6月は撮影対象となる野鳥が極端に少なくなります。そこで先月撮影したコアジサシの写真と共に、世界アルバトロスデー・シーバードウイークのHPからコアジサシの分布や生態を調べてみました<・・・>が引用部
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日本の繁殖分布<過去には青森県まで分布が確認されていたが、現在では山形県などが北限。全国各地で減少が報告され、46の都府県のレッドリストに記載されており、大半が絶滅危惧I類相当の扱いとなっている>・・・北海道には分布していません
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生態は<繁殖地は河原や砂浜などの草の生えない裸地が中心であり、抱卵しているコアジサシの目線よりも草丈が高くなるようなところでは繁殖しない>
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<コロニー繁殖し、一か所に数十から数百個体が集まる。過去には数千個体が集まるコロニーが確認されることもあったが、近年では稀になっている>
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<裸地であれば、比較的選好性は少なく、礫のサイズなどが営巣地選択に使われることはない。砂浜から玉砂利河原まで幅広いサイズの基質を利用し、時にはアスファルトの上などにも産卵する>
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<魚食性で5~10cmほどの小魚をよく捕食する。魚以外にもエビ類を捕食する事例があるが、数は多くない。東京湾周辺での主な餌はカタクチイワシである>
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<魚食性であるため、コロニーは大きな水辺(海、河川、湖沼など)のそばにつくられることが多く、2km以上離れた場所にコロニーができることは稀である>
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<繁殖後は8月頃に集結して集団で生活する。その後、8月末から9月にかけて渡りを開始。渡りでは南西諸島やフィリピンを経由しながら南下し、マレーシア、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドなどで越冬する>
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<第一回夏羽の時点では繁殖しないと考えられており、2年目以降に繁殖をするのが一般的であるが、第一回夏羽の個体も日本まで渡りをすることがあり、繁殖地の周辺で確認されることがある>
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