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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



今回の東京旅行の目的地の一つは、映画「男はつらいよ」の舞台となった柴又帝釈天です。

正式の山号は経栄山題経寺



ホテルを8時20分にチェックアウトして地下鉄国会議事堂前駅まで20分、そこから東京駅に出てコインロッカーに荷物を預けます。

帝釈天参道の賑わい



東京駅からは山手線日暮里で下り、京成電車のホームに上がると、ちょうど柴又直通の電車が入ってきました。



その電車に乗ること20分で、柴又駅に到着、駅前にはおなじみの「フーテンの寅さん」の銅像が。



駅前から伸びる参道の両側には、名物の草だんご屋などが軒を連ねていて、ちょうど帝釈天の縁日「庚申の日」(寅さんの日)だったせいか10時前なのに大勢の参拝客が歩いています。



だんご屋の中には、有名な高木屋さんや、とらやさんがあり、とらやさんの店頭には映画「男はつらいよ」の1回から4回まで撮影に使われたと出ていました。



参道の突き当たりには、立派な二天門が建ち、その正面に帝釈天の帝釈堂が配置されています。



京都、奈良の寺院を見馴れている人には、柴又帝釈天(正式の山号は経栄山題経寺)の境内は狭く感じますね。



帝釈堂の右には本堂、本堂裏手に大客殿などが建っていて、建物の大部分は、明治以降の建築なので空襲を免れたようです。

本堂



柴又帝釈天(経栄山題経寺)は、1629年に開設され、1783年頃に出た9世住職の頃から江戸で知られるようになったというので、歴史としては比較的浅い(230年くらい)寺院です。

帝釈堂



その寺院がこれほど全国から観光客を集める有名寺院となったのは、山田洋次監督が古い東京下町のイメージが残る柴又を映画の舞台としたからでしょう。



帝釈堂に上がってみると、欄間の見事な彫刻や天井の迫力ある龍の絵が立派に保存されていて、このまま300年くらい経過すれば、この堂は重文に指定されるかも知れません


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