ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

心臓をいたわるマラソン大会

2009-05-03 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
ルーマニアの3連休、最終日は「Crosul Inimii」(inimiiはinima(心臓)の複数形、=心臓をいたわるマラソン大会)。年代別にわかれて軽くグループランニング(2~3キロ)、ゴールの400mほど手前から合図に応じてダッシュ、着順を判定します。
 
3年前に参加した時には、「これって心臓に優しいの?急にダッシュをするほうが、危ないんじゃないの?」と思っていましたが、同じ年代の人が揃って走り、最後にゴールめがけて懸命にダッシュする姿、どんな白髪の人でも勇ましく見えます。

5キロを走るレースではゴール前の競り合いのチャンスのない人でも、このレースならゴール間際まで着順判定に絡むこと出来るのです。
 


今年は年代別以外に「チャンピオン部門」がありました。ブカレストの大きな大会で入賞した経験のあるような人はこの部門に引き抜かれるのです。「Doamna(=Ms)ヒロコ、こっちですよ。」、わたしも漏れなく指名に預かりました。

とはいえ、昨日の20キロレースで疲労困憊・筋肉痛、今日のランニングはリラックスのため。ましてやこの大会が無ければ、家にこもってテレビ番になっていること、必至。このイベントのおかげで5キロほどの距離を走ること、出来ました。



多くの年代の人が賞状を手にしてにっこり。紙袋は年代のトップだけの賞品(私は2位でした)。



先立って行われた体重測定や体組成測定に参加していた人も、にわかランナーになり、走りました。自分のペースで無事完走。



一緒に参加したビクター家のエリカ、女の子部門で優勝。気分の良いときはピースサインだよ!



アフターはビールで乾杯。わたしの向かいの若い男性、モルドヴァ共和国の首都キシナウから。



打ち上げに誘ってくださった主催者の一人、ドクター(お医者さま)です。

ルーマニアの隣国、モルドヴァ共和国では:
先月上旬に国政選挙を不正に操作した共産党政権に対する抗議抗争が勃発し、隣接国のルーマニアとロシア、さらにEUも巻き込み、まだくすぶり続けているところ。モルドヴァ共和国は第2次世界大戦まではルーマニア領土でした。1940年に当時のソ連に割譲して以降、ルーマニアに復帰することはありません。(ルーマニア在住者から見たモルドバ共和国、いつか記事にしたいと思っています)



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