巻頭の写真は、
水生植物や蓮・睡蓮などが咲く池の、
外部との境界線近くの遊歩道に咲いていた「オミナエシ(女郎花)」。
園内でもあちこちで散見されていた女郎花だったが、
この周辺は「女郎花の散歩道」と名付けても良い程の密集ぶりでした。
萩の小道も満開でした。
「写真の撮り方」に一番迷った花でした。
所々に咲いていた青紫の小さな散房花序で菊科のような花。
一個の花を良く見ると小さな花の集合体で、
花の先端から雄蕊が長く伸びている。
調べてみると、キク科の一族でカッコウアザミ属の、
オオカッコウアザミ(アゲラタムと呼ばれることが多い)でした。
温室も併設されておりさまざまな花が咲いており、
なかでも気になったのは、30年ほど前に台湾で食べたことのある、
「火龍果(英名・dragon fruit)」。
最近は日本のスーパーなどでも販売されているが、
台湾で食べたものより一回り小ぶりのものが多いようである。
で・・・・味は・・・・
印象に残らないほどのものでした。
白い果肉に黒いゴマのような種が満遍なくあったのを覚えています。
園内の「お休み処」の「冷たい甘酒」が楽しみでしたが閉店中。
テーブル周りの落葉などから想像するに、
長い間営業が行われていなかったようです。
猛暑のため訪れる人も少なかったのでしょう。
お休み処の前にあった池はよく手入れされていて美しかっただけに、
冷えた甘酒を飲みながら、ノンビリ・マッタリを楽しみたかった。
この日の唯一残念なことでした。