最近読んだアメリカの四駆雑誌のコラムにこの様な事が書かれていた。四駆のドライビング テクニックについての解説本で次々と新たらしいバージョンが生じてくるのはなぜか?という事についてである。それは最近の四駆が様々な電子制御機能を持っており、その機能に対しての解説が追加という形 (アップディト)で生じる結果であるという事である。例えば、一つのモーグルを走破するのにランドローバーのシリーズⅢとニューディフェンダーでは操作が異なる。ニューディフェンダーはセンサーや小型カメラが補助的な役割を果たす事になる。認識しておくべき事は、ベーシック オフロード ドライビング テクニックそのものは固定的であるという事。我々読者が誤認するのは時代と共に オフロード ドライビング テクニックそのものが進化し変わり続け変動的なものであるという誤解である。
確かに、スマートフォンが普及した現在においてはそうではなかった時代と比べて、情報やマッピング、通信等の付属的な分野においては技術が向上したのでその変化を受け入れざるを得ないであろう。近年の四駆のドライビング解説書においては時代の先端をカバーする意味で電子制御についての解説も取り入れられているが、それらは時代と共に変化するおまけの部分である。時代が進む事によって新しい四駆のドライビング解説書が世に出てくるが、ベーシック オフロード ドライビング テクニックそのものは固定的で保守的でほとんど確定されたものである。
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