小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

島一周

2006-09-26 15:44:37 | Weblog
今日は仕事OFF、とりあえず診療所へ朝一で行き目薬をもらう。待合室はあちこちで台風の話題で持ちきり。

天気予報は晴れのち雨、さて今日一日どうしようか、まずは小学校の倉庫に預けてあるウインドの道具一式を前浜のボードラックへ。自転車で小学校へ向かっていたら車の中から「こんちはー」フルヤ君だ、まだこの島にいたんだ、オガマルの欠航で帰りそびれたのかな、それにしても今回は随分長い滞在、おかげで20数年ぶりの台風も経験できた訳だ。

風があればウインドとも思ったが、風ももう一つ、そして変わり果てた前浜やボードラック付近を見ていたら何となく気持ちも乗らない、ウインドはもう少し落ち着いてからにしょう。

ますはウェザーステーションへ、いつもの激坂に加えあちこちに落下物が散らばっておりかなり走りづらい。途中2台ほどゲンチャリで下りてくる顔見知りとすれ違ったが、ウエザーには誰もおらず独り占め。ここの景色も台風のせいで随分と変わってしまっている。

のんびり海を見ながらストレッチしているとジーという虫の声、セミである。日曜日妻とジョギングした時に初めて聞いたのだがこの島に来て2回目、ここではセミの声は秋の到来を告げる鳴き声との事、小笠原もいよいよ秋か、何となく寂しいネ。

次は夜明け道路だ、台風の到来以来通行止めになっており昨日解除されたばかり、随分ひどい状況を想像していたのだが、おそらく道路整備がかなり進んでからの通行止め解除だったのだろう、道路状況は比較的良かった。勿論道路脇の木々はいたるところでなぎ倒されていたが。そしてここでも例のセミの声、はっきり言ってあまり綺麗な鳴き声ではない、どんなセミなのか自転車を降りて探して見たのだがみつかっらなかった。

お気に入りのコペペにも寄って見た、ここの状況はかなりひどい。写真の状況を説明すると、左の木の杭と、右のコンクリートの間は木の杭の高さまで砂で平らにつながっていた、そこの砂が全部波で抉り取られてしまっているのだ。気持ちの良い木陰を提供してくれていた木々もあちこちで倒されている。

そんなコペペだが島の人達が子供連れで何組か午後の一時を楽しんでいた。知り合いのコイケ君も今日は仕事OFFとの事で友人とマッタリ。コイケ君は高校に避難していたそうだが、アパートの部屋の入り口が扉ごと吹き飛ばされていたとの事、扇浦近辺はやはりかなりひどかったようである。

さて横では妻がこの投稿を終えるのを待っている、これから扇浦までジョグ、貧乏暇なしだ!