近所の干潟にチドリの仲間のメダイチドリ(全長20cm)が渡来してきています。
東南アジアで越冬し、繁殖地の千島列島、カムチャッカ半島などの極東地域に渡る途中、大阪に立ち寄る旅鳥です。
下の写真の中央2羽と左端がメダイチドリ、足の黄色い後ろ向きはキアシシギ(25cm)、右はトウネン(15cm)
下の写真には7羽のメダイチドリが写っています。右端の飛んでいるのはトウネン
2羽のメダイチドリが飛び出しました。右端は西行法師の和歌に登場するチュウシャクシギ(全長42cm)
江戸時代前期にはシギとチドリの区別が無くメダイシギと呼ばれていたようです。・・・ここから飛び出したメダイチドリが着地する瞬間の連続撮影。右はキアシシギ。
メダイは目大のことで、他のシギより目が大きくみえることからでしょう。・・・メダイチドリの翼の裏側は白から薄いグレーで、飛行中は純白に見えます。
写真の成鳥は、黒く幅広い過眼線のために眼が大きいかどうかよく判りません。・・・体長の大きいキアシシギに遠慮して、そのやや下部に並びました。
しかし、秋に渡来する際の冬羽を見れば目大と呼ばれる理由がよく判ります。