MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

一足早い「啓蟄」(黄立羽蝶、瑠璃立羽蝶、蜜蜂、土蝗など現れる)

2018年03月02日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


昨日は20℃を超し、今日も15℃という気温でしかも快晴だったため、
枯れ草の中などで越冬してきた昆虫たちが一気に周囲に現れてきた。

巻頭の写真は「黄立羽蝶(キタテハ)」が、
オオイヌノフグリの花蜜を吸っている場面で、
吸蜜中は近づいて撮ることができる。

すでに先週から飛翔する姿は確認できていたが、
越冬地から出てきた当初は警戒心も強く、
草叢などに止まっても、蝶には10mほどしか近づけなかった。

下の写真のように越冬していたわりには傷もないがやや毛深さは感じられる。



瑠璃立羽蝶(ルリタテハ)の日光浴も見ることができた(下の写真)。


オオイヌノフグリの花では「西洋蜜蜂」が花粉集めしている姿があり、


咲き始めている「川津桜」では「日本蜜蜂」の姿も見られた。


枯れ芝の中を歩いていると飛び出してきたのが「土蝗(ツチイナゴ)」で、
自然に同化しているためか、刺激しないように近づくと5cmほどまでに近づけた。


また園内にあるビオトープの「日本赤蛙」の卵塊では孵化が始まっており、
小さなオタマジャクシが蠢いていた。


寒い寒いと思っていたが、自然界はすでに「啓蟄」の候となっている。
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