MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

上野恩賜公園桜開花情報03-2

2012年04月07日 | あらかると

遅くなりましたが、2012年4月4日に開花の確認された桜-----その2です。

巻頭の写真は「山桜系」の桜。
大島桜の特徴も有るため自然交配種の桜のようです。

「大島桜」
若葉と開花が同時に見られ、若葉は芳香があり、
塩漬けにされて「桜餅」を包む葉として利用される。
ひこばえ(木の根元から生えている若木)の大きな葉が香り高く、
葉を手で千切って少し揉むだけでその香りを楽しむことが出来る。
「桜餅」に使われるのは農家で専用に栽培されている。


「大島桜??」
今年から新たに「オオシマザクラ」の名札が付けられたが、
樹形や密集した花のつき方、その他の特徴が大島桜とは異なる。不忍池岸。


「薄毛大島」
大島桜は花柄が無毛ですが、薄い毛が見られる。不忍池岸。


「雛菊桜」
開花後更に中心が開花するという二重咲きするため、花弁は百枚を越す。
左端の花が、中心部が「蕊」では無く蕾となっているのがわかります。


「紅彼岸」
「江戸彼岸」は白色の花(白彼岸)だが、それと区分するために、
三好学の「桜花図譜」で紹介しているが、
様々な特徴からその紅彼岸と思われる。


「染井吉野」
日本で作出されたといわれるが、
韓国原産説が韓国にはあって未だに謎の多い桜。
単に桜といえば「染井吉野」をさすことが多く、
北海道を除き「桜が開花した」といえばこの染井吉野が咲いたということである。
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