小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

二つのWBC

2009-03-13 18:23:01 | Weblog
爆弾低気圧が通過した後、小笠原は冬に逆戻り。強い北よりの風が続き、空気がすっかり入れ替わってしまったようだ。最高気温は20度に未たず、数日前の最低気温よりも低い状態。

昨日の昼休み、北東の風が強かったが日差しに誘われ前浜ランチ。流石に泳ぐ人は無く、バリトンも「今日は無理」とのんびりランチ。四方山話に花が咲いた。

所で、前回のブログで触れたWBC(ワールドベースボールクラシック)は一次ラウンドが終了、二次ラウンドに進む8ティームが出揃った。日韓両国のティーム状態に?のコメントをしたが、どうやら他のグループの各ティームも調整段階のようで、試合結果だけしか分からないが、思わぬ苦戦を強いられた前評判の高かった国もあった様だ。

そんな中でビックリしたのが、戦前優勝候補の一つに上げられていたドミニカが、オランダに2度も敗れ、一次リーグで敗退してしまったのには本当に驚かされた。先発メンバー全員を現役大リーガーで固めたティームが、ヨーロッパの国に2度も負けるとは、サッカーじゃなく野球だよ。

国を背負うと言う事は、想像を絶するプレシャーなんだろうネ。特に前評判の高いティームほど、一度歯車が狂うと短期決戦では取り返しが付かなくなるのだろう。

日本の二次リーグの相手は、キューバに決定。選手達にとっては、精神的にはむしろ戦いやすいのかも。連覇目指してまずは二次リーグ突破、とりあえず2勝、頑張ってほしい。

そしてもう一つのWBC(世界ボクシング評議会?だっけ)。昨夜はWBCのバンタム級、フェザー級の世界タイトルマッチをTV観戦。子供の頃からボクシング観戦は大好きで、ファイティング原田、海老原の時代から夢中で見ていた。最近は中継も少なく、スポーツ新聞も無いこの島の生活で、ボクシング情報からはすっかり遠のいてしまっていたが、昨夜は久し振りに2試合を楽しんだ。

まずは粟生が挑戦したフェザー級。昨年小差の判定で敗れた所謂リターンマッチ。結果は粟生の完勝。2階級制覇の名チャンピオンとは言え、年齢的にはいかにも下り坂、若い粟生の成長がチャンピオンの強かさ老獪さを上回ったと言う事だろう。

基本的には、カウンターパンチャーの粟生。そのボクシングスタイルは、挑戦者の立場より、チャンピオンとしての戦いの方がより生きる様な気がする。今回の戦いのように、前に出る気持ちを忘れず、相手にプレシャーを掛けながらカウンターを取るボクシングが出来れば、結構行けるのいではと思うのだが。防衛戦を期待したい。

そしてもう1試合、こちらは平成の名チャンピオンと歌われる、WBC世界バンタム級チャンピオン長谷川の防衛戦。相手は南アの世界1位の選手。タイの英雄ウィラポンをKOしての挑戦と言う事で、かなりの強敵との前評判。接戦も予想されたが、チャンピオン長谷川の1R、KO勝利。

タイミングの良い長谷川の左が入ってしまい、それ程ダメージは無さそうだったが挑戦者はダウン。こうなると世界戦初の挑戦者は、完全に飲まれてしまったようで、たたみ掛けるチャンピオンの攻撃をかわす事が出来ず、その後2度のダウンで試合終了。

しかし、チャンピオンのダウンを取った後の落ち着いた攻めは、本当に見事。猛ラッシュでも決まらず、見ているこちらにちょっと嫌な予感が頭をよぎった時、一瞬間を置き、距離を取った後、大きな左のクロスをテンプルに当て、まさになぎ倒した。

大口ばっかり叩いている、どこかの兄弟とは違い、インタビューの受け答えも落ち着いていて非常にクール。次の試合が益々楽しみだ。

写真は昨日の前浜。とりあえず寒かった!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿