小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

バップさん元気で

2008-06-01 16:04:28 | Weblog
一時は直撃なんて噂も飛び交い、小学校では養生までして備えた台風5号だったが、どうやらその勢力もだいぶ衰え、父島への影響はそれ程でもなさそう。喜ぶのはまたしてもサーファー連中と言う事になりそうである。

ところで昨夜は、ビジターセンターで行われた、アホウドリの婿島での人工飼育の報告会に参加してきた。早朝フリスビー二代目部長のジュンちゃんや、息子の風太のよき兄貴分ユウヤが、スタッフとしてこのプロジェクトに参加していたことも有り、何となく気にもなっていた。そして昨夜は、僕にとって面白いと思えるTV番組も、全くと言っていいほど何も無かったしネ。

報告会のほうは、主催者サイドの方々もビックリするほどの参加者があり大盛況。会場を仕切っていたパーテーションを移動し、椅子を増やしての開始となり、パネリストの山階鳥研の方も気合が入っていたのでは?

写真や時には動画を交えての説明で、アホウドリに関して全くと言っていいほど知識の無い僕でも、このプロジェクト開始の経緯、現状、将来性etc、理解する事ができた。

そして帰宅すると9時過ぎ、荷役仲間のバップさんからTEL。事情が有り急遽今日のオガマルで荷役仕事の後、内地へ帰る事になったとの事。所謂引き上げと言う事らしい。バップさんとは1年足らずの付き合いだったが、荷役仕事では桟橋でのパートナーとして苦楽を共にしてきた(ちょっとオーバーかな)。釣りにマージャン、そして何度かアルコールも。前浜では中年ランチトリオとして楽しく昼休みを過ごした仲だ。

そんなバップさんが島を去ってしまうのはとても残念だが、人にはそれぞれの人生がある。まだ若いし、これからの人生頑張って欲しい。

そのバップさんが乗るオガマルの出港日、天気予報はずばり雨だったが朝方は曇り。いつものように妻との早朝ジョグの後桟橋へ。その頃にはお日様が顔を出し、うだるような暑さ。

午前中の積荷はフルコース。昼食後、午後の積荷を終えた頃、バップさんとのお別れの挨拶を待っていたように、曇り空に変わった空からポツリポツリ。出港時には土砂降りの雨、まさに涙雨と言う奴かも。バップさん元気で、飲み過ぎないようにネ!

写真は昼食後、オガマルの前で。