いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたトウネン(全長15cm)の群れで、飛行方向が違う2グループが混ざっていますね
手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると、トウネンの越冬地は東南アジアとオセアニアの海岸部
越冬地はシベリアとアラスカの最北部で、日本には旅鳥として渡来してきます
手元の図鑑の分布図では台湾での状況が良く判らないので、台湾の野鳥図鑑「台湾の野鳥300図鑑」を見てみました<・・・>がその引用部
<トウネン漢字で紅胸濱鷸(シギ)。台湾で最もよく見られる小型のシギ科の野鳥>
<干潟、河口や海岸近くの養殖場塩田などに生息し、他のシギ科鳥類と混群し採食する>
<冬鳥として彰化、嘉儀、台南に多く、その他の県では少ない>
<9月から翌年4月まで普通に旅鳥や冬鳥として渡来する。春の渡りの数は秋の渡りの数より多い>
<ほとんど1年中見られるが、6月から8月の数は少ない>ということで、台湾南部の海岸でよく見ることができる野鳥のようでした。