ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

すべてピカピカ、地下鉄新線、時刻表つき

2009-05-14 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニア・ブカレストの地下鉄新線、市内の南東部、ニコラエ・グリゴレスク駅からリニア・デ・チェントゥーラ駅。ゆっくり探検~まず地下鉄構内で初めて見るタッチパネルで遊んだり。
 


最新版の地下鉄路線図。新線部分がちゃんと開業していて、計画中の路線(点線表示)がこんなにたくさん。市の北部へ空港線を通す計画もあるのですが、まだまだ構想の段階のようで路線図にも表れていません、いつになるのかな?
 


新線3駅の区間、4.7キロメートルはまだ単線、ひとつの連結車両がピストン運転しているのです。いくつか種類のある連結車両、どれも見事なペイント車両(こちらの写真)。

 

そしてこれは驚き!初めて見る地下鉄の時刻表。駅のホームにも発車時刻を知らせる電光案内板。・・・が時刻どおりに電車がやってくるのはまれで、後れてきたり早くやってきて早く出発したり。時刻どおり運行されているのは、ほんのまれ。たまたま偶然の一致。  



始発と終電の連絡電車の時刻表もあります。これを見るとかなり早朝から深夜まで動いているのがよく判ります。いままでちょっと夜遅くなったとき、終電に間に合うかな、とホームに駆けつけ、そこで乗客が待っていれば「あ、まだ電車、動いているんだ。」などと判断していたものです。

一応時刻表はあるけれど時刻表と電車の発着が一致していないとなると、やっぱり頼れるのは乗客の流れ。人がホームで待っていればまだ電車は動いている、と言う判断になります。と言うよりも、そんなに遅くまでうろうろしないように~。
 


タッチパネルではブカレスト市内の名所案内もあります。これは地下鉄アビアトリロール駅最寄りのヘラストロウ公園。こちらには石灯篭などしつらえた日本庭園があります、その紹介もバッチリ。
 


地下鉄料金もこちらでわかります。先月5日よりまた値上がりし最新版に更新されたのはその2週間後。写真は値上がり前の料金で、値上がり後の料金はこちら。距離に関係なく一度改札を入るときの料金。

• 2回乗車券 - 2.5レイ - (1回券は設定なし)。
• 10回乗車券 - 8レイ
• 月間乗車券 - 25レイ
• 学生月間乗車券 – 12.5レイ
• 1日乗車券 - 5レイ
 
現在1レウ=約34円、値上がったとはいえ公共の交通機関の料金は日本などに比べるととてもリーズナブル。新線が出来てわたしのところは便利になりました。構内もエスカレーター完備。大きな荷物を転がしているとき助かります。
 


でもどこを探しても公共トイレはありません。ブカレスト地下鉄にはまだ公共トイレの設置が進んでおらず、現在はビクトリア駅とウニリ駅(工事中)だけ。日本ではどこでも駅構内に綺麗なトイレ、懐かしいです~。でもこれも料金のうち、だから日本の電車運賃、かなりお高い目。

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