コロナの影響で散歩する人が殆どいない近所の干潟に、渡り鳥が次々と飛来してきています。
やや大型で腹部に黒斑があるのはハマシギ、小型で純白な腹部はトウネンでしょう。
ハマシギは環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定された野鳥です。・・・干潟のアオサギの前を飛ぶハマシギ達
飛行する野鳥にカメラのピントを合わせるのは難しいのですが、この写真は何とか野鳥に合っていますね。
図鑑(日本の野鳥590)によればハマシギとトウネンの越冬地はかなり違うようです。
アメリカの図鑑(SHOREBIRDS)によれば、ハマシギの越冬地は中国南部と台湾および日本南部とあります。
クチバシの長いのがハマシギ、体が小さくクチバシが短いのがトウネン。・・・少し大きめにトリミング
一方、トウネンは東南アジア、インドネシア、オーストラリアとハマシギの越冬地よりもかなり南方で越冬するようです。
その両者が大阪に同時に渡来してくるのはどこかで合流しているはずです。