先月、MFに渡来してきたキアシシギ(全長25cm)の集団です
手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると繁殖地はカムチャッカ半島及びシベリア東部、越冬地は東南アジアとオセアニア・・・チュウシャクシギが列に侵入
春、越冬地から繁殖地へ渡る途中(秋は逆)、大阪へ旅鳥として渡来します
最近閲覧した野鳥図鑑「台湾の野鳥300図鑑」で、台湾でのキアシシギの状況を調べてみました
<台湾の西側の海岸に多く、彰化、雲林、嘉義、台南の4県に最も多く出現する>
<河口の干潟、海岸の養殖地、塩田などに生息、内陸部に出現することは非常に少ない>
<冬鳥として(台湾で見ること)は極めて少なく、4月下旬から5月上旬までが渡りのピーク>
<シギチドリ科の中では繁殖地へ渡る時期が最も遅い。秋季に南へ渡る際、台湾で観察される数は春に比べると少ない>
大阪への春の渡来は、台湾よりやや遅れ4月中旬から5月中旬くらいでしょう。