MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

21世紀の森と広場の花(菜花、山茱萸、雪柳、川柳、仏の座など)

2017年03月07日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


昨日今日と寒く雲の多い芳しくない天気が続いている。

昼過ぎに青空が出てきたので、
久し振りに近所の「21世紀の森と広場」へ撮影を兼ねて散歩に行ったが、
園内を半周もしないうちに雲が掛ってしまった。

菜の花(菜花の種類は不明)が満開だった。
まずは太陽を背にして順光で撮影。
写真左上の建物は「公園管理事務所(パークセンター)」


下の写真は菜の花畑全体を逆光で撮影。
写真右上の施設は「里の茶屋」で、定食などを食べることが出来る。


「みどりの里」の小さな梅林ではまだ梅の花が咲いていたが、
梅林の隣ほか数箇所に植栽されている、
「山茱萸(サンシュユ)」が満開を迎えていた。


また小川の縁では川柳が咲き、若葉も芽吹いていた。
で・・・川柳で検索すると、575の川柳(センリュウ)ばかりヒットし、
樹木とか植物とかの用語を加えないと川柳(カワヤナギ)は出てこなかった。


雲が湧いたまま結局は15時過ぎにはにわか雨になり、
にわか雨が過ぎると雲間から夕焼けが見られた。

雲の切れ間であろう都心上空は茜色に包まれ、
都心のビル群はシルエットになった。


巻頭の写真は園内のあちこちで咲いていた「ホトケノザ」、
小さい花ながら模様の美しい花なのである。

コメント

早春の花(河津桜開花、紅白梅、菜の花など)

2017年01月25日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


天気予報では、昨日よりは風が弱く、
日向では暖かさの感じられる一日になる。
ということで、
1週間ぶりに公園散歩に出かけた。

行先は河津桜や梅林、蝋梅の開花状況が気になっていた、
「21世紀の森と広場」だったが、
園内に入ると思いのほか北西の風が強く、
千駄堀池は荒波が立つほどだった。

野鳥は、ルリビタキ、白鶺鴒、オオバン、青鷺、
ダイサギ、カルガモ、ジョウビタキ、ツグミなどが見られたが、
冬鳥よりも、やはり春を告げる花々を紹介します。


まずは巻頭の写真の「河津桜」。

北口から野草園に通じる遊歩道に隣接する、
アウトドアセンターのバーベーキュー広場のなかにあり、
遊歩道からは2mほどの場所にある。

開花していたのは巻頭の写真の3輪だけで、
明日にも咲きそうな蕾が3輪ほど見受けられた。

「みどりの里」では、背丈の小さな野菜が花を咲かせていた。
菜の花の語源は「何の花か分からない」ことから付いたようなので、
とりあえずアブラナ科の仲間と思われる「菜の花」。


「白梅と紅梅」
小さな梅林の紅白梅は全て開花しており、
紅梅(寒紅梅)については満開期を過ぎていた樹もあった。。


「白梅」
こちらのほうは見頃、写し頃でNIKON B700のマクロで撮ってみた。


野草では「蒲公英」


「ホトケノザ」


「瑠璃唐草(オオイヌノフグリ)」


などが咲いていたが、
蒲公英、ホトケノザ、瑠璃唐草は、日当たりの良い環境では通年咲いており、
早春の花には数えられないかも知れないが、
花数を増して成長するのは春で、春告花の仲間と言っていい。

久し振りの公園散歩は風が強かったため、1.5時間ほどで引き上げた。
コメント

越冬蝶「黄蝶」の吸水など

2016年12月21日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


暖かな一日となった。
冬場の外出にはダウンウェアを着用することが多いが、
今日は春秋用の上着で十分で、散歩中はそれも必要ないほど暖かだった。

久し振りの「21世紀の森と広場」へ、NIKON B700だけを持って出かけた。

まずは広角の焦点距離24mmで「みどりの里」の園景を撮り、


望遠端の1440mmで「里の茶屋」を撮って見た。
里の茶屋のガラスに貼ってあるメニューが、
十分すぎるほどの大きさで写っていた。


温かさに加えて快晴だったため、越冬中の蝶などが出てくるものと期待し、
園内を歩いて居ると、最初に発見したのが「ムラサキシジミ」で、日光浴中だった。


次に目の前に飛翔してきたのが「黄蝶」で、
飛んでいる黄蝶を目線で追って居ると5mほど先に止まった。


そして同じ場所で暫く動かなかった。
先日知り合った「毎日公園に来ている」というカメラマンに出会ったので、
蝶の居場所を紹介しつつ20分ほど写真談義。
「あの蝶は何時までたっても動かないね」と、カメラマン、
「もしかすると土の中の水を飲んでいるのかもしれません」と、私。
で・・・・
帰宅後に写真を原寸で確認すると、蝶の頭部からは口吻(吸水管)が伸びており、
想像していた通りだった。(巻頭の写真)

公園のはるか上空を飛行機雲を作りながら旅客機が飛んで居た。
だめもとで1440mmで狙うとピントが合ったので撮影。


これもPCで確認すると、機体が写っており、
昔よく利用した韓国のアシアナ航空のジャンボ機と言うことまで判明した。
下の写真はビクセル等倍でトリミング。


NIKON B700は被写体によってはなかなかピントが合わないことがある。
対象物にピントが合うまで、何度かシャッターを半押ししてピントを確認するのだが、
「黄蝶」は15枚ほど撮って4枚のみか頭部にピントがあっていた。
コメント

散紅葉と飛行機雲と越冬昆虫達

2016年12月05日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


今日の日の出時刻は6時30分頃であるが、
6時ごろには全天が雲に覆われており、朝日を見るのは難しいと思われた。
ところが、
天候は急速に回復し、6時30分頃は上空は青空になり、
雨雲は東の空へと移動していた。

「6時30分撮影の東の空」


「6時40分撮影の東の空」
雨雲が急速に遠のいてゆく状況は、
10分前に撮った上の写真との比較で確認できる。
この頃、東の空の巻雲が黄金色に染まり始めている。


晴れればこの時期の対象となる被写体は「紅葉」と、
陽射しを求めて出てくる越冬中の昆虫である。
ということで、
日用品の購入の都合もあり「21世紀の森と広場」へ出かけた。

家を出るときに上空に見られたのが白く鮮やかな飛行機雲(10時06分撮影)
雨後のため地上の湿度は100%近く、飛行機雲の出やすい条件でもあった。
更に雨雲が急速に移動したように上空は西よりの風が強かった。


上記の飛行機雲は上空の強い風に流れ、
21世紀の森と広場に着く頃には、白いカーテン状に広がり上空を覆っていた。
ここまで広がる飛行機雲は、私にとっては初見で非常に珍しいと思われる。
「10時29分撮影」


公園の楓並木の紅葉は最盛期を過ぎていたようだが、
並木の中を流れる小川は「散紅葉」で彩られていた(巻頭の写真)。
下の写真のような「黄葉」もいい。


晴れて温かさが加わったことから、
日光浴をする「黄立羽(キタテハ)」や「土蝗(ツチイナゴ)」、
ツワブキの花では「花虻」や吸密する「細平田虻」などが確認できた。

「黄立羽」


「土蝗」
指を蝗から3cm程近づけてみたが、全く動く気配を見せなかった。
保護色である枯葉の上に居ることに寄って、
しかも動かないことにより鳥類からは捕食されないのかもしれない。


「細平田虻(ホソヒラタアブ)」



全天が薄い雲に覆われた14時ごろ、日暈と太陽の左右に玄日が現れた。
「13時52分撮影」



閑話休題

私も時折することだが、カメラを持って何かを撮影している人を見て、
「何を撮っているのですか??」と、声を掛けることがある。

今日は私が声を掛けられた。
で・・・目の前にいる「キタテハ」を指差して「越冬蝶を・・・」
その後の写真談義で被写体の対象が私と似ていたことから30分ほど立ち話。

公園散歩を日課にしつつ写真を楽しんでいるようで、
野鳥撮影より(私と一緒で同じ場所で待つことが嫌い)昆虫や花などのマクロ撮影が多く、
「肉眼では知る事の出来ない自然界の驚異」に興味深々だと言う。
コメント

「21世紀の森と広場の紅葉」と「鴨渡り来る」(11月21日撮影)

2016年11月21日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


朝から曇り空で「紅葉撮影」には適していなかったが、
気になっていた「21世紀の森と広場」へ。

大町公園と同様に日当たりの良い場所では紅葉が進んでおり、
「つどいの広場」の東側にある楓の並木は見ごろを迎えていた(巻頭の写真)。
太陽光の演出があれば、さらに感動的な紅葉が見られることと思われる。

下の写真のように、遊歩道に沿って楓が植栽されている。


曇り空の下では鮮やかな色彩を写し取ることが出来ないため、
カメラ設定で「彩度」の調整を上げやや鮮やかさを加えたため、
より肉眼で見た色となっています。


楓並木に沿って湧水が流れており、日当たりの良い表の遊歩道のほかに、
山側の斜面に木々に囲まれた遊歩道があり、
こちらに植栽されている楓は、下の写真間中のように緑色である。
見ごろは例年12月上旬である。


「野草園」に植栽されている、南天の紅葉も進んでいた。
真っ赤な実と紅葉の取り合わせが面白いので、
じっくりと撮りたいものだが、
晩秋のこの時期は撮りたいものが多すぎる。


「千駄堀池の野鳥」
川鵜や中鷺、大鷭や軽鴨などの留鳥(渡りをしない水鳥)が目立つが、
池の中ほどでは数羽の渡り鳥が休んでいた。
写真奥に見える黄葉した「銀杏」が美しい。


「渡ってきた小鴨や尾長鴨」
都立水元公園でもそうであるが、一番早く渡ってきて、
一番遅く帰っていくのが、下の写真で頭が茶色の小鴨である。
胸の白い鴨は尾長鴨のようである。


小鴨や尾長鴨がいつ千駄堀池に渡って来たのかは不明だが、
鴨などの冬鳥が渡ってきたと言うことは本格的な冬の前触れでもある。
コメント