小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

だん吉もムロも行っちやった

2010-02-21 16:21:13 | Weblog
昨日の土曜日、妻は月に2回土曜日に行っている、個人宅のお掃除のバイトへ。最近妻はこのお掃除のある土曜日が結構お気に入りのようだ。午前中はそのお掃除、そして帰宅、ゆっくりランチと美味しいコーヒー、そして坂本竜馬の再放送を見ながらのんびりとした午後を過ごす。

年中動き詰めの妻にとって、月に2回、きっとぽっかり空いたエアーポケットのような午後の半日なのだろう。大好きな読書も進む事だろうし、彼女にとっては体を休める本当に貴重な時間でもあると思う。

いくら元気とは言え妻も僕もアラカン世代、時には思い切って休む勇気も必要だ。

そんな訳で昨日一日お休みだった僕は、お決まりの青灯での釣りへ。前回久し振りに大漁と言える釣果だったのだが、信頼できる情報筋?によると、その翌日からサッパリになってしまったらしい。しかし相手は回遊魚、いつ回ってくるか分からないし、釣りに出かける前は、きっと今日は回ってくるに違いない、そんな希望的観測一杯で出かけるものである。

勿論昨日の僕も気合十分、いつものように前日から餌のコマセ2ブロック購入、8時前には希望に胸膨らませて第一投。しかし、残念ながら噂通り浮はピクリとも動かない。午前中はシマムロ1本上がっただけ。オマケにありがたくないウスバハギがウロウロしているようで、コマセを入れる網の袋をかじられ穴だらけ。持っていた袋3枚ともやられてしまい、最後はその3枚を重ねて使う苦肉の策。

それでも何とかムロ2本やっとゲット。所謂逸れムロと皆がよく言う奴だが、何とかボウズは免れた。

一時期南風が吹き暖かかった父島だが、昨日はお日様も雲隠れ、冷たい北風が吹く寒い一日だった。釣りの方もそのお天気同様お寒い結果に。

どうやらダン吉君と共にやってきたムロ、そのダン吉君と一緒に湾の外へ出て行ってしまったようだ。

自然が相手の釣り、毎回毎回思うように釣れないのは当たり前。何度も言っているが、勿論釣れるに越した事はないが、僕は釣り糸をたれ、何時沈むか分からない海面の浮に集中しているのがとても好きだ。あまり沈まないと集中を欠くことは間々あるけどネ。まあ、とりあえず性懲りも無く、次回も今日は釣れると期待一杯で又釣り糸を垂れている事だろう。

さて、今日は出港日で荷役の仕事。そして今週の土曜日は、例のインフルエンザによる休校の穴埋めで小学校は半日授業、翌日曜日は又オガマルの出港日。と言う事は、次の僕の休みはいったい何時になるのだろう。釣りもしばらくはお預けだ。

写真は、今日のブログとは全く関係ないのだが、以前ハートロックで撮った野山羊。この山羊達、ハートロックの主といった風情で、慌てて逃げる様子も無く、悠然と我々を見下ろしていた。

妻と思わず「カッコイイ!」