6月は撮影対象となる野鳥が極端に少なくなります。そこでMF(マイフィールド)で先月撮影したメダイチドリの姿と、その分布を考察
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図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見るとメダイチドリの繁殖地はカムチャッカ半島やシベリア東部、チベットなど
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越冬地は東南アジア、オセアニア、インド、アラビア半島の沿岸とアフリカ大陸の東岸
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どうやら、メダイチドリはヨーロッパやアメリカ大陸には分布していないようです
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そこでヨーロッパの野鳥図鑑を見るとヨーロッパには分布しない「迷鳥」と記載されてありました
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北アメリカの野鳥図鑑(national geographic field guide to the birds of north america)では「アリューシャン列島西端諸島に分布」とあるだけ
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アメリカ人バーダーでも(アリューシャン列島西部まで行くことが無い限り)眼にすることが無い野鳥でしょう
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そのメダイチドリの群れが大阪市内の干潟にこうして毎年渡来してきます。大集団で飛行する姿は日本伝統のデザイン「千鳥格子」そのもの
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MFでも、ときどき見かける欧米人バーダーが、このメダイチドリを見ると興奮するでしょうね
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