コロナによる非常事態宣言で人気の少ない大阪市内の公園には、渡り鳥が次々と渡来してきています。
遠くてどういう野鳥かよく判りません。
今の時期ならキビタキのメスかコサメビタキ、エゾビタキ、サメビタキのどれかでしょう。・・・体に比べて眼が大きいよう。
クチバシと腹部を見れば識別できるのですが、・・・次第に近づいてきました。
下クチバシの基部が黄色いこと、腹部が淡い灰色であることで、コサメビタキということが判りました。
キビタキのメスの背中はオリーブ色(緑がかった灰色)なので、背中が灰色をしたコサメビタキと識別できます。・・・飛び出す寸前
コサメビタキの腹部は明るい灰色ですが、エゾビタキとサメビタキの腹部には暗褐色の斑があるので、クチバシの色がよく判らなくてもコサメビタキであると判ります。
真横に飛び出し、ほぼピントが合っていましたが枝被りが残念。
東南アジアで越冬したコサメビタキは、今の季節に日本に渡来し全国の落葉広葉樹林で繁殖するようです。