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MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

青鷺の春の生態(ザリガニ捕食、翼の虫干、睨み付ける様な三白眼、くつろぎ)

2016年04月01日 | あらかると


花爛漫の大町公園に今日も出かけた。
褄黄蝶は例年より頭数が多いようで、
簡単に見つけることが出来、写真も撮り易くなってきた。

山桜があちこちで咲き始め、遅咲きの辛夷との競演も見られほか、
落葉樹の芽吹きも盛んで、一日ごとに色彩の変化がある。

この時期の自然を被写体に選ぶと、一日に100枚や200枚の画像か得られるし、
昆虫達も続々と出現しているので「撮ること」に飽きることは無い。

ということで、いろいろ紹介したいがブログに掛けられる時間は限られており、
今日は「青鷺」をまとめてみた。

まずは巻頭の写真で「ザリガニを捕食した青鷺」。
これまでは泥の中に潜んでいるザリガニの捕食が多かったので、
ザリガニは泥まみれで、今日のような赤いザリガニを見るのは久し振りである。

青鷺の後方のコンクリート造作物は「遊歩道」で、
遊歩道からは1mも離れていない場所での捕食である。


捕食中に何人かが通っていったが、人に慣れた青鷺なので、
逃げることは無い。
通過中のご婦人がその様子に気づいて驚きつつも、
携帯を取り出して撮影を始めていた。
青鷺はいつもより時間を掛けて(大きすぎたのか?)、そのザリガニを飲み込んだ。

普通に青鷺が休んでいるときは片足立ちのポーズが多いが、
両脚で直立するがごとく立っているのを発見。


ゆっくりと正面が見えるまで回り込むと、両翼を前に出して日光に当てていた。
川鵜が羽を干している姿はよく見かけるが、
彼らは水中に潜って魚を捕食するので、羽を乾かすために干しているものと思われるが、
青鷺の羽干しは初見だった。
常連さんの話では「羽ダニを退治」しているのだろうと・・・・。


遊歩道の近くにも拘らず目を閉じ、微動だにせず羽干を続けていた。


その珍しい羽干の姿に3人ほどが立ち止まって青鷺に見入っていた。
そのときに撮ったのが下の写真で・・・・


頭部を確認すると、目を開けておりしかも「三白眼」状態で、
まるで「五月蝿いなあ」と言わんばかりに、こちらを睨み付けているようにも見えた。


下の写真も遊歩道近くで寛いで? 座っていた青鷺。
が・・・
近くを通り「可愛いね」と指をさしていた幼児と母親には、
中腰で立ち上がり「ギィィー」と一声。

幼児の動きやその母親のひらひらとした服装が気に入らなかったのか、
理由は不明だが、見慣れぬものへの青鷺なりの抵抗だったのかもしれない。


今日から数種類の蛾も出始めているが、
背に髑髏の模様をつけた油蝉のような珍蛾「クロメンガタスズメ」もいずれ出てくることだろう。
背を触ったりすると「ジジー」と小さな声で「鳴く蛾」でもある。


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