ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

コスプレで日本を代表(日本文化祭より)

2009-05-06 | ルーマニア・ブカレストの日常


「わたし、日本に興味があって日本語を習っているの!」と言うルーマニア人の高校生や大学生、よく出会います(私が日本人であることを知って、話しかけてきてくれたりします)。 
 
「何故なの?」、彼らの答えはほぼ100%、「日本のアニメに興味があるから!」
日本のアニメは海外でも超人気。前世紀(失礼!)の「ドラゴンボール」「ポケモン」辺りからブームを巻き起こしているのです。ここルーマニアでもご多聞に洩れず、日本のアニメ人気。もちろんテレビ放送もあり、音声日本語、ルーマニア語字幕。
 
そしていまでは「コスプレ」も日本を代表する日本の文化。「オタク」もそのまま通じます。今週末2日間は「オタク・フェスティバル」と題して、日本のアニメ祭り、Casa Studentilor Bucurest, calea plevnei nr.61にて。メイド喫茶もあるそうですよ!
 


「ルーマニア・アメリカ大学」での日本文化祭、日本人女性による津軽三味線の演奏に続く日本人女性のパフォーマンスは、コスプレ・カラオケ。演目は「キューティ・ハニー」。日本語教師として活躍中の彼女のメイド衣装、日本文化紹介のため日本から持参。そっか~、私も次に持ってくるのは、フリフリのゴスロリ服かな?(←お前サン、トシを考えなされ!)
 
マイダーリン、この写真を見て、
「この子、可愛い。僕、この子に会いたい。」



「あら、ロムンカもこの服、着ているわよ。」、カラオケ・パフォーマンスの後、日本文化体験(!?)で学生もこの服を着てみたのです。
「ロムンカが着ても可愛くないよ、日本の女の子が着るから、可愛いんだよ。」
 
うん、言われてみれば確かにそうかも。メイド服が似合うのはちょっと幼い感じの女の子。日本人はこの雰囲気にぴったり。逆にマリーアントワネット風のゴージャス・ドレスは、ヨーロッパ人によく似合います。

マイダーリン、よく見ていますね~!・・って、このヒト、ロリコンだったの?!

追伸:今日の文化祭を含む一連のイベント情報を、こちらの先生からいただきました、ありがとうございます。


いつもご声援ありがとうございますm(__)m

天照大神の前で踊るルーマニア美女(日本文化祭より)

2009-05-06 | ルーマニア・ブカレストの日常


ルーマニア・アメリカ大学での「日本文化祭」レポート続きます。

浴衣姿の学生達が演じるのは、古事記から、天照大神が岩戸から出てくるところの神話。その前のプロローグ、イザナギとイザナミ、その二人から産まれたスサノオが乱暴を働きそれに怒りを覚えた天照が岩戸に姿を隠すところなども、パントマイムで見事に演じています。
 
解説はまず日本語で。その次にルーマニア語で。ワタクシ、マドモワゼル、これまた恥ずかしながらこのあたりの神話、ずっと以前に読んだっきりでほぼ忘れていたので、熱心な観客となっています。
 


天照が岩戸に隠れてしまったので世の中は闇、悪魔や悪行がはびこり人々を苦しめます。これではいけない、と神々が集まって知恵を絞り、天照が出てきてくれるよう踊りを奉納することに。
 


ジャ=ン、黒幕から現れた踊り子は、セクシー・ルーマニア美女。これには天照も大喜び、私も大笑い、そして天照は岩戸から出てきてもとの平和な世の中に戻りました、とさ。
 
神話の世界なのでおそらく神々は浴衣ではなく白装束に近いものだと思うけれど、日本の着物のひとつ、浴衣で一生懸命演じてくれる姿、嬉しく思います。
 
そして私への教訓、海外で日本を説明するには、もっと勉強しておかねば。古事記は日本最古の書物、だったっけ。


いつもご声援ありがとうございますm(__)m

日本人を題材にしたコント(日本文化祭より)

2009-05-06 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ブカレストでの「日本文化祭」、今日の主催は「ルーマニア・アメリカ大学」(ルーマニア名称Universitatea Româno-Americanăロムノ・アメリカーナ大学)(私立大学)。在籍はほぼルーマニア人ながら、英語が公用語、スタイリッシュな建物で熱心に学んでいる学生たち。私は観客として訪れました。でもせっかくの機会なので観客も着物姿で。

討論会・古事記に題材をとったパントマイム劇(天照大神が主人公、解説は日本語とルーマニア語)・寸劇・日本人による津軽三味線の演奏、日本語カラオケコーナーと盛り上がって行きます。

日本滞在歴4年、というボクダン先生が滞在中の経験をコントにした寸劇。これ、大いに笑わせていただきました。



コントその①:バスの中で携帯電話を使う若者
「ハロー」と大声で話し始めた若者に、後の乗客が「ケータイ(止めてください)」。話し続ける若者に右隣の乗客が「ケータイ、ケータイ(駄目ですよ)」。まだしゃべっている若者に左隣の乗客が「ケータイ(駄目!)」。それでも話し続けている若者を残して、みんな去っていきました、とさ。

コントその②:日本で道を尋ねる・話しかける編
日本旅行中の外国人、地図を持って道を尋ねようとします、「ハロー、チョット、スイマセン。」、英語で話しかけられると、即座に首を振って(=英語、分かりませ~ん)その場を立ち去る日本人。「ハロー、チョット・・・」、次に話しかけた人もそそくさと逃げ出します。英語で話しかけられると、大慌てする日本人でした、とさ。

コントその③:日本で道を尋ねる・積極編
日本旅行中の外国人、英語で「この建物へは右に曲がるといいのですか?」、答える道行きの日本人、笑顔で「イエス!」
「何分くらいかかりますか?」~「イエス!」
「5分くらいですか?~「イエス!」
「15分くらいですか?~「イエス!」
「左へ行っても良いですか?~「イエス!」
「どっちが早く行けますか?~「イエス!」
話しかけられるとなんでもニコニコ顔で「イエス!」と答えてしまう日本人でした、とさ。

コントその④:日本でゴミを捨てる
日本の道路を始めあらゆるところは掃除が行き届いていて、ゴミひとつ落ちていません。又ゴミを道に捨てる人も無く、つねにきれい。でも、日本でゴミ箱を探すのは至難の業(これマイダーリンも来日中に経験済み)。道路で鼻をかんだ外国人観光客、ゴミをどこへ捨てたら言いか近くのお店の人に尋ねます、するとお店の人、手を差し出して「(この中へ)どうぞ。」、「でもこれ、鼻紙。」、遠慮するそぶりの外国人観光客に、お辞儀をしながら「(この中へ)どうぞ。」~親切に彼女が捨ててくれると言うのだそうです、とさ。

コントその⑤:日本のお宅にお邪魔する
「コンニチハ。」、「ようこそお越しくださいました、どうぞ中へ。」~靴のまま上がろうとした外国人、「クツ・クツ」とたしなめられました。日本ではお家に上がるとき、靴を脱ぐ習慣です、とさ。

(ルーマニア語で「クツ・クツ」と言うとそこらあたりの可愛らしいワンコちゃんに愛想を振りまくときに呼びかける言葉。「犬=クイネ、クッツェール」の幼児語でもあります。)

コントその⑥:畳のお部屋で食事をいただく
日本のお宅にお邪魔した外国人、畳の間に通されお食事をいただくことになりました。みんな自分の口元まで器を持ち上げて食べています。もちろんチョップスティック(=お箸)使用。ルーマニアの食卓ではお皿やボウルを食卓から持ち上げるのはマナー違反。
お客人はルーマニア式で器を持ち上げないで食べています。無事に食事終了、みんな立ち上がり別室へ、初体験の正座で一生懸命食べていた外国人、足がしびれて立てなかったとさ。

日本が外国人からどのように見られているのか、と言うのは大いに興味のあるところ。

日本人たるワタクシ、マドモワゼルがこれらのコントに大笑いしている、と言うことは、日本人も認める日本人題材の寸劇、ってことになっちゃうのかな~、と思いつつ、大笑いは止められませんでした。ボクダン先生に座布団10枚!


いつもご声援ありがとうございますm(__)m