世界の生息数5千~6千羽程度と推定されるマナヅルの羽ばたき写真と一緒にウイキペディアの記事を紹介しましょう。<・・・>がその引用
<鹿児島県出水市荒崎地方に飛来するマナヅルとナベツルは、既に1921年(大正10年)に天然記念物法により保護を受けている>
<さらに1952年(昭和27年)には、国の特別天然記念物「鹿児島県のツル及びその渡来地」としての指定も受けている>
<マナヅルの繁殖地のロシアでの野火、中国では開発による乾燥化などの影響によって、その生息数の減少が懸念されている>
<また電線に衝突することによる事故死や、渡りの途中にある韓国では農薬を用いた密猟での死亡例もある>
<越冬地の出水市では水田の乾田化やビニールハウスの設置による土地の変化・交通量増加や道路建設などによる影響が懸念されている>
<ナベヅルなど他種も含め、多数の個体が出水市に飛来し過密状態になっていることから伝染病の感染による大量、食物の不足も懸念されている>
<2010年12月には出水平野で高病原性トリインフルエンザにより7羽が死亡。出水平野へのマナヅルの渡来は2001年に3,555羽・2007年に1,059羽と変動はあるが数は漸増傾向にある>
なお今年のマナヅルの渡来数ですが、2月26日の北帰行数2835羽とあるので、3000羽程度が渡来してきていたようです。