ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

海外メディアの報道

2011-03-20 | 日本のいろいろ
地震後、トリリンガル(ルーマニア語・日本語・英語)のルーマニア人女性と話をする機会に、彼女の言葉で知らされたこと~ルーマニアメディアは日本で起こった地震と津波などの災害について、かなり大きく報道しているというのです。
 
彼女は2年前から西日本在住、地震直後からルーマニアのお母さんが心配して電話をかけてきたそうで、そのお母さんの話を聞いていると、かなりハナシが大きくなっているそうな。地震発生から数日は日本のニュースばかりやっていたテレビ放送もあって、お母さんに過大な心配をかけないために、彼女は「ルーマニア語で報道される日本の地震のニュースを見ないで。」と伝えたそうです。
 
彼女は日本での報道を日本語のニュースや新聞で理解し、そしてルーマニアでの報道もチェック。その増幅ぶりに驚いたとか。
 
「私のところは震度3でゆれただけで、なにも被害なし、家族も無事。」と伝えたはずのルーマニア人の友人たちから、わたしのところに何度も繰り返し、心配のメールがやってくるのも納得。
 



「余震が24時間で180回もあるそうじゃない、ヒロコは大丈夫?」~私のいるところまで伝わってきた余震は、15日に静岡で発生した地震だけ。日本列島全体が余震に見舞われているわけではないです。

「原子力発電所が爆発しそう、ブカレストからほど近いわたしの田舎に、ヒロコとヒロコの家族を避難させる場所があるわ。いつでも来てくれていいから。」~原発事故に敏感なヨーロッパ人らしい国外退去奨励ともいえるメッセージ。わたしのいるところでは、まったくそんなレベルではないです。でも友人からもらったその一言で、日本にいる外国人に国外避難をすすめている諸外国があるということをより納得。

「原発が爆発するって!日本国民は大丈夫なの?」と全部まとめて心配してくれる人もいるけれど、水素爆発はすれど、原発が爆発したらそれこそ一大事。それがなぜか、原発が制御不可能になって、爆発は時間の問題、と思われているらしい。
 
伝えるメディアの誇大報道にも相まって、ニュースを受け取る側でも過大に受け取って、憶測が憶測を呼んでいる感もあり。海外ニュース番組でどれくらい過大報道されているのか、国内でどれくらい情報が伝えられていないのか正確には判らないけれど、わたしの友人たちは皆、日本のことを心配してくれる人たちばかり、ありがたいことです。
 

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