小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

WBC

2009-03-10 18:33:30 | Weblog
今日の小笠原は、大荒れの変わりやすいお天気。前線を伴った低気圧が通過して行った様で、午前中は南よりの風がどん吹き。そして鉛色の空がまるで夕暮れかと思わせるほど暗くなった10時過ぎくらいから、土砂降りの雨と強風、まるで台風だ。

防災小笠原の島内放送は、ハハマルの母島出港時間、午後2時から午前10時への変更を告げていた。前線が通過して北風になる前に、追い風となる南風のうちに父島に向かおうと言う事なのだろうか。いくら追い風とは言え、あの暴風雨の中の航海、考えただけでゾッとする。

そんな土砂降りも12時前には雨も上がり、雲間から時折陽射しもチラホラ。しかし北風に変わった夕方は、明らかに空気が入れ替わったようで、小学校からの帰りは肌寒く感じるほど。明日の朝は、寝冷えしないように気をつけないとネ。

所で昨夜は、WBC東京ラウンド決勝、日本VS韓国戦をTV観戦。両国とも第2ステージ、サンディエゴラウンド進出を決めており、そんなに熱くならなくてもと、僕なんかは思ってしまうのだが、TVの解説もそして両ティームの監督もガチンコ勝負の盛り上がり。

御存知ジャパンは前回WBCの優勝国、そして韓国は北京オリンピックの優勝国。今回のWBCで日韓どちらかのティームが優勝と言うことになれば、まさにアジアの野球レベルは世界一と言う事になるのだろうが、果たして今回はどうだろうか。

勿論両ティームとも頂点を目指しての戦いだろうし、これから徐々に状態を上げて行こうと言う時期だとは思うが、一点を争う試合展開の中、少なくとも2回はあった韓国の走塁ミスはいただけなかったし、そのミスにつけ込めないジャパンもどうも物足りなく感じた。

そして原采配、0-1のビハインド、8回ワンアウトからイチローのヒット、そして絶好調2番中島、韓国は抑えの右ピッチャーへスイッチ。ここでジャパンベンチはバントを選択。勿論素人の僕がギャーギャー言う事ではないと百も承知だが、もし僕がピッチャーの立場だったら、ピンチの代わり端黙ってアウトを一つもらえ、しかもツーアウト。「バント美味しい!」と思うけどネ。

0-1の惜敗、1点を争う好ゲーム、永遠のライバルの死闘といえば聞こえはいいが、両ティームにミスの多かった投手戦、と言うところだろうか。次のステップへ良い準備をして、両国の健闘を期待したい。勿論ジャパン、V2目指して頑張って欲しい。連覇の権利があるのは、侍ジャパン1ティームだけだからネ。

写真はブログの内容には全然関係ないけど、昨日の二見港。水色の共勝丸の後ろに白いオガマル。そして山には春霞?

招待状

2009-03-07 07:24:46 | Weblog
気が付けばブログも約1週間ぶりの投稿。3月に入り早1週間が過ぎてしまった。このところの小笠原、風の強い日が多い。しかも南よりの風の日が多く、暖かい湿った空気が流れ込んできて、最低気温も20度前後と、寒がりの僕にとっては過ごしやすい今日この頃だ。

月曜日の入港日、オガマルには450名ほどの乗船客。大学生はそろそろ春休み、そのせいかタラップを降りてくる乗船客は、若い人がいっぱい。島を走り回るゲンチャリのレンタルバイクも、若い人達のグループが目立つ。

そして木曜日の出港日、前日が小笠原高校の卒業式だったと言う事もあり、早くも島を離れ内地に向かう卒業生の見送りで、船待ちは賑わっていた。見送り船には、紺色をベースにしたコスチュームを身にまとった、チアの高校生。そして連合運動会で活躍した風神、雷神の紅白の大きな応援旗。

年度末のいつもの出港日の風景、本当にもうそういう時期なんだな、と改めて実感させられる。これから3月末までの出港日は、こう言う風景が続く事になる。

小学校も卒業式は23日。生徒さん達の登校日も、残す所10日ちょっと。その間、卒業に向けたイベントやその準備、そして新入生を迎える準備と、先生方は大忙し、アッと言う間に今月は終わってしまいそうな勢いである。

所で先日、6年生の女子生徒から素敵な招待状を頂いた。毎年この時期行われている卒業生と教職員の会食会。卒業する6年生たちが準備セッティングをしてくれて、我々教職員を御招待してくれる。今年は10日の火曜日、3時半から小学校の理科室で行われる。

僕にとっては今年で3回目、卒業生達とは3年間のお付き合いと言うことになる。年度年度で移動が日常茶飯事の先生方の職業柄と言う事もあり、いつの間にか小学校でも6番目くらいの古株になってしまった。

勿論、同じ職場に長年いればその経験も蓄積され、長くいることのメリットは大きいとは思う。しかし逆に、慣れ、油断、思い込みと言った事を原因とするデメリットもあるはず。こういった年度替りのイベント、初心に帰り、自分を見つめ直すにはいい機会だと思う。

6年生の皆さん、御招待有難う!喜んで参加させていただきます。そしてとても楽しみにしています。

写真はその招待状。出色の出来と言う評判。写真ではちょっと分かりにくいのだが‘ありがとう’の文字が招待状を開くと、浮き出てくるようになっている、凝った奴だ。


青灯初釣

2009-03-01 15:30:51 | Weblog
オガマルが金曜日出港だったため、この週末は本当に久し振りに妻も僕も完全OFFの土日となった。

昨日の土曜日は、以前から約束していた中学生2人とハートロックへ。つまり我々は2周続けて土曜日のハートロック行きである。この中学生、一人は妻の友人の御子息で、3年生。今回小笠原高校進学が決まりそのお祝い、そしてもう一人は仲の良い友人で2年生。誕生日が近いと言う事でハートロック山歩きの後は、一緒に我家で誕生会も兼ねてのお集まり。妻の手料理でダブルのお祝いと言う趣向である。

そこに今回、昨年のタートロンで知り合ったお巡りさん御夫妻も御一緒。以前からハートロックへの案内を依頼されていて、お互いに都合のよかった昨日と言う事になった訳だ。

総勢6名でいつものペースでハートロック到着は11時前。所が昨日は濃い霧のため、絶景どころか目の前数十メートル程の視界。所がきっと昨日のメンバー全員日頃の行いが良かったのだろう、しばらくすると霧は晴れ真っ青な海に南島、そして遠く母島の姿も確認できる絶好のコンディションに。

ランチはいつもの絶景と、そしてこのところの定番クジラのパフォーマンスを存分に楽しみながらの最高の一時。

夜は妻の友人のお母さんも加わり、合格祝い&誕生会の楽しい宴。休日恒例の扇浦までのジョグ、そしていつものように我家からハートロックまでのトレッキングに帰りは夜明道路周り、またしても30キロのラン&ウォークの後の夕食。最高のパーティーになった事は言うまでも無い。

トランプ大会、最後はケーキにコーヒーのデザートで最高の一日はお開きに。

さて本日、妻との扇浦までの早朝ジョグの後は満を持して青灯でのムロ釣りへ。昨日から餌を購入しており、新装成った青灯での第1投は7時前。それでも日曜日と言う事で既に2人の釣り人が糸を垂れていた。3投目で幸先よくムロが上がり、今日は爆釣の予感。

しかし残念ながらムロの大きな群れはやって来てはくれなかったようで、餌の無くなる2時頃まで頑張って、ムロ8本の釣果。それでも妻と二人食べるには十分で、青灯での初釣はまあまあと言った所。

所で白く綺麗にペイントされた青灯には、きっと釣り仲間の誰かが設置したのだろう、デッキブラシと箒が備え付けてあり、釣が終わった後は掃除しようと言うことらしい。早速僕もデッキブラシで餌の後始末。せっかく綺麗になった青灯、釣り人一人一人のモラルでこの状態を保って行きたい物だ。

写真は昨日の帰路夜明道路の途中で撮った、マルハチの木。真ん中の巨大なワラビみたいな奴食べられたら凄い量だけど、当然の如くダメらしい。