昨日紹介しましたコイカルの右にいる2羽はイカルです。
平凡社の「日本の野鳥590」によれば、イカルは留鳥又は漂鳥として九州以北の日本に分布とあります。
北日本(東北、北海道)では夏鳥として繁殖しているようです。
「日本の野鳥590」によれば、繁殖地が北日本と沿海州の一部、越冬地は中国南部の一部なので日本以外で見ることは希な野鳥のようです。
従って外国人バーダーに紹介すると喜んでくれる野鳥でしょう。
イカルは次列風切羽に金属光沢のある薄青色(上の写真に写っています)がありますが、直射日光が無いとそれが判りにくいのです。
こちら直射日光下のイカルですが、構造色なのでその色が見えないことがあります。
上の写真にも移ってるシメが明るい場所に出てくれました。
イカルの魅力は、クチバシの黄色、紺色光沢のある黒い頭部、次列風切羽の光沢のある薄青色、黒い初列風切羽中央にある白斑、中央尾羽根の光沢のある濃青色でしょう。