家から見える公園の夾竹桃が例年になく多くの花を咲かせ目立っている。
樹高も桜の木を越すほどで、巻頭の写真のように満開なのである。
夾竹桃は公害に強いことから、街路樹と植えられてきたので、
あちこちで咲いているが、花期が長いことや、
花、葉、枝、根、果実すべての部分に毒があるため、
夏の花「ひまわり」ほどの人気は無い。
また、広島に原爆が落とされた跡の荒野に最初に咲いた花として、
「ヒロシマの花」になっている。
夾竹桃には様々な種類があるようで、私の過去の写真の中からも
数は少ないが、以下のような色の夾竹桃が見つかった。
「白色」
「深紅」
「ピンク」
これも夾竹桃の一種で「プルメリア」
28年前、松田聖子主演の映画「プルメリアの伝説~天国のキッス」で初めて、
「プルメリア」という言葉を知ったが、
当時は第一線で快調に仕事をしていて、映画は興味の範囲外であった為、
「プルメリア」という名詞にはずっと疑問符がついたままで、
第一線を退いた最近になってやっと花の名前であることを知った次第である。