ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

最後の本物のランドクルーザー

2014年10月18日 | LANDCRUISER

では、質問です。

 

 現在、(と、言っても2011年の事ですが)世界で一番ランドクルーザー60の比率が多い街はどこでしょうーか?

 

 ...そんな街が、この世界のどこかに存在するんですかぁ?

あのーっ、ひょっとしてそれ、

ランドクルーザー70系の間違いじゃないのですか?

 

 い、い、え、ランドクルーザー60です。

 

 あなたの(ぼくも)知らない世界があると思っていいのですね。

 

 Overlanders' Handbook の著者である クリス スコット氏によると、彼の 北アフリカ サハラ砂漠の旅で、そんな街が実際に存在する事を証している。そこはアルジェリアのジャーネット(Djanet)という街である。サハラ砂漠の中にある人口1万5千人のオアシスの街。標高1千メートル、年間を通じて日中気温が30℃を越す乾燥した暑さが続く。そしてその町で走っているクルマの半分はランドクルーザー60(おそらくディーゼル)であり、そして、そのランドクルーザー60のほとんどが走行距離は軽く50万キロを超えている。

 

ジャーネットの街とランドクルーザー

 上記の内容を裏付ける光景のビデオが有りましたので貼って置きます。

 

 スコット氏によると、初期型(60 Series Early Station Wagon) ランドクルーザー60系は Last of the real Land Cruiser(最後の本物のランドクルーザー)と、トヨタトラック支持者達から呼ばれており。その理由は、Uncomplicated toughness (シンプルで非常に丈夫であるからだ)。そして、その60の思想的流れを相続しているのがランドクルーザー70系であると説明している。

 トヨタ自動車が製造したランドクルーザーは全て本物のランドクルーザーである事は間違いありません。同時に、サハラ砂漠の過酷な生活環境の中で生活している当地の人々(トレアグ族)にとって、最後の本物のランドクルーザーとはランドクルーザー60だと、使い続けた結果から述べています。また、実際にはスコット氏やトレアグ達がそう述べているだけではありません。街を走るクルマの半分がランドクルーザー60であるという実態がそう述べているのです。

 

 ロクマルは、最後の、本物のランドクルーザー

 ランドクルーザーとは何か?

 僕の中では、一歩進んだ理解となった。

 


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1 コメント

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良いですね~ (fj62Nagano)
2014-10-19 20:54:49
そんな評価があると、心の中で自慢しながら乗ります。

日本の交通事情がもう少しラフなら、BJ60に乗りたいなあ…。憧れの鈍足ロクマル
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