ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

『原発くん』、早く元気になって

2011-03-23 | 日本のいろいろ
A Nuclear Reactor Explained by Poop and Farts: Nuclear Reactor Boy's Tummy Ache


英語字幕も付きました、『おなかが痛くなった原発くん』。
先週半ばからこの動画が流れていて、そのなかでは「たぶんこの2日くらいが勝負です」と言っていたけれど・・・事態の好転には時間がかかっています。予想されていたように「野菜への影響」も、水道水や土壌への影響も出てしまいました。
 
当たり前になってしまった豊かさ。被害の無かった土地に住み、被災地に思いを馳せながらもほぼいつも通りの生活をしている私たちから、考えなおさなければならないことかもしれません。

日本の電気の約3分の一は原子力発電に頼っているのです。発電された電気が、備蓄がきかないものであることすら知りませんでした。電気の作りだめって、出来ないのです。
 
こうやって向かっているPCも、電気が通じていて、PC環境が整っていてのこと。便利さに慣れ過ぎているので、なにもなくなってしまったら感じる不便は、インターネットが無かった時代以上のもの。
 
どこにいてもつながるのが当たり前だから、携帯電話さえあれば大丈夫、とみんな信じ切っているから、いっせいに頼り始めると、回線がパンク。電気のアウトプットが無ければ、充電も出来ない。
 
寒いにつけ暑いにつけ、スイッチ一つでエアコン・オン。特に猛暑には、周りのおうちみんながエアコンをつけるので室外機からの熱風でさらに不快指数は上がり、エアコンに頼らざるを得ない都会の生活。(⇔紙と木で出来ている我が家では、つね日頃から扇風機とうちわの生活ですが、林立するマンション住まいだとそうもいかないのは判ります。)
 
スーパーで商品を多い目に買っても、次の日には必ず棚に補給されていたから、その流通の迅速さに安心しきっていました。これも生産工場が無事稼働していて、運んでくれるトラックがあって、道路が通じていて、荷物をおろしてくれる人がいて、翌日営業できる店舗があって、棚に並べてくれる人がいて、宣伝してくれるチラシがあって・・・。たくさんの経路を思い浮かべることをほぼ置き去りにして、買い物をしていました。
 
豊かさを追い求めることばかりしていたので、いま、大変なことに。特に原発の事故、これは人災なのか??~人為的なミスではなく、原子力発電を容認・享受してきた私たちすべての問題。経済発展を求め、豊かさに慣れ切ってしまったこと。いまさら後戻りができないのがさらに問題。

ここまでして成し遂げた経済発展、ここまでしなければ成し遂げられなかった豊かさ。これが求めていた豊かさなの?ほんとうの豊かさって?さらにここから立ち直るのに、しっかり考えなければならないのです。

これも教材:
ブカレストで日本語勉強中の学生たちに送信、『原発くん』の動画~余計に心配をかけたかもしれないけれど。

ひとりごと:
地震から1週間後、福井県の友人に会ったときのこと。原発を抱える福井県内の地域でも同じようなことがあるんだけれど、と前置きしてから~原発の周辺の自治体というのは、国から多大の補助金をもらっているので、いざ原発に何か起こったときでも強く言うことは出来ないんだ、というようなことを語ってくれました。その補助金のおかげで市町村は潤っていているというのです。う~ん、そうなのかな。原発建設予定地になるとみんな万が一の事故のことを思って反対するけれど、国からの優遇策も手厚いはずだよ、と。
 
それにしても今回の事故は想定外。地震&津波による避難、原発事故からの非難、と2重の避難を強いられる住民の方々は大変な思いでおられることでしょう。そして、命がけで原発の手当てをして下さっている方々はわたしたちの誇り、安全と無事と成功を祈ります。

「子供たちの給食袋づくり」ボランティア、2日目:
今日はバタバタしていたので、給食袋づくりは、38枚分のハートを縫い付けただけ。まだ袋の形になっていません。明日また、頑張ります♪
ちょっと大変なのが、その中に一枚一枚、手書きのメッセージを入れなければならないこと。今日、お友達が家に寄ってくれたときに、2~3枚でも書いてもらったらよかった~。これから、友人に出会うたび、2~3枚ずつ、書いてもらおうと思っています♪
元記事はこちらから。


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