前から一度行ってみたいと思っていた葛城山(959m)にやっと出かけるチャンスがやってきました。
近鉄電車の御所駅で下り、奈良交通バスでロープウェイの葛城登山口駅へ、そこから奈良盆地を展望できるロープウェイに乗り込みます。
正面の小山は畝傍山、その左が耳成山、畝傍山の右下が御所市、畝傍のはるか先は三輪山
1967年に開業した葛城山ロープウェイは、全長1421m、標高差561mを6分かけて一気に上昇します。
ロープに重なる耳成山の左は天理市、その左は奈良市
ロープウェイ山上駅を出るとすぐ葛城天神社の鳥居があり、その前から山上に向かって遊歩道が伸びています。
霧に霞む遊歩道を20分くらい歩くと、葛城山自然ツツジ園を見はらす展望台です。
葛城高原ロッジのHPに、「ツツジは満開を過ぎています」と出ていたので覚悟していましたが、予想以上の落花でした。
ツツジ園の回遊路
それでも何とか満開の花を見つけ、クローズアップ写真を撮っておきました。
葛城山ツツジ園のツツジの多くは朱色のヤマツツジですが、中にピンク色をしたミヤマツツジの株もありました。
ミヤマツツジの花は、朱色のヤマツツジよりも大きく、鮮やかなピンク色が特徴です。
もう1週間早ければ、満開のツツジを見ることができたと思いますが、薄い霧に覆われた幻想的な山の風景もなかなかのものでした。