先月、いつも野鳥撮影しているMFに多くのハマシギ(全長19cm)が渡来してきていました
5月に渡来するハマシギの腹部には大きな黒斑があるので、他のシギチドリとの識別は容易です
下の写真画面の上半分がハマシギ
大集団が密集した飛行でも相互が干渉しないのは、動体視力が優れているからでしょう
以前も紹介しましたが、鳥類の眼の視細胞にはダブルコーンという特殊な錐体細胞があります
この錐体細胞の働きで飛行集団が近接していても、互いが接触することなく飛行を続けることができるのでしょう
残念ながら人間の視細胞にはこのダブルコーンという特殊な錐体細胞がありません
最近閲覧した「台湾の野鳥300図鑑」には、ハマシギを含む27種のシギ科野鳥が記載されています・・・手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)には51種類
そこに<ハマシギは10月から翌年4月まで冬鳥として渡来、台湾本島で越冬の数が最も多いシギ類>とありました