ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

振袖のすすめ

2011-03-06 | ルーマニア・わたしの日常
「いい歳をして、いまだ袖振っている~」と言われそうな振袖姿をご披露中。日本ではもう着ることのない振袖を、外国でのパーティ用やレセプション用に持ち出し♪
 

(フランスでのレセプション、マラソン大会なので男子諸君はジャージ姿だけれど。)
 
もちろん着物のマナーは知っています、日本女性の慶事における第一礼装は、ミスなら振袖・ミセスなら黒留袖。それに準じるものとして、慶事の場合、ミスなら振袖・訪問着・ミセスなら色留袖・訪問着・附下(袋帯)。
 

(マルタでのマラソン大会、レセプション、スコットランドキルトを着こなすスコティッシュと。)

でもこの振袖、が一番派手な赤なので、はっきりした色を好む外国人に受け入れられやすいだろうな、とコスプレ感覚で着ているので、どうぞご容赦を。
 

(フランスでのマラソン大会、表彰式。振袖の上にマイヨ・ジョ―ヌは着られないので、手に掲げています。)

私が海外で着物を着る機会と言えば、日本文化紹介イベントのときと、ラン仲間とのパーティやランイベントのレセプション・表彰式。日本に興味を持っている人たちが集まる日本文化紹介イベントと違って、ランイベントのときには「日本の着物を着た女性を初めて生で見た。」という人も多いです♪
 
この振袖、じつは私がまだ十代のときにライオンズクラブの交換学生としてオーストラリアへ派遣されることになり、現地での正式な表敬訪問やパーティ・イベント用に、日本の正装を、そして外国人が喜ぶような派手な色のものを持っていくように、とすすめられ、母が準備してくれたもの。
 
着付けに技術を要する袋帯ですが、実際、成人式用ではなかったので、海外に持ち出すときに「作り帯」にしてもらいました。帯をいくつかのパーツに切り分け、両端に紐をつけてもらい、それを巻きつけ縛るだけ。そしてその上に出来上がった飾り帯を装着するだけ。だから着付けもあっという間。
 
それ以降、年月を経てずっと和ダンスの中に眠っていた振袖ですが、何度かルーマニアと日本を行ったり来たりするうち、外国に持って行ったほうが良いな、と思って、日本から輸出!もう日本では着られないし。手描き友禅染にさらに刺繍や金箔、銀箔を用いた豪華絢爛な模様はお気に入り。
 

(ルーマニアでのランニングクラブのパーティ。年代の近い男性ランナーと。)

ちょっとしたパーティのときにも、よく着ます(パーティドレスを持っていないので)。この姿で出かけたり長時間過ごすのは大変なので、着物を持っていって、半畳ほどのスペースをお借りして着替え。「作り帯」と言う種明かしをしたように、10分もあれば着替えることできるので手軽♪~外国のパーティはダンスが中心、ダンスタイムが始まると、服に着替えるので、ダンスも楽しめます♪


(フランス、ノルマンディーでは、着物を着た日本人女性を見かけることはまれだそうです。)
 
着物だけが日本文化の紹介ではないけれど、日本らしさと言えば女性の和装。外国へ出られる日本女性の方には、やっぱりお勧めできるものです~必ず「オー、ジャパニーズ・キモノ、ビューティフル!!」と言ってもらえます♪♪

関連記事:
振袖を着ているがゆえか、「ところであの女の子は、いくつなんだい?二十歳くらいかね?」と言われたことも(そのままうなづいておくのはあまりにも厚かましいですが・・・・)。警察学校を振袖で訪問した時のこと、こちらから。


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