MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「幻日を撮影中に写りこんだ不思議な虹」と「夕焼け」

2016年10月18日 | あらかると


16時過ぎに南西の空に大気光学現象の「幻日」が発生した。
(幻日=太陽と同じ高度に、太陽の左右にみられる虹色等の輝き)


上の写真を撮った直後に、カメラを縦位置に変えて撮ったのが巻頭の写真で、
大気には存在して居なかった原因不明の虹が写っていた。
しかも、幻日の虹色の配色とは逆の配色だった。
右方向には太陽があり、その光をカメラに受けていたが、
フードを付けているため太陽光のゴーストではないようだ。
不思議な現象だったため、
直後に同じ条件で数枚撮ったが、虹が写り込むことはなかった。

幻日は太陽が傾くに連れて下方に移動してきた。


更に移動して、東京スカイツリーの真上に輝くことを期待したが・・・
16時38分に撮った下の写真を最後に、消えていった。


さらに、16時45分頃からは雲が茜色に焼け始め、
壮大な夕焼けとなった。


日が沈む頃に塒に帰るのが椋鳥の集団で、
カメラを構えていたときに偶然に通過していった(16時52分撮影)


17時ごろには全天が染まり「夕焼けのピーク」となった。
ちなみに今日の日没時間は17時02分で、位置は西南西だった。


日没直後の富士山雄姿。17時04分撮影。


巻頭の写真の縦の虹の原因は掴めていないが、
レンズかフィルターのフレアー(ゴースト)の可能性もあり、
もしそうであれば、意図的に写し込むもできるのだが・・・・写らなかった。


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