島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

Jaime(ハイメ)のCooking

2008年02月11日 | Food
今日2度目の投稿。

友人ハイメは私たちの友人の中で一番の料理上手。
新しいもの好きで、今までにいろんな料理を披露してくれた。
ここ数ヶ月、わけあって、料理をする気力がなくなり、我が家へ食事に来るようになったのだけれど、最近元気になり、また料理をしよう!という気になってくれた。
よしよし。

今日は、私のリクエストで魚中心のメニューにしてくれたのだけれど、デザートがね。
写真を見てね。
これ、イタリアのデザートで「Couland」といいます。
一見、普通のチョコレートケーキだけれど、チョコレートにはヘーゼルナッツとアマレットが練りこんであり、これをオーブンで8分から10分、型に入れて焼く。
外側が焼けたかな?と思うあたりで出し、中はまだ半生状態でオーブンから出す。
中まで焼けると、普通のマドレーヌになるので、このオーブン操作が鍵といってよいでしょう。
あつあつのところを食べるのだけれど、自分では作らないこのデザート、美味しかった~
鶏は逃げたけれど、幸せな午後でした。

鶏脱走劇

2008年02月11日 | 日常
金曜日、知人から「3週間鶏預かってくれる?」と頼まれた。知人の家の鶏小屋に、えさをねらってくるねずみが発生。鶏を非難させえさをどかし、ねずみを退治する期間として3週間、という話。
我が家には前のオーナーが使っていた鶏小屋がある。というわけで「持ってきて」と軽くOKした。
やってきたお客は鶏3羽のほか、あひるが一羽、鴨が一羽。
息子は大喜び、私も間近でみる鴨がかわいくて小屋にはりついて観察。

今日、日曜日の朝は、鶏が今日産んだ卵を使ってベーコンエッグを食べ、鶏のいる生活ってなんだかいいわ~とご機嫌な私とだんな。
お昼に、友人ハイメがやって来て、庭でご飯を食べていると・・・・

「コーーーッコッコッコ」
ずいぶん離れている鶏小屋にいるはずの鶏の鳴き声が耳元で聞こえる!

鶏、目の前を横切る。

・・・・・

食事を中断、大人3人で鶏を追う。
鶏は、かなり逃げ足が速い。
大人3人であたふたしていたそんな矢先、ほかの方角から
「コーーーーッコッコッコ」

・・・え?
2羽脱走?

ここで説明するが、鶏小屋の裏には小さな竹やぶがあり、その後ろに石垣があり、それを超えると車道になる。
脱走するにはこの竹やぶに入り、石垣を登るかジャンプするかして石垣の上へ上り、敷地に入るしかない。
鶏のジャンプ力、すごいです。石垣、結構な高さなんだよ。

結局、3羽とも脱走。
捕獲を諦め、鶏の持ち主へ謝罪の電話。
「ああ、そうなったらもう駄目ねぇ。あの石垣、危ないな、と思ったのだけれど、まさか飛ぶとはねぇ」

不思議なことに1羽だけ、小屋へ戻ってきたけれど、2羽は敷地内にいるのか、車道を超え野生化しているのか、姿は見えず。

産みたて卵の目玉焼きは幻となってしまった。美味しかったんだけれどなぁ。