島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

パリ旅行 美術鑑賞

2022年07月05日 | 旅行
日曜日。
昨日に引き続き朝から美術館。
オランジュリー、ルーブルと前売りを買って行って大正解。ルーブルは朝9:30に予約。前売りを買っていてもセキュリティチェックに時間がかかるのでお昼過ぎからは長蛇の列になります。

芸術の国、というとこのスペインもイタリアも入ると思うのですが、感心したのは昨日のオランジュリーもこのルーブルも18歳未満無料。小さい頃から気軽にアートに触れられる環境、羨ましい。

まずは混む前にモナリザのあるドゥノン翼へ。モナリザをどうしても見たいか、と言われると別に…なのですが、混んでて見られなかった、はやはり残念。直行です。
ちなみに。モナリザ、と言っているのは私達でフランス人、イタリア人は「ジョコンダ」と言わないと通じない。ニノンも前夜「モナリザって何?」と言ってたくらい。

早く入館して直行したにもかかわらず、モナリザルームは押せよ押せよの大混雑。数週間前にモナリザめがけてケーキを投げた不届き物がいたため、以前よりもモナリザからずっと離れた場所にロープが張られていました。

で。なんで混雑しているかは、私が来た20年前とは意味が違う。みんな携帯を出してパシャ。自撮り。録画。

見てるんかい!
といいたくなる光景。
どうなのこれ?



なのでモナリザの正面に行くまでの長蛇の列には並ばず斜めから眺め(十分のんびり鑑賞できます)次の部屋へ移動。
一番見たい絵は何?と聞くと
ユイはドラクロワの自由の女神
ニノンはジェリコのメデューズの筏

同じ部屋に展示してあるねーと足を進めるもジェリコと同じ部屋に自由の女神がいない…

小さな張り紙発見。

ただいま修復作業中です。6月30日から再び展示予定です。

Noooooon!!!!
6月26日なのだ今日は…

あまりに残念がる娘達をなだめ圧巻のナポレオンの戴冠式でテンションを上げます。この絵、見てて飽きません。

実のところ、今回個人的に時間をかけて見たかったのはハンムラビ法典のあるメソポタミア、イラン美術でこれはエリアが違うのです。絵画は20年前に一度見ているので彫刻や古代美術に興味があったのですが、まあこれはあまり子供にはウケない。案の定、絵画が見終わったあたりで疲労感漂う娘達。
ベンチで座って待ってる?と聞くと二人で「うん!」と即答。
というわけで、古代美術は一人で回って来ました。数千年前の美術品を前に2022年という今を生きているこの瞬間が不思議に思えてきます。



サモトラケのニケの前で。
紀元前190年頃の作品。これは今年歴史の授業でギリシャがテーマだったユイは興味津々。
写真を転送したナルは「NIKEのマークだよね」と。ナイキの社名がニケから来ていることを初めて知りました…

さて、長い美術鑑賞を終えてパレ・ロワイヤルへ移動。







結構な高さがあるので上に登るのは簡単ではない。が、元気元気!



たっぷり遊んで、日曜日も開いているショッピングモールへ寄り帰宅。
仕事から帰ってきた玲子と四人でこの日は家の近くのクレープ屋さんへ。ちなみに旦那さんのジロちゃんはこの日まで禅寺合宿で不在。相変わらずストイックな変わらないジロちゃんです。



クレープにはシードルを飲むのが定番なんだそうです。デザートクレープまで全部美味しかったな。



自撮り名人玲子






食後の夜の散歩。このエリア、ほんとに好き。



子供達に促されポーズをとるが



すぐに素に戻る。30年前からこうですね。

続く











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