春疾風(はるはやて)

春、日本海側からやってくる低気圧は、
時に暴風雨を引き起こし、春疾風(春嵐)となるが、
この低気圧は台風よりも速度が遅いため、
一日中暴風雨が吹き荒れることがある。

3月31日に続き今日も「春疾風」が日本列島を通過した。
先日は早朝から砂塵を巻き上げるほどの強風が吹き、
昼過ぎには強風のため各地で電車が止まった。


15時過ぎからは更に雨を伴い、
16時には横殴りの暴風雨になった。
そして黄昏が迫る頃、西風から北風に変わり、
暴風雨はやんだ。


そして今日の「春疾風」は風速25mと、台風並みに発達して
全国的に被害が発生した。
当地(松戸郊外)でも夕刻から21時過ぎまで暴風雨が吹き荒れ、
ブログを書いている22時過ぎになっても、
恐怖を感じるような暴風が窓を打っている。

ベランダ側はサッシのガラス戸で、シャッターが無い為、
もしもの場合に備えて、
暴風雨状態に入った17時過ぎには北側の4畳半の部屋に退避していた。

巻頭の写真はその時に撮った写真で、
暴風雨中にも拘らずスーパーに買い物に来る客も見られた。

「虎穴に入る」ほどの時でもないだろうに・・・・