ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ポリス・メトロウ、お仕事拝見(職務編)

2009-05-25 | ルーマニア・ブカレストの日常
前日のエントリー、お気楽編からの続きです。
 
お気楽そうに見えますが、やっぱり警察官は警察官。何かあればどんな輩でも相手にして立ち向かわなければなりません。拳銃もつねに帯同。
 
が、地下鉄構内では警察官といえども発砲禁止。狭く区切られた空間で周りの人に流れ弾でも当たれば大変なことになるからです。じゃあ、拳銃を持っている意味がないじゃないの? 
 
そのとおり、警棒だけで対処しなければならないのです。マイダーリン、そのほかに自分で警報器と電気ショックを持っています。警報器は小さいけれどものすごく大きな音が鳴ります、相手をびっくりさせるため。電気ショックはそこらあたりのお店で売っている素人向けのもの。ピカッと光るので、これも相手をひるませるため。相手は凶器を持っているかもしれないのです。
 
どんな輩が多いの?多いのは物乞い。車内で歌を歌いチップをもらう人~これも物乞いとみなされます。サッカーの試合に熱くなったフーリガン達。地下鉄内・構内での飲酒も禁止。サッカーの試合の前など、ビールを片手にものすごく盛り上がって応援歌熱唱しているグループもあり。この人たちも見つかれば罰則の対象。
 
罰金は50レイから、悪質なものになれば100~500レイ。反則切符を切ることができるのは警察官だけ。でも、物乞いをしている人に罰金を課してもほとんど意味なし。警告で終わることも多いそうです。
 
駅に配置されている警察官と駅と車内を複数で巡回する警備員のおかげで、地下鉄構内での悪質なチンピラ、かっぱらい、金出せ、の類は皆無になりました。ブカレストの地下鉄は安全だよ、と胸を張っているマイダーリンです。


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