、可能性は高いとも考えられる。
で、12歳までの数年間、イチバン成長する時期に一生懸命勉強したという経験は、絶対に無駄にはならない。
一人ひとりが自分で考えて、自分のペースでコツコツと進んで、受験を目指す。
ゴールも、第一志望合格だけがゴールなんじゃなく、子どもの数だけゴールがあるんだと思う。
大人は、それを見守ることしかできないんだよね、実際は。
中学受験というコトバがひとり歩きしているような気もするが、
子どもが成長していく過程で、これからもチャレンジしていくであろう出来事のひとつに過ぎないのかもしれない。

というわけで、デブ夫婦としては『中学受験』に対しては是でも非でもない。
が、受験をする子たちに対しては、みんなにサクラ咲いてほしいな~と思うだけである。
年をとったせいか、何でも愛おしいというか、とにかくみんな頑張ってほしいな~っていう、
よく知りもしない子なのに、まるで親戚のおじさんおばさんのような気持ちになっちゃうよね(∀`*ゞ)エヘヘ
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2023年もよろしくお願いいたします(⌒∇⌒)

2023-01-05 18:40:39 | つれづれ日記
2023年、令和5年となりました。
本年もよろしくお願いいたします!


一応まだ松の内なのだが、やっぱり5日も過ぎると『あけましておめでとうございます』すら間抜けに思えてしまう慌ただしさ。
つい1週間前まで年末だー!正月準備だー!で慌ただしかったはずなのになあ。
昭和の正月は7日くらいまでだらだらのんびりしていたように思えるのだが、今は正月気分が抜けるのが早いわな。

さて2023年・デブ夫婦のお正月は、いつもどおりの~んびりの三が日となった。
今年は大晦日が土曜日、元日が日曜日ということで1号旦那の透析は2日から。
大晦日はおせち作りの仕上げ。といっても、自分で作るのは黒豆、お煮しめ、なます、田作りくらいになってしまった。
あとは買ってきた玉子焼に蒲鉾、栗きんとんくらい。
お昼ゴハンには、梅型に抜いた人参の残りが大量に入る大晦日恒例のカレーをもりもり食べる。
腹も満たされ、おせちもほぼ準備できてしまったし、テレビは壊滅的に観るものがないし・・・ということで、
ふと思い立って街に繰り出す! という、デブ夫婦にしては大変に珍しい行動をとった。
大晦日に街に出るなんて初めてに近いのではなかろうか。
で、大晦日の街は・・・混んでいた(^▽^;) が、運よく駅ビルの駐車場にはすぐに入れた。
混んでいるとわかっている大晦日にわざわざ街に出て何を買ったかというと、
1号旦那のスニーカーに、2号嫁が家の中で羽織るカーディガン。あとは地下の食品フロアで追加の肉を買って帰宅。
うむ、正月準備感はまったく無い買い物であった。
夕飯はカレーの残りときつねそば(年越しそば)を食べ、
今回も年越しは『東急ジルベスターコンサート』を観ながらとなった。

元日の朝はフツーにパン。数年前まではお雑煮とおせちを朝から食べたものだが、
今はそんなに作らなくなったのでフツーにパン。
元日のお昼に、初めてお正月料理っぽいものを食べることが習慣となった。

お重に詰めなくなったので楽・・・。洗い物は増えるけど、これはこれで楽しい♪
お雑煮は、底に亀甲大根を敷いて椎茸と小松菜、三つ葉、寿なるとをのせただけのシンプル版にしてみた。
お正月だし~という言い訳をしつつ買い足した食器も活躍(*´σー`)エヘヘ
そして2日は『コンフィデンスマン.jp』の一挙放送をチラ見しながら過ごし、午後は1号旦那新年一発目の透析へ。
大晦日、元日をはさんだ割には体重がさほど増えず、よい一年のスタートとなったぞ。
夕飯はすき焼きをもりもりと食べ、例年どおりとんねるちゃんのスポーツ王をだらだら観ながら過ごす。

3日のお昼はお汁粉。

午後は新年の街に繰り出してみた・・・が、毎年のことながら3日ともなると街はすっかり通常運転。
建物の中に入れば、一応お正月っぽいディスプレイだしお正月っぽい音楽は流れているし、
お正月っぽく高いお肉やお菓子が売っているので、なんだかんだで正月なんだよな~とは思うのだが。
まあ今年は4日から仕事始めなので、あまり正月気分を満喫できない人も多いのだろう・・・。
そして4日からは2号嫁もバイト開始でもうすっかり通常運転。

相変わらずよく寝て、よく食べ、よくおしゃべりした穏やかなお正月。感謝であります(⌒∇⌒)

さて2023年・令和5年の干支は『癸卯(みずのとう)』。
『癸』は生命の循環の最後の位置にあって、次の生命が育つ準備ができた状態をいう。イメージは寒さ、停滞、閑静。
『卯』は草木が地面を覆い、芽が出る準備ができたイメージ。
癸という漢字には
・矛(ほこ)を表したもの
・四方から水が中心に集まってくる様子
・人の両足を左右に開いた形を表す
・大地を潤す静かで温かい恵の水
と、いろいろな意味があるようなのだが『測る』という意味を持つ説が多いようで。
十干の最後にあることから『生命のない場所をならして、新たな生長を待っている状態を測れるほどになっている』様を表しているとか。
『卯』の漢字は、
・同じ価値のものを交換する
・左右に開いた門を表す →すべてのものが冬の門から飛び出す
・公平に等分する
なーんて意味があるらしい。

ということは『癸卯』はどーなのよというと・・・『寒気が緩み、萌芽を促す年』になるそうな。
厳しい冬が去って、少しずつ春の足音が聞こえてくる・・・といった感じ。
新コロですべてが停滞した世の中、厳しい状況の中努力してきたことがやっと芽を出すってことかな。
今までやってきたこと、コツコツ続けてきたことをふまえて、自分の力が試される局面でもある。
腐らず折れず、頑張ってきた人すべてに花開く、そんな年だといいよね。

そんなわけで2023年。
今年もゆるっと、しれっと、力を抜いて、穏やかに過ごしていきましょう♪
デブ夫婦もお互いポンコツなカラダを今年もいたわりつつ、ゆるっと暮らしていきたいと思います(⌒∇⌒)
改めて、本年もよろしくお願いいたします~(o_ _)o))
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2022クリスマスは新しいメニューに挑戦してみた!

2022-12-28 17:34:05 | 料理・食・おいしいもの
そんなこんなで、数十年ぶりにクリスマスケーキの予約なぞをし、
何をするわけじゃないんだけど準備万端な気分でクリスマスイブを迎えた2022年のデブ夫婦である。
当日は2号嫁がバイトだったため、バイトが終わる13時半頃に最寄り駅まで1号旦那が迎えにきてくれた♪
さすが土曜のクリスマスイブ、駅ビルの駐車場もやや混んでいたのだが、ちょっと待って無事に入ることができ、
まずは腹ペコ状態だったのでお昼ゴハンをもりもりと食べる。
そして腹も満たされたところで、いざケーキを取りにGO!

予約をしたのは地下にあるお菓子屋さんだったのだが、
当日の受け渡しは別の会場で行うとのことで行ってみると・・・あら、行列(*´∀`)
どうやら、カタログで予約した人もショップで直接予約した人も、受け取りはココらしい。
そんなわけで2号嫁も列に並び、無事に自分のケーキを受け取ることができた。

さて、せっかく来たんだし『ちょっとサラダでも買いに地下に行ってみる?』などと、
のほほーんとエレベーターで地下の食品フロアに降りてみたのだが・・・、
おしゃれ系サラダのお惣菜屋さんでは店を囲むように列が何重にもなっており・・・
鶏肉のお惣菜屋さんでも長蛇の列ができており・・・
ケーキ屋さんの周りも人・人・人!!
もうね、早々に『ごめんなさい・・・』と退散したわさ。
いや~~いつものことだがデブ夫婦、世の中の流れをナメきっていた。
土曜のクリスマスイブ、行動制限のない年末、そりゃ混みますよね。
でも、みんなが家族やパートナーや友達とクリスマスを過ごすためにデパ地下で買い物をするってのはいいよね。
誰もが楽しいクリスマスでありますように♪ なんて思いながら、
帰りにいつものスーパーに寄ってフツーの買い物をして帰宅。

そして、2022年クリスマスに2号嫁は新たな挑戦をしてみたのである。
通常クリスマスのメニューとして食卓に登場してきたのは、
クリームシチュー、ビーフシチュー、鶏の唐揚げなんかが多かったのだが、今年は初めてこんなものをこしらえてみたよ♪

ローストビーフ~~(≧∇≦)

いろいろとレシピを調べて、とにかくカンタンにできそうなレシピを合わせたハイブリッドバージョンで作ってみたのだが、
なぜ!なぜ今まで一度も作らなかったんだワタシ!! と後悔するほどにカンタンだった。
前の日に仕込んでおいたので、クリスマスイブにはちょうど食べごろで♪
しかも、うまい! 買ってくるものよりも旨いかもしれん(云いすぎ)。
もうちょっと火が入っててもよかったかもしれん(見た目ほとんど牛のたたきみたいで)。
コツはただひとつ『いい肉を使うこと』と実感した・・・。

というわけで、2022年クリスマスイブのメニューは
初挑戦のローストビーフをメインに、セロリとツナのサラダに、野菜たっぷりのミネストローネとなりました。
食後のケーキもおいしくて、しあわせ~~♪

でも・・・いちばん小さい4号のケーキにしたのに、2人で食べきれなくて翌日に残しました(つд⊂)
ちょっと前まではもっと大きなホールケーキを2人でペロッと食べられたのに、
やっぱり年齢には勝てないのか・・・淋しいわ。

そんなこんなでおいしいクリスマスも終わり、一夜明けたら世の中はもうすっかり正月モードである。
クリスマスを過ぎてからの食材価格の高騰にビックリしながらも、ちまちまとお正月用の買い物をしているデブ夫婦。
そして今回のローストビーフに気を良くした2号嫁、
こんなにカンタンにできるなら、また作っちゃおうかな~お正月にも作っちゃおうかな~と画策ちうである。

クリスマスも正月も、結局のところ楽しみは食べることなんだよなー。
それもまたよし。
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2022年もあと10日で世の中の『気分』に踊らされ♪

2022-12-22 22:48:38 | つれづれ日記

いや~~師走ですね。どっぷり師走ですわ。気づけば今年もあと10日ですよ。
街なかはクリスマスとお正月が同時進行している盛り上がりっぷり、
今年はひさかたぶりの『行動制限なし』なので、家族でクリスマスを楽しむ人や
彼氏彼女とゴハンを食べに行く人やクリパ(笑)で盛り上がる人なんかもいるんだろう。
クリスマスってだけで、やはり『気分』は上がるもんなんだなあ。

そして毎年のことながら、デブ夫婦宅は通常運転でございます。
いや、季節行事とか季節の献立なんかをやるのは、
どちらかというと大好き(良く言えば風流、平たく言えば気分だけのお祭りヤロウ)なのだが、
クリスマスディナーの予約もしなければ、クリスマスプレゼントもない。もちろんサプライズもない。
クリスマスはケーキを食べる日かチキンを食べる日かシチューを食べる日・・・で、もう20年になる。

が、今年は新たな試みをしてみたのさ!!
・・・と言っても、ホント―に大したことじゃござぁせん。
数十年ぶりに『クリスマスケーキの予約』なんてのをしてみたのさ!!
記憶をたぐり寄せてみても、クリスマスケーキを予約したなんてのは子どもの時以来だと思う。
だいたいクリスマス当日にどっかで買ってくるのが普通だったのだが、
最近では予約しないと買えないパターンも増えてきているようで、
街のケーキ屋さんではカットケーキはその日は2種類しか売らないなんて店もある。
ここ数年は、2号嫁が仕事帰りに駅前のベーカリー(空いてるから)の店頭で
ホールケーキを買ってくるのが定番化していたのだが、
今年のクリスマスイブは土曜日なので、念のため予約をしてみようかな~と思った次第。
というわけで、12月半ばにデパ地下にあるケーキ店でイチバン小さいサイズのケーキを無事に予約。
受け取りは別のフロアで行うそうな。へー。
なんか楽しみ♪
とはいっても、やっぱり今年もケーキを喰らうだけのクリスマスにはなりそうだが。
いいんです。ふたりでクリスマスケーキを食えるというだけでありがたいことなのだよ。
クリスマスだから♪という理由で、年に数回のホールケーキを買うという『クリスマス気分』を大切にしたいわけで。

そうそう、この季節になると2号嫁がどーしても買ってしまうお菓子のひとつに、
コストコのショートブレッドがあるのだが、今年は四角ではなく丸型。

しかもプレーンとチョコチップの2種類が入るバージョンに進化しておった!
バターの香りがして、しっとりさっくりで今年もおいしいのである。
これを食べると『ああ冬だなあ』という『気分』になるし。
ホイップクリームなんかのっけると、とてつもなくおいしいし、とてつもないカロリー爆弾になるけどさ、
でも12月だからいいよね♪

12月だからいいよね、っていう『気分』は消費行動にも表れるようで、
何だかいろいろなモノを買ってしまう月でもある。
もうすぐお正月だからな! とばかりに食器を増やしてしまったり・・・
ユニクロ年末祭で何だか買ってしまったり・・・
十数年ぶりに腕時計を買ってしまったり・・・冬なのに夏のサンダルを買ってしまったり・・・
スラムダンクの映画がすごい話題になってるもんだから、つい関連のコミックスを買ってしまったり・・・
クノールの限定スープを買ってしまったり・・・

ただ、コレはうまいぞ! レストランのポタージュっぽい。いろいろアレンジもできそう!

うーむ。
典型的な『気分でモノを買ってしまう人』になっているワタシたち(*´σー`)エヘヘ
まあ・・・何事も気分とか直感って、それなりに大切だしな。
こういう時もあるわさ。←イチバンダメな言い訳(笑)

そんなこんなで、世の中の年末ムードと気分に何気なく乗っかっているデブ夫婦であります。
今日は冬至なので大根や豚肉、ネギの他にかぼちゃ(なんきん)とにんじんも入れたすいとんに、
れんこんのきんぴらを食した。
『運盛りの野菜』で運を呼びこもうぜ! と、やっぱりただのお祭りヤロウになっているが、気分が大事だからいいよね。

さて、気づけば今年ももう10日。
この間まで秋だったのに・・・あったかかったのに・・・などと愕然としているうちに、もう年末でございます。
そうそう、1号の眼科や義足の装具診、2号嫁の婦人科と消化器外科の定期検診も終わり、今年の通院無事終了。
これもまた、ありがたいことであります。
なーんてことを言っていても、10日後はもう来年なんだわ。
ま、今さら何を焦ることもない・・・のんびり、いつも通りに。
ゆるっとゆったり気分で過ごしていきましょう♪
コメント (2)
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人生二度目の全巻オトナ買い・・・『きのう何食べた?』/よしながふみ

2022-12-02 17:38:57 | 読書感想・レビュー
あたたかかった11月が終わって12月になった途端に真冬の寒さになり、
デブ夫婦生息地域の銀杏もこんな感じで金色のじゅうたん♪

いや~~なんだかんだで師走ですよ。2022年も残すところあと1ヶ月。
ここからは何に急かされているわけでもないのに、何だかせわしない気分になり、
何か予定があるわけじゃないのにバタバタして落ち着かず、
バタバタしているうちに大晦日を迎える・・・というのが毎年のこと。
師走は、このバタバタさにかまけて財布のヒモもついついゆるみがち・・・だよね~(*´σー`)エヘヘ
年末だからいいか! 年内に買っておきたいからいいか! どうせ使うんだからいいか! とばかりに、
何だかんだ買ってしまう12月。
ネットニュースを眺めていると『お金持ちになるには、本当に必要なモノしか買わないこと』とか
『いつか使うかも、は結局使わない』『それ、本当に要るモノか考えて!』『お金持ちほど無駄な買い物はしない』
なんて記事ばかりだが、人生多少の無駄は楽しいと思っているので・・・←言い訳

さて、そんな2号嫁、財布のヒモがゆるんだのかどうかはわからんのだが・・・、
本当に必要なモノなのかどうかなんて、考えもしなかったのだが・・・、
この間『SLAM DUNK』の全巻オトナ買いをして『多分人生最初で最後のオトナ買い』と書いていたような気がするのだが・・・、
・・・・・・
ああああああああああああ
またまた、やっちまいましたよ!!

今年最後の(人生最後とはもう言い切れなくなった)全巻オトナ買い!
『きのう何食べた?/よしながふみ』


・・・・・・ヽ( ´ー)ノ フッ

まあ、何年か前から気にはなっていたマンガである。
気にはなっていて、ドラマ化されたのも知ってはいたのだが観る機会がなく、
昨年の入院の際にドラマを観始めてすっかりハマり、原作も読んでみたいな~とは思っていたのである。
調べたら既刊19巻(当時)。
いや~~ココから19冊マンガを増やすか? どうする?? と、迷ってはいたのだ。
でも・・・先月、劇場版をAmazonプライムで観たらもうガマンできなくなってしまい・・・
結局全巻イッキ買いとなった・・・。

もう有名な作品なので、SLAMDUNK同様に新参者のワタシなんぞが語ることはないのだが、一応。
弁護士の筧史朗(シロさん)と、美容師の矢吹賢二(ケンジ)の2人が主人公。ふたりは恋人同士。
朝晩の食事にかける食費は、月2万5000円(のちに3万円となる)。
堅実で節約命、スーパーで安い食材を見つけては日々の夕飯をバランスよく作るシロさんに、
ちょっとお気楽で中身は乙女そのもの、そしてシロさんの料理を何でもおいしーい♪しあわせー♪と食べるケンジ。
一緒に暮らすふたりの何気ない日常を『食生活』を軸に紡いでいる物語である。
ワタシはドラマ版から入ったのだが、
原作を読んでみると改めて配役がすばらしいなあと思うし、内野さんのケンジはやっぱりすごかったんだなあと実感する。
ドラマ版も劇場版も、ところどころで(特にケンジのセリフで)うるうるさせられたし、
何しろ主役の2人(シロさん:西島秀俊、ケンジ:内海聖陽)と、2人が作る空気感がたまらなく良かった♪
登場するキャラクターがみんな可愛くてカッコよくて魅力的。

好きな人や大切な人が居て、その人を愛おしく思う気持ちや心配でたまらない気持ち、
ちょっとしたヤキモチや不安、焦り・・・そんなのは男性同士(女性同士)だろうが異性であろうが、
恋人同士だろうが夫婦だろうが、実はあまり変わりはないのよね。
ただ、今のところ同性同士の結婚を認めているところが少ないわけで、
それゆえに別れようと思えばいつでも別れられる危うさ、世間になかなか認めてもらえないもどかしさ、
まわりに説明する面倒くささ・・・なんかがあって、そのあたりも丁寧に描かれているように思う。
連載開始当時は40代前半だったふたりが、20巻まで進むとちゃんと50代になっていて、
それぞれの親の問題や、周囲の環境の変化、自分たちも老眼やら体型の変化が出てきて、また、リアル。
それにしてもだ。
オジサンの恋人同士に、こんなにもキュンキュンさせられるとは・・・これも作品の持つ力なんだろうなあ。

シロさんとケンジをメインに、友人のゲイカップル・小日向さんとジルベール、
シロさんの買い物友だちから家族ぐるみの付き合いになった富永家のメンバー、シロさんの両親、
弁護士事務所の事務員2人それぞれの家庭、すべての家においしいゴハンがあり、それぞれにちょっとしたドラマがある。
誰かのために、自分のために、ゴハンを作って食べる。そんな当たり前の日常が、どれほど幸せで、いとおしいものか。
そんなことを再確認させてくれる作品だと思う。
ワタシも、ケンジのまっすぐさと素直さ、可愛さを見習わなければならんなあと思ったり。
そして、とにかく出てくる料理が親しみやすくてうまそうなんだよね~。
料理の説明も丁寧なので、レシピ本としても活用できそう・・・と思ったら、
最新20巻には『逆引きレシピ本』なるものが付いた特装版ってのがあったらしい。ううむ、こっちを買えばよかったかも。
マンガで読んで作ってみようかなと思った料理を実際に作ってみたりもしている。

ただ・・・読んでいるだけで腹が減るのと、
『あの料理って何巻の話だっけ?』と探し始めると、つい読みふけってしまうのが困ったところでもある。
というわけで、前回のイッキ買い『SLAMDUNK』同様に何度も読み返している次第。
やはり、買ってよかった(⌒∇⌒) しみじみと、いい作品だなあ。
思えば、読書の秋からずっとマンガ(だけ)読んでるなあ、ワタシ(*´σー`)エヘヘ
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人生初の入院から一年が経ちました。

2022-11-30 16:56:04 | カラダのこと・病気のこと
さて、新コロ感染による1号旦那入院、2号嫁自宅療養から始まった11月も、気がつけばもう終わり。
月初めに1号が退院し、2号もなんとかバイトに復帰することができた。
新コロで食えなかった分を取り戻すかのように、
とんかつ食べに行ったり、肉食べに行ったり、おいしいパン屋さんでしこたまパンを買ったり、
家でも何だかんだと食べたかったものを作って食べた11月であった・・・(*´σー`)エヘヘ

そして・・・11月も終わりということは、
2号嫁が人生初の入院&手術をしてから一年が経ったということなのであった。
・・・思えばあっという間だった・・・。
去年の11月9日に入院して、一並びの日に卵巣と子宮の摘出手術を行った2号嫁。
あの時は、手術した後にどーなるもんやら全くわからなかったのだが、
一年経ってみると、とりあえずフツーに生活ができ、お仕事もそれなりにできている。
手術が終わった後はICUにひと晩泊まり、翌日の朝まで泥のようになっていたのに、
いろいろな人の力があって、ぐーたらな2号嫁でもこうして元気になっている。
改めて、ありがたいことなのだ。
ヘソから一直線に伸びている開腹手術の痕も、ずいぶんと色が薄くなってきた。
この傷痕を見るたびに、いろいろなことに感謝しなきゃなあ・・・と思い直すわけで。
そして抗がん剤治療が終わってからも8カ月が経過した。
こんなノー天気な2号嫁でも、やはり初めての体験だし、
世の中いろいろな情報があふれているので・・・ワタシ大丈夫なんだろうか?? とちょっと不安だったが、
全6回の治療を、さほどストレスもなく、仕事しながら乗り切ることができた。
これもホントにありがたいことなのだ。

病気なんかをして入院なんてものをして、心細い中、医療スタッフや周囲の人に助けてもらうと、
年齢のせいもあるのかもしれんが何もかもがありがたく思えるようになる。
若い頃はひねくれ者で、人に素直に感謝するなんてことができなかった2号嫁でも、
50歳を過ぎ、病気になり、自分のパートナーも病気になり、
とにかくいろいろな人の力を借りないとできないことが増えてくる。
そうすると、どんなことでも『ありがたいなあ』と思うんだよね。
と同時に『しあわせのハードル』も低くなる。
もうね、1号と2人でゴハンが食べられるのも、料理を作ることができるのも、
ゴハンを食べに行くことができるのも、毎日ゆっくり風呂に入れるのも、何だかんだでお仕事できるのも、
ぐっすり眠ることができるのも、果てはお天気がいいってことだけでありがたいし、しあわせ
なのだ。

人間ってのは元気な時や調子がいい時は、人に世話になったことや助けてもらったことを忘れがちだし、
病気になったり状況が悪くなったりすれば、人のせいにしてみたりするもんだ。
いま元気でいられるのは、ワタシ一人の力じゃないのだ・・・。
医療者だけでなく、いろーんな意味でワタシを助けてくれ、支えてくれた人たちのおかげなのさ。
よく考えてみたら2人して結構な基礎疾患があるのに、新コロに感染してもとりあえずは重症化せず、
10日かそこらで元気になれたことも、ホントにありがたいことなのだよ。
デブ夫婦、運がいいぜ!! と浮かれると同時に、1号に関わってくれた病院スタッフや、
2号の療養生活を支えてくれたネットスーパーにも感謝なのだ♪

そうそう、去年入院している時にドラマ『きのう何食べた?』を観ていて、
主人公(シロさん)の父親がガンで手術をして無事に退院した後に、母親がシロさんに言った
『いつもどおり、一緒にご飯を食べられるだけでありがたいわ』というセリフがあって・・・、
入院中もココでうるっときたし、今でも観ると泣きそうになる。
一緒にゴハンを食べる人が、いつもどおり目の前に居ること。
当たり前、いつもどおりって、ホントに大切で、いとおしいものなんだよな・・・と改めて思う。

年齢とともに忘れっぽくなり、買い物に行ってもちょこちょこ買うべきモノを買い忘れて帰ったり、
買い物メモを作ってもそのメモを忘れてきたり、1号旦那に頼まれていたことをスコーンと忘れてしまったりと、
情けないほどにアタマが錆びつきつつあるオバサンだが、
11月の感謝だけは忘れずにいようと思うわ。
しあわせのハードルが低すぎる、しあわせの大安売り状態、しあわせバカと言われても、
何でもしあわせだ~と思っていたほうが、きっとこの先の人生お気楽だしお得♪
ワタシにとって11月ってのは、
そんな、何でもない、どーでもいい、フツーの、日常に『感謝する月』なのでありました(⌒∇⌒)
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今さらですが・・・(〃ノωノ)ちょっと恥ずかしい?

2022-11-09 20:36:41 | カラダのこと・病気のこと
いや~~気づけば11月ですよ! 
2ヶ月1枚のカレンダーは残り1枚、2022年も残すところあと50日あまり。
新語・流行語大賞のノミネート語が発表され、街は早くもクリスマスだおせちだと盛り上がり、
ひたひたと年末への足音が近づいている・・・。

そんな11月ですが・・・、
実はデブ夫婦、10月後半にふたりして・・・今さらのコロナ感染しました!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
いや~~ビックリよ。
ちょうど世の中的には、だいぶ感染者も減ってきた時期だったもんで、ホントに『今さら!?』な感じで。
始まりは、夜にふたりして急にぱあっと発熱があり、翌日になっても下がらず、
週明けに近所の総合病院に電話をして発熱があることを伝え、検査をしてもらったら・・・まずは2号嫁・陽性。
自宅療養期間と解除日、生活の注意点などを説明され、神奈川県のコロナ陽性者の資料みたいなのをもらい、
解熱剤と喉の痛みを抑えるクスリを処方されて帰宅。
で、1号旦那も透析前に検査してもらったらまんまと陽性。
1号の場合、重症化リスクがあるもんでその場で即入院、約1週間の入院となった(つд⊂)
どこで感染したのかというと、まったく心当たりはない。
1号は週3回の透析、2号はバイトや買い物に行っていただけで、会食したわけでも大勢が集まるところに行ったわけでもない。
どこでどうやってもらってきたのかなんて、もはやわからん。

しかし、ウチの場合は歩いていける距離に検査してくれる病院があったからいいようなものの、
まずは診察してくれる病院を探すところから始めなければならないわけで、
それも歩いていける距離じゃなきゃ、どうやって行くんだろう?? 
熱があってコロナの疑いがあるのに公共交通機関やタクシーには乗れないだろうし、
入院しても家族は濃厚接触者になるだろうから、着替えを届けることもままならない。
なーんか、いちいち大変。病院も大変だろうけれど、患者も家族も大変。
なんとかならんもんかね。もう2年も経つんだからさー。

というわけで1号旦那は入院、2号嫁は自宅療養の1週間となった。
2号嫁の方は、最初の数日間は熱がなかなか下がらないのと、とにかく咳が出るのと喉の痛みがツラかった。
水やお茶を飲むのもツライくらい痛くて、でも何か口にしなきゃいけないし・・・で役に立ったのがゼリー飲料!
これなら何とか飲めるし、そこそこのカロリーも摂れるし、さっぱりするし。
常備しておいてよかった・・・。
あとはネットスーパーを何度か利用させてもらい、日用品や食料はそれなりに確保できたので助かった。
ネットスーパーって改めて・・・ありがたいと実感。
実は、感染する前に試しに何度かネットスーパーを利用して、やり方はわかっていたのでホントに助かった・・・。
置き配指定しておけば、ちゃんと商品を置いていってくれるし。ああ便利・・・。

自宅療養中はゼリー飲料のほかに、甘いミルクティー、フルーツゼリーなんかをよく口にしておりました。
3日目くらいに何とか雑炊作って食べたんだが、なんか食欲がイマイチだし、
作るのも食べるのも面倒になってしまって。もはやレンチンするのすら面倒。
ああ、誰か作って目の前に出してくれないかな・・・と思うのだが、当然そんなことはままならないので、
仕方なく雑炊作ったり冷凍食品をレンチンして食べたりはしていた。
途中、味の感覚が鈍くなり『おっと味覚障害きたか!?』と思ったのだが、
何てことはない、ハナが詰まっていただけだったという・・・(∀`*ゞ)エヘヘ

それにしても・・・ひとりで、誰ともしゃべらず、1週間以上家の中。これはねー・・・結構キツイ。
熱と咳で寝ていても眠れていない感じだし、カラダはだるいし、何もやる気が起きないし。
YouTube観たり、ドラマや映画を観たりしても、そう何時間も観続けられるわけもなく。
自分の家にいるのに、入院していた時よりも気持ちが落ちる。
入院中って結構やることはあるし病院内はバタバタしているし、何かってーとドクターや看護師さんと話すので、
気持ちが落ちてる暇がないのよね。
まあ、熱が下がって症状が落ち着いたら近所への買い物くらいならOKと言われていたので、
たまに外に出たりはしたけど、それでも本調子じゃないもんだから必要なモノだけ買ってすぐ帰る感じだし。

1号旦那も、急な入院となったのでいろいろと大変だったらしい。
不安もあるだろうし、ストレスもあるだろうし、食事はマズイし。
点滴したり内服薬が出たりと、それなりに治療は行われたらしいが、まーキツかったでしょうなあ。

というわけで、改めてこの厄介な病気はカラダだけでなくメンタルに来るなあと感じたわけで。
診察・診断を受けるところから始まって、面倒が多すぎる。
どうなるもんかわからんし、夜になると熱が上がるし夜中に咳こむし、毎日喉は痛いし、
ホントにコレ治るのか? と不安になるし、いろいろ言われている後遺症の不安もある。
何かと制限が多く、何だかんだで10日から長くて2週間は休まなきゃいけないので、ホントに面倒だし孤独になるし。
2号嫁も自宅療養期間が明けてから職場でPCR検査を受けに行き、
陰性が確認できてやっと出勤OKとなったが、なんかホントに面倒!!
かからないことに越したことはないが、もはやどこで感染してもおかしくないので・・・、
皆さん、いろんな備えはしておきましょうね・・・。
診察してくれる病院を見つけておくことと、とりあえずゼリー飲料はおすすめでございます(⌒∇⌒)

そんなこんなで新コロパニックに陥った我が家であるが、
もう2人ともそこそこ元気で、フツーに食べてフツーに生活している。
後遺症のようなものも、ほとんど無い・・・と思う、多分。
まあ、透析患者とがんサバイバーなもんで、感染すりゃそれなりにリスクは高いんだろうけれど、
ふたりとも何とか乗り切ることができてよかったよ・・・。
1号旦那は、透析のドクターやらスタッフから『今さら感染?』と言われ(これも重症化しなかったから言えるんだろうが)、
2号嫁も職場の同僚が心配してLINEくれたりしたんだけど、あまりに今さら感が強くて逆に恥ずかしいくらいで(*´σー`)エヘヘ
あんなに大流行していた時にもふたりとも感染せず、
2号嫁にいたっては抗がん剤治療で免疫力が落ちている時にも仕事に行ってたのに感染せず。
これはとてもラッキーなことだったのかもしれない・・・。

そんなわけで、我が家のコロナ騒動もとりあえずはひと段落。
今までも気をつけてはいたけれど、何となくまた感染者が増えてきているようなので・・・、
今後も手洗いうがいと換気をして、あとはちゃんと食べて寝て、来るべき冬を乗り切るべし!!
皆さまも気をつけてくださいね♪
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時候のあいさつこそ、リアル季節感!

2022-10-13 14:25:34 | つれづれ日記
いつの間にやら10月も中旬、2022年も残すところあと2ヶ月半!(←自分で書いててビックリした)
50歳も過ぎると一年過ぎるのが、まー早い早い(;・∀・)
でもって、追い打ちをかけるかのように世間を見渡すと
『クリスマスケーキご予約受付中!』
『◎◎のお歳暮2022』
『おせち早割受付中!』

などといった文句が目に飛びこんでくるもんだから、
『まだ秋だってのにホントにせわしないなあ・・・』と毎年思うのだが、
そんなことを思っているうちに、自分たちもやれクリスマスだ正月準備だというバタバタモードになり、
せわしないなどと思う暇もなく年末へと突入していくのだろう。これもまた、毎年のことである。

というわけで10月、秋真っ只中。
一年でイチバンさわやかで過ごしやすい季節なんだろうが、どうも今年はだらだらと暑さが続き、
かと思ったら先週あたりは急に真冬の寒さになったりして、さわやかな秋をイマイチ感じられていない。
1号旦那も、この寒暖差のせいか右首から肩、腕、右手までがピリピリ痛む(多分神経痛)ようになり、
家の中では早くもスウェットを着るようになったし、透析に行く時は帰りの寒さを考えて冬用のジャンパーを着て出かけている。
2号嫁も、急な寒さで先週あわてて衣替えをした。
で、これまた毎年のことなのだが
『去年長袖っていつ頃から着始めた?』
『セーター初めて着たのっていつ頃だったっけ?』
『薄手のダウンっていつから着ていいんだ??』

と季節の変わり目ファッション迷子になっている状態である。

さて、もはや季節先取り状態が当たり前になってきている今の世の中。
そんな中、たまーに見るビジネス系のメールや手紙なんかの『時候のあいさつ』。
普段は気にかけることってあまりないのだが、いざ自分がメールや手紙を書く時に改めて意識するよね。
で、これって、よーく見るととっても季節感にあふれているのよね。しかも短期限定的に。
1ヶ月の間でも、上旬・中旬・下旬それぞれにふさわしい時候のあいさつってのがある。
たとえば、10月上旬から中旬ってだけで、
 日増しに秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じることも多くなりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
 天高く馬肥ゆる秋、ますますご壮健のことと拝察いたします。
 澄み渡る空気が心地よく感じられる今日この頃でございます。
 菊花の薫りゆかしいこの時季、お健やかにお過ごしのことと存じます。
 稲田が金色に波打つ実りの秋、いよいよご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。
 秋たけなわの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 遠くに望む山々が錦繍に彩られる季節となりました。


いや~~季節感たっぷり。『菊花の薫りゆかしい』なんて、多分一生使わんわ。
『秋たけなわ』って。『たけなわ』って『宴もたけなわですが・・・』でしか聞いたことないわ。
『錦繍に彩られる』・・・なんて美しい表現なんだろか。

・・・と、時候のあいさつ文の例を見てプチ興奮してしまう2号嫁なのだが、
実は50も過ぎているというのに、この『時候のあいさつ』ってやつに未だ慣れない自分が居る。
ちゃんとした会社に勤めたことがないせいか、いわゆるビジネス文書ってやつの書き方を教わったこともなく、
実際あまり得意ではなく。
たとえば、メールや手紙の冒頭に『木々の葉が色づき始める今日この頃、いかがお過ごしでしょうか』
などと書かれていると、これに対して何か返さないといかんのか? と思い、
『いかがお過ごしでしょうかったって、まあボチボチ元気です・・・って返すわけにもいかないしなあ・・・』と思い、
アタマの中で『木々の葉が色づき始める今日この頃、いろいろあるけど、私は元気です』
などと、魔女宅みたいな返しを考えて一人で笑っちまったりすることもあるわけで。
いや、そもそも時候のあいさつなんてのは本文への助走? のようなものだから、あっても無くてもいいんだろうけど。
言ってみれば本文に入る前の礼儀みたいなもんで、季節や天候に応じた心情や季節感を表すひと言を添えることで、
メールや手紙の印象が良くなる(らしい)。
印象が良くなるならそりゃあ使った方がいいんだろうけれど、何せ使い慣れない人にはなかなか難しいもんでさ。
まあ、ビジネス的なメールや手紙を個人的に書くことはほとんどないのだが、
それでもちょっと目上の方や叔父叔母あたりに手紙を書く時には、この時候のあいさつで初っ端からうんうん唸ることもある。
しかも、時候のあいさつで始まった手紙には『結びのあいさつ』ってのも必要で、
これはもう、ほぼ使うのが『ご自愛』。大きくうなづいた人、いっぱいいるでしょ。
 季節の変わり目ですが、ご自愛ください。
 朝夕の冷え込みも募る頃です。どうぞご自愛ください。
 風邪が流行っているようですので、何卒ご自愛ください。
一年中、とりあえず『ご自愛』使っとけば間違いないでしょ! で、乗り切ってる気がするわ。

とまあ、何かと面倒でもある時候のあいさつなのだが、
なんというか、手紙に季節をそれとなーく、こそっと入れる日本人らしさって結構好きだったりもするのだ。
このひと言が書かれていることによって、
『うんうん、そうだよね、朝晩は冷えてきたよね』
『天高く馬肥ゆる秋、ワタシも肥えないように気をつけなきゃな~』

などと、季節感を差出人と一瞬だけ共有できるこの感じ。
世の中は2ヶ月も3ヶ月も先の季節を先取りすることに躍起になっているのに、
時候のあいさつは、常にリアルタイム。
イチバン季節感に満ち満ちたコトバが時候のあいさつかもしれん。

そんなわけで、何かと先々にいろんなことを予約したり注文したりしなきゃならん(らしい)今の世の中。
クリスマスケーキご予約も、ボージョレ―・ヌーボーご予約受付中も、おせち受付中も、2023年福袋ご予約も・・・、
季節先取りの情報に振り回されずに、今の、目の前の季節をちゃんと楽しめばいいや・・・と思うデブ夫婦(単に面倒くさがりやな中年)。
目の前の季節ってことで、毎日のようにいろんな品種の梨を食べ(今年はどの梨もおいしい)、
お手頃価格になっているシャインマスカットだけを狙って買い求めて食べ、
焼き芋土鍋『いも太郎』を出して焼き芋を作って食べ、
結果的に食べ物だけで季節感を満喫している、風情のカケラもないデブ夫婦であります(*´σー`)エヘヘ
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今年の『読書の秋』は、まさかの『SLAMDUNK』!?

2022-09-22 17:27:58 | つれづれ日記
暑さ寒さも彼岸まで・・・とは言うが、毎年のことながら夏の暑さが残っていたかと思ったら急に秋の涼しさ。
当たり前だが人間は毎年ひとつずつ年齢を重ねていくもんで、年々この急な季節の移り変わりにだんだんカラダが付いていけなくなりつつある・・・(つд⊂)
夏の間は寝る時は全裸全開だった1号旦那も、先週からTシャツを着て寝るようになり、
さらに一昨日からはステテコまで穿いて寝るようになった。
そして、ついこの間まではタオルケット一枚でも暑いくらいだったのに、もうダウンケットなしでは寒いという・・・。
ここまできてようやっと、夏が終わっちゃったんだなあ・・・と物悲しい気分になっているデブ夫婦である。

さて、先日ユミお姉さまに頭髪を切ってもらって少し髪が整ったのだが、まだまだ帽子ナシで表を歩くのは気が引ける短さ。
がん治療中のケア用帽子ってのはネットを見るとホントにいろいろ売っている。
だいたいがニット帽なのだが、こんなおしゃれ~なのもあるんです。

これ『KISS MY LIFE』というケア用品や介護用品のファッションブランドのもの。
ケア用の帽子をはじめパジャマや羽織もの、杖、靴、下着まで扱っている。
どれも病気だから仕方なく着けてる、使ってるではなく、気持ちが軽く明るくなるようなデザインのものばかりなのだ。
これも後ろにゴムが入っていて、被って後ろや横で結わけば完成。
スカーフをさっとアタマに巻いたような感じで、いかにも治療用帽子って感じじゃないのがいいやね。
この先髪が伸びてきても、ボサボサ頭隠しとかに使えそうだし。
まあ・・・、
今は病気のひとつやふたつ持っている人の方が多い時代かもしれない。病気になって治療が長くなる、また手術や薬の副作用で見た目が変わる、ってなると、
ホントに落ちこもうと思えばどこまでも落ちこむことはできるのだが、
まあ病気になっちまったのもしょうがないわな、と思ってしまえばこういったケア用品やおしゃれグッズを探すのもまた、楽しいわけで。
多分冬が終わる頃までは帽子も必要だろうから、もう少しおしゃれとして楽しんでおこうと思う♪

さて、そんなこんなで急に涼しくなって1号旦那なんぞはアタマにきているのだが、まあ秋ってのは一年でイチバンさわやかな季節でもある。
食べ物はうまいし、ファッションも羽織りものなんかを引っかければ出っ張った腹を隠すこともできる。
そして秋といえば読書の秋でもあるのだ!
毎年この時期は夏の間に勢いで買った本を読んでいるのだが、今年はちょいと様子が違う2号嫁。
先日1号旦那に助けてもらいながら、こんなものを購入したのである!!
どーん!!!!

そう!『SLAMDUNK』完全版全24巻イッキ買いをしてしまったのだ!!
実は2号嫁、リアルタイムではもちろん、この作品をちゃんと読んだことはなかった。
連載していた頃(1990~1996)はすでに週刊少年ジャンプではなくヤンジャンに移っていたので、読むこともなく・・・。
もちろん作品の存在は知っていたし、数々の名言も知識としては知っていた。
『あきらめたらそこで試合終了だよ』『安西先生・・・バスケがしたいです』
『シロートだからよ』『天才ですから』などなど・・・。
テキトーに知ってはいたので、ウチの1号旦那のことを『桜木花道バリの天才』と呼んでいたわけだし(本人は頑なに『オレは流川だ』と言い張っているが、あの脊髄反射としか思えない動きの良さと勘は絶対に花道だと思う)。

が、実際は読む機会がないまま連載終了から30年近くが過ぎてしまったのである。
きっかけは・・・昨年入院した時にあまりに暇だったためアニメ版を見始めて、今回の入院で続きを見て、退院後に全話観終わって、
これは続きが見たい! と思い、迷いに迷った結果・・・本屋に走った(笑)。
てっきり1号旦那は原作を読んでいるもんだと思っていたら、彼もまたアニメ版しか知らなかったらしい。
ならば、余計に原作読まなきゃいかんだろう! 
昔のマンガなので無けりゃないでしょうがないなと思いつつ探したら、棚のイチバン上に全巻揃ってたもんで、
カートを借りて24冊を1号旦那と協力しながらのっけて、レジで次々に積み上げて。
ああ・・・多分、人生最初で最後の『全巻オトナ買い』。
そして、2日で全巻読み終わってしまった。←なんてもったいない
だってページをめくる指が止まらないんだよう。面白くて。
ストーリーや名シーン、名ゼリフなんかは語り尽くされているので、今さら初めて読んだワタシなんぞが
どうこう言えるもんじゃないのだが、いや~~こんなに面白いマンガだったのか!
なぜ、なぜリアルタイムで読んでいなかったんだワタシ!! と、机をかじるような想いであった。
すっかりドハマりしてしまい、YouTubeでオリラジあっちゃんの2時間以上にわたるスラムダンク授業を見つけ、
再び感涙にむせぶという情けないオバサンになってしまったよ・・・。
そしたら今年の冬に映画が公開されるんだってね。なんというタイミングなんでしょうワタシ!

というわけで、今年の秋は今さらの『SLAMDUNK』をイッキ読みする読書の秋となった。
一度読み終えたんだけど、やっぱり何度も読みたくなっちゃって、もう何周目かを読んでる(∀`*ゞ)エヘヘ
ワタシは元・女子なのでやっぱりミッチーいいよね・・・プレーヤーとしてはリョーちん最高だよね・・・
でも木暮先輩の良さもこの年齢だからわかるよね・・・。
さらに勢いがついて、1号旦那が十年ほど前に全巻買った横山光輝センセイの『三国志』まで読み始める始末である。
こちらは読もうと思ったきっかけは、けしからんことにアニメ『パリピ孔明』なのだが(⌒▽⌒)アハハ!

そんなこんなで今年はマンガを読む秋~。
あとは、スマホに入れてる『Spotify』の中に『秋のうた』というライブラリを作って聴いている秋♪
ちなみにワタシの『秋のうた』には、こんな曲が入っているよん。
September(アース・ウインド&ファイアー)・接吻のテーマ(ダンス☆マン)
September(竹内まりや)・SEPTEMBER(宮本浩次)
九月の雨(太田裕美)・三日月(絢香)・奏(スキマスイッチ)
風立ちぬ(聖子ちゃん)・秋の気配(オフコース)・すみれSeptember Love(一風堂)
今宵の月のように(エレカシ)・AVEC(大江千里)・彼女とTIP ON DUO(今井美樹)・9月半島(今井美樹)
River's Island(杉山清貴&オメガトライブ)・きみと生きたい(大江千里)・アイノカタチ(MISIA)
秋桜(山口百恵)・晩鐘(さだ)・木枯らしに抱かれて(小泉今日子)
BOY MEETS GIRL(大江千里)・月の裏で会いましょう(ORIGINAL LOVE)
大江千ちゃんの曲は、特に秋ってわけじゃないんだけど『AVEC』というアルバム自体が秋っぽいので入れちゃった。
あとはタイトルに9月が入ってたり月が出てきたりしたら勝手に秋歌認定している(∀`*ゞ)エヘヘ
他にいい『秋歌』があったら教えて下さい~♪

というわけで、読書(マンガ)の秋と音楽の秋を満喫しております。
おっと、食欲の秋も頑張らねば!!
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抗がん剤治療終了後の髪の伸ばし方。

2022-09-05 17:05:36 | カラダのこと・病気のこと
気がついたらもう9月ですよΣ(゚д゚lll)ガーン
2022年もなんと3分の2が終わってしまった・・・。
さらに1号旦那の夏も終わってしまった・・・。
ラジオをつければEarth, Wind & Fireの『September』か、竹内まりやの『セプテンバー』がやたらと流れる9月ですよ。
今年の夏は2号嫁がプチ療養期間だったことと雨が多かったせいもあって、なんだか短く感じた・・・。
デブ夫婦の結婚記念日・恒例のカレーも今年は刺激物はまだダメかな~と思って食べなかったしなあ。

さて、夏を満喫しきれないまま9月となったが、早いもので2号嫁が大腸がんの手術を終えて退院してからもうすぐ2ヶ月になる。
入院中は食事抜きの日もあったしほとんど粥だったので、ちょっとは体重が減ったと思われるのだが、
退院してからは予想どおり一向に痩せない・・・というよりも、多分肥った(つд⊂)
前回の退院時にはそれなりに痩せたんだが、今回はダメですなあ。
ま、周りには『病気で痩せちゃうより全然いいじゃん』と言われるので、その言葉に甘えに甘え、
毎日もりもりと食っていた結果でもあるのですが(∀`*ゞ)エヘヘ

退院してからは約2ヶ月になるが、卵巣がんへの抗がん剤治療を終えてからは約5カ月が経過。早いなあ。
治療が終わったのが3月末で、髪の毛がほぼツルになったのが4月半ばくらい。
で、ほわほわと毛が生え始めたのが5月になってから。
そんなこんなで7月末の時点で頭髪はこんな感じになっていた。

遠目で見ると、それなりに生えてきているのだが・・・実際は襟足や耳の周りがうざったい(笑)。
ここからさらにひと月が経過すると、さらに伸びて耳周りやつむじ周りには寝ぐせまでつき始めるし、
襟足もさらに伸びてうっとうしいったらありゃしない。

5月末あたりが部活を引退したあたりの野球部員な感じの坊主頭。
髪の毛は1ヶ月に1センチくらい伸びるらしいので、8月末には3センチちょっと・・・のはずなのだが、
それ以上に増えている気がするワタシの頭髪。伸び方も人それぞれなんだろうけどさ。
で、スタートが坊主頭だとしてだ。そのまま何も手を加えずに、
アタマ全体の髪が同じスピードで伸びていくとして、仮に半年伸ばしっぱなしにすると・・・、
トップも前髪も6センチ、耳の上も6センチ、襟足も6センチ伸びるわけだ。
トップや前髪はもうちょっと欲しい感じもするが、襟足が6センチって・・・ヤンキーかよ!!
・・・なので、やはりウィッグはまだ着けた状態で、自分の髪は少しずつ切って整えながら伸ばしていくのが良いと思われる。
が、美容院に行くのはまだちょっとなあ~という長さなので、ココはブログ仲間のユミお姉さまにお願いをしようと!!

というわけで9月に入ってすぐ、出張頭髪カットをお願いした次第である。
さすが元カリスマ美容師(←?)、我が家の狭い玄関でチャキチャキと切ってくれた♪
そして、後ろ姿はこんな風に仕上げていただきました~(⌒∇⌒)

プロの技で、さっぱりスッキリ♪(ちょっと寝ぐせついてるけど)
後ろ姿はショートスタイルとしてギリギリ成立しているようにみえるが、前髪やトップはまだまだ短いので、もう少し伸ばさないと。
切った髪を見てみると、やっぱりちょっとくせ毛っぽくてクルクルしてる。
抗がん剤治療後に生えてくる髪は、ほとんどがこんな感じらしい。個人差はあるが、そこから数ヶ月、数年かけて少しずつ元の髪質に近づいていくことが多いそうな。
ま、も少しウィッグと帽子のお世話になりつつ、ジャマなところをカットしてもらいつつ、少しずつ整えていくべし。
医療用ウィッグは、髪の毛の増減にも対応できるように後ろ部分の内側にアジャスターが付いている。
ウィッグを外したいタイミングって多分人それぞれなので、調整できるようになっているのよね。今さらながら便利だな~と感心してしまった。

カットしてもらった後は、お姉さまが買ってきてくれたおいしいケーキを食べながらひさかたぶりのおしゃべり。
いや~~とっても楽しい時間でした(⌒∇⌒) ええ、もちろんカットしてた時間よりもおしゃべりしてた時間の方が長かったですわよ♪

思い返せば・・・今年の初め、2回目の抗がん剤治療のあたりから髪がバサバサ抜け始め、
薄毛のお父さんみたいなアタマ(失礼なヤツだ)を経て、ほぼ丸坊主になり、
そこから野球部男子→ハライチ澤部→和田まんじゅう を経て、今に至っておる。
なかなかできる経験ではないので、坊主から髪が伸びる工程ってのも楽しみたいと思うのだ。
焦ったところで人の髪の毛はひと月に1センチ程度しか伸びないんだしね。
ベリーショートからちょっとずつ整えていくだけでも、アタマも気持ちもさっぱりするもの。
願わくば、生えそろった時にはもう少し扱いやすい髪質に変わってほしいけどな~。
さらに言えば、あまり白髪では生えてきてほしくないけどな~。
というわけで、お姉さまに感謝♪ 伸びるまでお世話になりますm(__)m

さて、9月になって朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきたので冷たい麺メニューが多かったデブ夫婦の食卓にも、
温かい麺が登場するようになってきたぞ。

余っていた坦々ごま鍋のスープを使って、肉味噌作って、担々麺♪
でもこの翌日は、やっぱり暑くてオクラと納豆の冷やしそばにしたりと、季節の変わり目らしい献立が続いている。
ま、食欲の秋ってことで・・・おいしく楽しく食べていれば、毎日は楽しいのであります♪

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たくさんのご馳走が『食ハラ』? なんでもハラスメントだなあ。

2022-08-21 22:13:17 | つれづれ日記
何だかんだで8月も終盤。来週あたりから新学期もスタートするのかな。
1号旦那の夏は今年も7月20日から始まったのだが、なんせ2号嫁が7月中旬まで入院していて、
7月中は一応療養期間にしたため、焼肉をもりもり食べる! とか、ビールをガンガン飲む! とか、コスコで爆買いをする! などということができずにいた。
ちょっと不完全燃焼気味な2022年・夏なのである。

そんな中、早いもので2号嫁も退院後1ヶ月が経ち、先日消化器外科の退院後診察に行ってきた。
切り取った腸を画面上で見せてもらい、病理検査や血液検査の結果を聞いて終了。次は2ヶ月後でいいそうだ。
ドクターに『センセイ、一応キノコとか海藻とか控えてたんですけど』と言ったのだが、
あっさりと『うん、別に食べちゃいけないものは無いのよ。アルコールもOKだし』
確かに退院時の時点で食事制限はナシ、と言われてはいた。が、一応腸に負担をかけちゃいかんだろうと思って、
海藻やキノコ、食物繊維の多い野菜、脂っこい肉、アルコールなどはひと月控えていたのだ。
一応、患者らしく少しは気を使ったつもりだったんだが・・・腸を切ったとて、そんなに気を使わなくてもよかったのね・・・。
ドクターいわく『便秘にならなければ何食べてもOK』とのことであった。拍子抜け。

その翌週、2ヶ月ぶりの婦人科受診。血液検査は問題ナシ、ひさかたぶりの内診を行い腹水もナシ。手術のキズも一応診てくれた。
内診後、ドクターに『センセイ、外科ってラフですよね~。悪いとこ切っちゃえばやることないんだよね、って感じで』
と言ったら『そうだね~』と薄く笑っていた。同じ外科系診療科でも、婦人科と外科では全然違うのかもね。

ま、そんなこんなでカラダの方もなんとか順調に回復している模様であります(⌒∇⌒)

さて、今年の夏休みはひさかたぶりの『行動制限ナシ』ということで、家族旅行に行ったり、
何年かぶりに実家に帰ったりという人も多かっただろう。
そんな中、ネットやテレビで先日話題になっていたのが
『お盆休みの食ハラ』
なんじゃそりゃ?? と思って見てみたら、こういうことらしい。

田舎に帰省した時にありがちな、大量に用意されたごちそう。
断るわけにもいかず『もうお腹いっぱい』と伝えても『もっと食べて』『どんどん食べて』と、お構いなしに盛られる食事。
例え親族でも大量の食事の強要は『食ハラ(=食事ハラスメント)』にあたることもあり、
特に子どもにとってはトラウマとなることも。


ということらしい。
いや・・・年に一度か二度、帰ってくる子どもや孫をもてなし、お腹いっぱい食べてほしいという思いすら
今や『ハラスメント』と言われてしまうとは。
確かに、昭和の時代にはよくあったと思われる、運動部の先輩やら会社の上司から
もう食べられない、飲めないのに無理やり食わされるってのはハラスメントなのかもしれん。
また、子どもが食べられないものでも無理に勧めてきたり、お菓子を大量に食べさせられたりするのが困るというお母さんも多いとは思う。
が、ちゃんと(上手に)言えばいいことではないのか?? 
『お菓子食べすぎるとゴハン食べられなくなるから、また後でいただきますね~』
『高校生の頃と違うんだからさー、こんなに食えないって~』
『また明日食べるから今日はごちそうさま~』
『もっと食べな』と言われたら『食べてるよ~』『今ちょっと休憩中でーす』
・・・で、済む話ではないのか?? 
と思ったら、中には
『若いんだから食べられるでしょ!』『残ったたら捨てるだけになっちゃうから食べて!』ってどんどん盛られたり、
残すと不機嫌になったり、食事を食べきったと思ったらお菓子を持ってきて『食べて食べて』という親も居るらしい・・・。
うーむ・・・でも、たかが年に一度や二度のことじゃん? 毎日、毎週じゃないじゃん??
そんなに『ハラスメント』扱いしなくてもいいんじゃなかろうか。

お母さんたちの中には、家を出ていった20歳前後の頃の感覚で大量のご馳走を作ってしまうってのもあるだろうけれど、
それも含めて夏休みの思い出になりそうな気がする。
年老いて、量が食べられなくなった親にしてみれば子どもや孫がたくさん食べるのを見ているだけでも幸せなんじゃないかねえ。
それを『ハラスメント』ってコトバで片付けようとすること自体が、安直よね。
親族なんだから、ちゃんと、上手に、適度に断れればいいだけのことだと思うが。
記事の中には『お盆で帰省した際には、迎える側は強要しないように、親御さんは間に入って、子どもを食ハラから守ってあげてください』
なんて記載もあるが・・・。なんじゃこの言い方は。
子どもが無理して、親やじいさんばあさんの顔色をうかがって嫌々食べてるとしたら何の意味もないし、
子どもが食べられないなら親がフォローするのは当たり前でしょうに。
多分、これは・・・自分の実家よりもパートナーの実家でのケースが多いのかも。
義実家(これって変なコトバ)だから遠慮して断れない、そして断ってくれないパートナーにムカつく、ってことなのかも。
要するに、断ってカドが立つのがイヤ、自分が悪者になるのがイヤ。
だから、そっちから察してくださいよ~という甘え
じゃないのかね。
ちゃんと、上手に断れない自分というのを、食事を用意した人のせいにしたいだけじゃないのかしらん。

職場の同僚(2号嫁よりちょっと年下)が先日言っていたのだが、
お盆休みに娘さんと息子さんが帰ってきて、そらあもう毎日揚げ物作ったり肉焼いたりして、米も大量に炊いたそうだ。
普段は夫婦2人なのでそんなにたくさんの料理を作ることがなくなった今、しみじみ思ったんだと。
『今まで私は実家に行って、親にもてなしてもらうのが当たり前だったんだけど、
この年になって自分がもてなす側になったんだなあと思ってさ』

・・・子どもの居ないデブ夫婦は、それを聞いて静かな感動を覚えたわけですよ。
子どもたちが帰ってくる→好きなものをたくさん作ってあげようと思うのは、やはり親ゴコロなのだなあと。
そして『好きなモノたくさん作って迎えてあげたい』という思いは、親から子どもへつながっていくんだなあと。
『ホントに一日ゴハン作ってたよ! もう疲れた疲れた(笑)』と彼女は言ってたが、
それって、きっと、年に数回だけの幸せな疲れだよね。
もてなす方も、もてなされる方も、みんなでゴハンを食べる楽しさってのが基本にあることを忘れないでほしいと思う。
年に一度や二度、三世代、あるいは四世代がそろって飯を食べるという、メンドクサイ幸せってのは確かにあるはずだ。

ま、何でもかんでもハラスメントなんて言わずに、年に一度のお祭りだと思ってさ。年老いた親の楽しみを助けるつもりでさ。
たかが数日のことに、そんなに目くじら立てなくてもいいんじゃないの??
・・・と、子どもも居ないし実家ももう無いし、義実家(笑)の親ももう居ないワタシなんぞは思うんですがね。

というわけで、退院後1ヶ月検診も終わったのでひさかたぶりのビールで乾杯をしたデブ夫婦。

(肝心のビールが写ってないけど)
九州の『とりかわまきまき』をメインに、サラダにキャロットラペ、市販のたこ焼きに枝豆、青じそを醤油やゴマ油で漬けたタレをかけた冷奴♪
王道おつまみたちを並べて、いや~~キンキンに冷えてやがるビールがうまいったら!!
食事の幸せって、こんなもんです。そしてついお腹ぱんぱんになるまで食べてしまうのも、たまにならまた、幸せ。
朝晩は過ごしやすくなってきて、早くも秋の気配? だが、残り少ない夏をまだまだ楽しみたいと思うデブ夫婦なのである♪
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いよいよ退院!2号嫁、さらにバージョンアップ??

2022-07-31 16:52:01 | カラダのこと・病気のこと
昨年10月、卵巣がん発覚にともなう検査で大腸ポリープが見つかり、病理検査の結果それが悪性。
卵巣がん治療が一段落した今年の6月に消化器内科→外科を受診し、改めて『直腸S状部がん』の診断を受ける。
今後の再発や転移を防ぐ意味からもポリープのあった箇所を切除することが望ましいとのことで、
『ロボット支援直腸切除術』を受けることが決まった。
そこからはバタバタと検査やら何やらと入院までのスケジュールが決まり、7月アタマに入院となった。
詳しくはココからどうぞ♪

というわけで、手術を無事に終えて1週間が経過。
とはいえ冷静に考えると、ハラに5ヵ所も穴を開けられ腸を切って繋げてまだ1週間。なのに、人間のカラダってのはそれなりに回復するもんなんですなあ。
キズは毎日ナースやドクターがチェックしてくれて『キレイですね!』とのこと。でも痛みはまだあるし、キズの周りがまだボコボコ?してはいる。それでもお通じはそれなりに出てくれているので、つなぎ合わせた腸もちゃんと働いてくれているのだろう。
最初はキズが痛くて前屈みだったが背筋もだいぶ伸び、歩行や階段の昇り降りも問題なくできるようになっている。

術後11日目からは、ほぼ予定もなく割と放置プレイ状態で、朝の回診が終わったらほとんど自由時間(⌒▽⌒)アハハ!
リハビリがてら階段で1階まで降りてみたり、途中でストレッチなどをやりつつ病棟を歩いたりしながら過ごす。
病室ではAmazonプライムセールを買うものないけど眺めたり、YouTubeを観たり、ドラマやアニメを観たり。
しかし先週の今ごろはベッドに寝たきりで泥のようになっていたことを思うと、
暇だ~と言いながらも自由にあれこれできるのはありがたいことなのだ。

ただ・・・食事がずーっと『粥』だった。退院直前には常食に戻るのかな~なんて考えていたんだが、ずっと全粥。
おかずは煮魚やら肉じゃがやら鶏肉焼いたのやら、だいぶ普通になってきたのだが主食だけは相変わらず粥。
なので、ずっと10時と3時のおやつ付きは続いた。
ちなみに・・・おやつラインナップ。
ヨーグルトからはじまって、豆乳プリン、リンゴジュース、飲むヨーグルト、マンゴーゼリー、ごまプリン、ココア&クッキー、グリコのスポロン(懐かしい!)、いちごムースに牛乳(ロンパールームか)、そして退院前日にはなんとバニラアイスとウエハース!

いや~~まさか病院でアイスが食えるとは思わなかった♪
2週間の間、上げ膳据え膳おやつに昼寝付き。ホントに貴族の生活よね~。病気でさえなければ。


そして今回もベッド周りは軽く基地状態。2週間も居るからな・・・と思ってクッションを用意していったのだが大正解。
ベッドの縁ってやっぱり座りにくいし、術後は腰も痛かったもんでコレは助かったわ。

そしていよいよ退院の朝。当初の予定どおり、きっちり2週間の病院生活であった。
いつもどおり朝6時に目が覚め、なんとなーく荷物の片づけ。
退院の日の朝食・・・やっぱり、最後まで粥。もう、前回と今回で一生分のお粥を食ったんじゃないだろうか。

終わってみればやっぱり長いようで短かった14日間。婦人科での入院手術の時もそうだったが手術自体は何の不安もなく臨むことができたし、
入院生活もほぼストレスなく不安なく過ごすことができた。
ドクターもナースもわからないことや不安なことは聞けば答えてくれるし、情報はちゃんと共有してくれてるし。
患者側は当たり前だがわからないことだらけなので『聞けば答えてくれる』安心感というのは、本当に大切だ。
今回も皆さんに助けられて、何とか乗り切ることができました(⌒∇⌒)
消化器外科の方も外来でもう少しお世話になりそうだが、まずは腸をいたわりながら体力もつけていこう!

そんなわけで、2度目の入院生活も無事に終了。
1号旦那ともほとんど会えない2週間だった。1号もお疲れさま♪
退院してからは、やっぱりすぐにフツーの生活。リハビリと称して歩いて近所に買い物に行き、重いモノは持たない程度に片づけをし、
キズのチェックも一応毎日。デブ夫婦生息地域はフツーに坂が多いので、普段の買い物がそこそこのリハビリになる。

そんなこんなで、少しずつ娑婆の生活にカラダを慣らしている最中。
さらにポンコツになった2号嫁だが、1号旦那とお互いにカラダをいたわりつつ、日々をフツーに過ごしていきたいと思うのだ~。
入院中に『珈琲いかがでしょう』は全話観終わり、『スナックキズツキ』『先生のおとりよせ』は3話まで、
そして『スラムダンク』は40話まで観たので、今休めるうちに続きを観ている(∀`*ゞ)エヘヘ

夏が始まったので絶好調になりつつある1号旦那と、ハラにキズが増え、腸が少し短くなり、さらにバージョンアップ(?)した2号嫁。
今後ともよろしくお願いします(⌒∇⌒)
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