(速報版で結果報告、選手村初日の様子はこちらから、第1ステージに続くレースです。)
翌日午前中の第2ステージ・11.2キロのレースでわたしは飛び出しました。「守りに入らない、前をむいて走る!」、昨日の第1ステージでずっと付いてきてわたしのすぐ後でゴールした女子選手よりも、34秒差で前を行くアリーンとの差を縮める~これがわたしの直感。先のレースでアリーンは後半失速しているので、チャンスあり、と窺ったのです。
飛び出したわたしに、スタート直後からまた後ろに女子が付いてきています、昨日女子3位で、ベテランの部のトップ=マイヨジョーヌを着て走っているアリーン。予想通りです、が、今日のわたしは強気。
二人で併走するうち中間ほどで女子2位のエリカを追い抜き、さらに後半でアリーンを振り切り、ステージ2位でゴール。上の写真、アリーンを振り切った坂を上る途中のわたし。
2戦目でタイム差を縮めたけれど、総合順位は4位のまま、ベテランの部も2位のまま、マイヨはまだわたしのところに廻ってきません。2戦合わせてベテラン1位のアリーンとはまだ19秒の差があるのです。
昨日女子2位だったエリカは大きく失速し、女子総合3位に後退、わたしの7秒前です。とはいえ、女子2位のわたしから5位まで40秒以内差、ひしめき合っています。
ひとつのステージが終わるごとに、マイヨの授与式があります。私はマイヨを着たアリーンと握手~「わたし、ヒロコです。」、アリーンもわたしが追ってきているのを知っています~「次のレースでマイヨは貴女のものね。」
2006年にベテランの部が新設されて以来(それまで女子はクラス分けなしのワン・カテゴリーでした)、一度も誰にも譲ったことのないマイヨ・ジョーヌ。今年初めて、2ステージで落としました。体調不良だったこともすっかり忘れ、私はつねに前を向いて走り続ける!
レースを終えてごろんとリラックス、スロバキアチーム。男子4位・5位、女子2位の選手たち。
広い昼食会場。
レースの会場、サン・ヴァレリーはノルマンディー上陸作戦の中心地。いまではEU27カ国の旗が飾られています。
みんなリラックスしてレースの合間のプチ観光。向かって左端、首位を独走中、アルジェリアのクイデール。右端、イスラエルの25歳、モハメッド。もう一人はモハメッドの従兄弟、第1ステージ完走で早々とレース離脱。
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