小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

大きなプレゼントそのⅡ

2009-05-10 18:40:53 | Weblog
昨日ブログ投稿後のオガマルの荷役は、ビックリするほど積荷の量が少なく、12時から作業を始めなんと1時には終了。「新記録じゃない?」なんて声も出るほど、たまにはこう言う日もなくちゃネ。

せっかくフリーになった好天の土曜日の午後、どうしようか迷ったが「この大潮が今シーズンのラスト」と巷でささやかれているイカ釣りにトライ、最後のアガキだ。青灯の防波堤の上に立ち、夕方まで懸命にしゃくったが、当然の如くと言うか予想通り、全くダメ。どうもアオリには縁が無いようだ。

さて本日、昨日のネットの予報では天気も良く、風も微風、波高も久し振りに1.5メートルとの事。そんな訳で今日は久し振りにカヤック釣に挑戦と決め、昨日イカ釣り空振りの帰り、アミコマセとオキアミを予め購入しておいた。

実は例の冷蔵庫を頂いた小学校の先生が「橋本さん、カヤック良かったら使ってよ」と言う事で、当然の如くカヤックもありがたく頂いてしまったのだ。大きなプレゼントそのⅡと言う事だネ。

先生本当に有難うございました、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

いつものように妻との早朝ジョグを終え、シャワーに朝食、その後手早く準備を済ませ、カヤックを置かせていただいている海洋センター前の製氷海岸を出廷。湾内の釣りのポイント‘シロボシ’に浮かぶブイにカヤックを固定、釣り糸を垂れたのは8時前。

妻はコマセにサビキでムロ狙い、僕はオキアミの餌釣りで本命はシマアジ。先日内地に行った時に購入した船竿のデビュー戦、何とか釣果を上げたいものだ。しばらくして妻の竿がしなった、どうも手応えが軽そう「イヤー、何か変な魚だよ」と妻。変な魚とは失礼な‘オジサン’がゆらゆらと上がってきた。丁寧に外しこれはリリース、因みに釣れた魚を外すのは当然僕の役目。

僕の竿にも当りが、手応え充分、ドラグがジーと音を立てて出て行く。しかし残念ながらばらしてしまった。「下手くそなんだから」と妻、確かにそうだ、面目無い。

その後すぐ妻が綺麗なムロを釣り上げた。「やったね!」本日初釣果、クーラーボックスへ、一気にテンションが上がった。この時この1本が、本日最初で最後の釣果になろうとは、勿論妻も僕も知る由は無い。

その後妻はビックリするほど大きなササヨを上げ、そして丸々と太ったヨツバリを何枚も上げたが皆リリース。僕のほうは大物?と期待させるような竿のしなりの大きなブーちゃん(ブダイ)、そして矢張りササヨと外道ばかり。二度連続でガツンと強い手応えの後一気にドラグが出て、そして5号のハリスがプッツンと言うのがあったが、あれはいったい何だったんだろう?経験の浅い僕には見当も付かない。

と言う訳で、釣自体は楽しめたのだがクーラーの中はムロ1本と言う寂しい結果に。それでも気を取り直し、お昼はお気に入りの境浦へ上陸、ランチに日向ぼっこと充実した日曜日。

実は境浦での午後は、丁度大潮の下げ一杯、ガリガリに引いた岩の上に立ちもしやとイカバケをしゃくったが、これが本当の最後のあがきも空振三振。

写真は、妻が釣の手を休め撮った1枚。正面は二見湾の入り口。