広州のT苑に転居後、最初の金曜日に中国語のレッスンを早めに切り上げ、近所の足裏マッサージ店「天河足泰服務中心」に中国語の先生の高君と入ってみた。
高君に通訳してもらって、マッサージ料金を聞くと、70分のコースが午前11時から午後6時までは白天(昼間)割引で38元、6時以降は45元(600円)とのこと。
この白天(昼間)割引は土日でも同じということらしい。
入口にいた小姐が2階に案内してくれたが、入ったのが夜の8時過ぎだったので客室はまだ閑散としていた。
後で聞くとこの店は午後9時頃から込み始め、朝の2時まで営業しているらしい。
案内された衝立で仕切られた部屋は3台のマッサージ椅子とテレビが置いてあり、テレビではやかましい戦争劇をやっている。
部屋に入ってすぐ男性店員が、薬草入りのお湯の入った桶を持ってきたので、その中に両足を入れる。
ジャージ姿の若いマッサージ小姐が、マッサージを始めてくれるが、さすがにプロというべきか、若い女性なのにすごい力である。
通訳の高君には、もう帰ってよいというのに、中国語のレッスンが30分早く終わった分だけは通訳しますと言って、なかなか帰らない。
高君が、無料の果物があるがいりませんかと通訳してくれたので、それを頼んでみたが、マッサージを受けながら食べるというのは実に難しいものである。
高君がいると肝心のマッサージのほうにどうも集中できないので、通訳をすると言って頑張る高君になんとか帰ってもらい、ようやくマッサージをゆっくり受けることができるようになった。
まずは上半身の肩から背中、次に腕から手のひらを左から順に揉んでもらい、上半身が終わったら片足を桶から上げて、これも左から順番に揉んでもらう。
足裏のツボを強い力で押さえるマッサ-ジはさすがに痛いが、これを我慢すると後で体が軽くなる開放感が味わえるのでじっと我慢する。
最後に片足ずつ新しいお湯で濯いでくれて、タオルで丁寧に拭き、靴下まで履かせてくれて終了であった。
店に入ってから70分、マッサージを始めてからは65分くらいであったが、最初の説明通り45元(600円)の支払いであった。
今度は昼間に来て格安の38元(500円)のコースか、足裏と全身マッサージの2時間コース76元(1000円)に挑戦してみたいものである。
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