ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

クライストチャーチからも

2011-03-15 | 日本のいろいろ
「ちょうどヒロコからのお見舞いの手紙が着いたその日に、日本の巨大地震のニュースが飛び込んできたわ。」、先月のニュージーランド南島・クライストチャーチでの大地震、私もお世話になった人たちがかの地にいます。
 
そのクライストチャーチで、あの大聖堂の尖塔が崩れ落ちるほどの大地震。滞在先で被害に遭われ、犠牲になられた日本人の人たちには本当にお気の毒な災害でした。そして気になるのは、やはりキーウィの友人たちのこと。
 
Eメールがあればすぐに尋ねることもできるけれど、住所しか知らないです。災害直後は混乱しているだろうから、と、今月に入ってから安否確認の手紙を出しました。もちろん自分のメールアドレスも添えて。クライストチャーチ38万市民のうち、7万人が市を離れている、という情報もあって、ちゃんと届くかどうか、とても心配していたけれど。
 
たて続けにメールがやってきました。「私は家も職場も無事で、ラッキーだったけれど。」「僕のところはまだ、自宅を離れているけれど。」「食器やガラス類は全部落ちて壊れたし、2週間ライフラインが不通で不便だったの。」、でも、みんな日本で起こった大地震のことを心配してくれています、「日本の地震は僕たちのところで起こった地震の比ではないよ。」と。
 
おかげで、という表現は適切ではないかもしれないけれど、知り合って13年を経てメールアドレスを交換できて、状況など知らせあい、つながりを感じあうことができました。私たちがNZに思いをはせていたように、みんなが日本のことを心配してくれているのです。

ご縁①:
彼らとの交流が始まったのは1998年のマラソン派遣。姉妹マラソン提携をしている日本のマラソン大会から、クライストチャーチ・マラソンに派遣されたのです。女性ばかり3名が選出され、市民交流も兼ねているので、市民ランナーのお宅に2軒に分かれてホームステイ。日本大使館に勤めていて日本語を話せるキーウィ女性も市民ランナーで、いろいろお世話いただきました。
 
当時はまだ、インターネットが今ほど普及しておらず、手紙でやり取りをしていました。その後も、クリスマスカードなどを交換していたけれど、メールアドレスを尋ねることもせず、ずっと「normal mail」のやり取り。特段、急ぐ用事もないので、旅先からの絵葉書や季節の便りを書き送ったりしていました。
 
ご縁②:
当時一緒に派遣された女性ランナー3名は、今でも友達同士。一人は東京へ、もう一人は九州へお嫁に行って、3人一緒に会う機会はなかなか無いけれど、2人ずつなら出会えます。

今回、NZへ手紙を書いたのも、一人が大阪へ帰省してきて出会うことができて、一緒に1枚のカードをしたためることができたから。クライストチャーチマラソン派遣をきっかけに知り合って13年。だいじなご縁です。

「kiwi」(=キーウィ):
記事中の「キーウィ」というのは、ニュージーランド人のこと。New Zealanderというよりも親しく感じるので、わたしはkiwiという表現が気に入っています。


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